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ASTRONAUTとは?お手頃ローンチパッドの参加方法ガイド

こんにちは、薬学生です。今回はAstronautを紹介したいと思います。ずばりAstronautはIDOに参加するために必要な資金が少なく、お手頃なローンチパッドになります。また、Astronautは…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

今回はAstronautを紹介したいと思います。ずばりAstronautはIDOに参加するために必要な資金が少なく、お手頃なローンチパッドになります。また、AstronautはBSC・Polygon向けのローンチパッドになります。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

今回はそんなAstronautのシステムや、IDOに参加する方法を調べましたので紹介していきます。

なお、ローンチパッドにつきましてはこれまでいくつも記事を書いておりますので気になる方は合わせてチェックしてみましょう。

Astronautの魅力

Astronautの魅力としては、IDOの参加に必要な資金が比較的少額であることだと思います。具体的に言いますと、Polygon版だと1,000$pNAUT(100ドル程度)で確実にIDOに参加することができます。また、BSC版だと400$NAUT(400ドル程度)でFCFS(早い者勝ち)ラウンドに参加することができます。

Astronautの注意点

個人的に、以下の2点に注意する必要があると思います。

  • BSCとPolygonで参加条件が違う
  • 知的財産権的に怪しいプロジェクトを開催することも

まず、AstronautではBSC版とPolygon版でIDOの参加条件・参加方法が異なっています。後ほど詳しく紹介しますが、公式サイトなどの説明も少なめですので注意が必要です。

2つ目として、知的財産権的にかなりグレーなプロジェクトのIDOを開催しているという点があります。具体的には以下のツイートの通り、Ninja’s worldという、明らかにNARUTOを模倣したプロジェクトのIDOを開催していました。

Ninja’s worldに関するアナウンス Astronaut公式のTwitter 2021/12/02

もちろん、Ninja’s worldがNARUTOと知的財産関係で話を通してある可能性も(まずあり得ないですが)ないとは言い切れず、Astronaut自体が知的財産権を侵害している訳ではありませんが、そうしたプロジェクトのIDOを開催するということは、ローンチパッドとしての品位を下げてしまう行為だと思います。IDOへの参加は十分注意して行うようにしましょう。

$NAUT/$pNAUTの購入方法

では$NAUT/$pNAUTの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事がたくさんあるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

$NAUTの購入方法(BSC)
  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHや$XRPを購入
  2. BINANCEなどのウォレットに仮想通貨を送金
  3. BINANCEで仮想通貨を$BNB(BSCの通貨)にコンバート
  4. BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットに$BNBを送金
  5. MetaMaskをApeSwapと接続
  6. $BNBをApeSwapで$NAUTにスワップ

なお、$NAUTのチャートについてはこちらから確認することができます。また、$NAUTは購入枚数の4%が自動的にバーンされる仕組みとなっておりますので、必要枚数より少し多めに購入する必要があります(例:1,000枚購入する場合は、1,045枚程度を購入)。

Token Ticker: NAUT
Contract Address: 0x05b339b0a346bf01f851dde47a5d485c34fe220c
Chain: Binance Smart Chain(BSC)

$pNAUTの購入方法(Polygon)
  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHや$XRPを購入
  2. BINANCEなどのウォレットに仮想通貨を送金
  3. BINANCEで仮想通貨を$MATIC(Polygonの通貨)にコンバート
  4. BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットに$MATICを送金
  5. MetaMaskをJetSwapと接続
  6. $MATICをJetSwapで$pNAUTにスワップ

なお、$pNAUTのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: pNAUT
Contract Address: 0xca469963a030a3670ed76832a6a181d280af108d
Chain: Polygon Network

IDOの参加方法

それでは、IDOの参加方法について説明していきます。

なお、Astronautでは基本的にKYC(本人確認)は必要ありません。ただ、ローンチするプロジェクトによってはKYCを要求される場合がありますので、常に最新情報をチェックするようにしましょう。

BSCの場合

BSC版のIDOは以下の3つのラウンドに分かれています。

  1. WHITLIST:Gleamの抽選で当選したユーザーのみ参加可
  2. ASTROSHOT:$NAUTホルダーのみ参加可
  3. ASTROCKET:誰でも参加可

WHITLISTラウンドは、Gleamのタスクをこなすことによって参加することができます。個人的に、Astronautはマイナーなため当選しやすい印象です。なお、Gleamはリファを友人に紹介した方がよいかどうか考察した記事もありますのでよければお読みください。

ASTROSHOTラウンドは、$NAUTホルダーのみがFCFS(早い者勝ち)形式で参加することができます。まず、$NAUTを必要枚数購入し、ウォレットに入れておきましょう(Astronautのサイトでプールする必要はありません)。購入の仕方は前の項目で記載した通りです。また、BSC版では以下のTier制度を採用しております。Tierが高いと購入できるトークンの上限が高くなります(例:GALAXYが$800ならMOONは$53)。詳しくはこちらの記事(英語)を参考にしてください。

ASTROCKETラウンドは、誰でもFCFS形式で参加することができます。なお、ASTROCKETラウンドはASTROSHOTラウンドまででトークンが売り切れなかった場合にのみ開催されます。

Polygonの場合

Polygon版は、BSC版と異なりアロケーション(割当て分を確実に購入できる)形式を採用しています。具体的には、以下の2つの方法でアロケーションを獲得できます。

  • Gleamで当選する
  • $pNAUTを購入してステークする

Gleamについては、BSC版でも紹介しましたが、SNSタスクをこなすことによって抽選に参加することができます。

$pNAUTのステークについては、Tier制度を採用しています。MOON・MARS・STAR・GALAXYの4つのTierがあり、一番下のMOONのTierは100ドル程度ですので、比較的お手頃にIDOに参加することができます。

おわりに

いかがだったでしょうか。以上でAstronautについての紹介は終わりになります。Astronautはお手頃に参加しやすい分、大きなリターンは見込めない印象です。ただ、中には面白いプロジェクトもありますので、しっかり調べた上でIDOに参加するとよいのかなと思います。

【MoonEdge(ムーンエッジ)】Polygonローンチパッドの参加方法まとめ

こんにちは、薬学生です。 みなさんMoonEdgeをご存知でしょうか。こちらは、Polygonのローンチパッドになります。 MoonEdgeではコミュニティアカウントを作っておけば、毎回GleamなどのタスクをこなさなくてもIDOの抽選に参加することができます…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんMoonEdgeをご存知でしょうか。こちらは、Polygonのローンチパッドになります。

MoonEdgeではコミュニティアカウントを作っておけば、毎回GleamなどのタスクをこなさなくてもIDOの抽選に参加することができます。一度アカウント登録して放っておけばいいので楽チンですね!

今回はそんなMoonEdgeのコミュニティアカウントを紹介していきたいと思います。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDO/IGOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

なお、Polygon上のローンチパッドをまとめた記事もありますので、合わせて確認してみましょう。

MoonEdgeのコミュニティ参加方法

それでは、コミュニティアカウントの作り方について紹介します。具体的には以下の6ステップになります。なお、公式の英語記事もありますのでそちらも必要に応じてチェックしてください。

  1. MoonEdgeのサイトを開く
  2. ウォレットを接続する
  3. ウォレットのアイコンを選択して「Community Account」を選択する
  4. ウォレットの所有権を証明する(ガス代不要)
  5. Telegram・Twitterアカウントを接続する
  6. MoonEdgeのTelegramグループTelegramアナウンスチャンネルTwitterを登録する

それでは順に見ていきましょう。

1 MoonEdgeのサイトを開く

MoonEdgeのサイトはこちらになります。サイトはこんな感じです。

2 ウォレットを接続する

サイト左上の「Connect Wallet」を選択して、ウォレットを接続します。

3 ウォレットのアイコンを選択して「Community Account」を選択する

まずウォレットのアイコンをクリックします。

以下のようなポップアップが出ますので、「Community Account」を選択します。

4 ウォレットの所有権を証明する

「Verify wallet and Create account」を選択します。

以下のような画面が出ますので「Sign」を選択します。なお、このサインにはガス代など手数料はかかりません。

5 Telegram・Twitterアカウントを接続する

以下のような画面に移りますので、「Log in with Telegram」・「Link Twitter」を選択してTelegram・Twitterを接続させます。

6 MoonEdgeのTwitter・Telegramを登録する

Telegram・Twitterを接続すると「Linked」という表示になり、赤色で囲んだ通りタスクが表示されます。MoonEdgeのTelegramグループTelegramアナウンスチャンネルTwitterを登録しましょう。最後に下部の「Verify」を選択します。

以下の通り、緑色で「Verified」と表示されればタスク完了です。タスクが完了しているかは、抽選の際に最終確認を行うとのことですので、間違えて登録を解除しないように注意しましょう。

また、抽選の際には、当選確率を高める追加タスクが表示されるとのことですので、時間のある方はそちらのタスクもこなしても良いですし、手間だと感じる方は、以上の6ステップを完了させて放置しておくのも手だと思います。

おわりに

以上でMoonEdgeのコミュニティアカウントの作成方法についての説明を終わりたいと思います。今回はさらっと記事にしましたが、実際にIDOが開催される時の流れや、普通にステーキングによりIDOに参加する方法についても、後日追加していき、内容を充実させていきたいと思います。

【Solanium】SOLANA最大手ローンチパッドのIDO参加方法まとめ

今回はSolanaの最大手ローンチパッドのSolaniumについて紹介したいと思います…

更新:2022/02/14

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんSolaniumをご存知でしょうか。こちらは、Solanaにおいて最大手のローンチパッドになります。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDO/IGOを実施する)時に利用されるプラットフォーム。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当する。

また、SolaniumはトークンをステークしていないユーザーでもIDOに参加できるチャンスがあります。今回はそんなSolaniumについて、IDOの参加方法を紹介したいと思います。

そのほか、Solana上のローンチパッドについてまとめた記事も書いております。そちらもぜひ読んでみてください。

Solaniumとは

まず、簡単にSolaniumについて紹介します。

Solanium
Solaniumは、2021年12月11日時点でTwitterフォロワー数52万人超のメガローンチパッド。トークンはSLIM。Tier制を導入しており、ステーク枚数×ロック期間でTierが決定する。SNSタスクをこなすことで、Tierを獲得していなくてもIDO参加のチャンスがある。

個人的に、Solanaにある一番メジャーなローンチパッドだと考えています。12月には7個以上のIDOが予定されており、この開催頻度もSolanaのローンチパッドの中だと高い印象です。

SolaniumのIDO参加方法

それでは、IDOの参加方法について紹介します。Solaniumでは、StakingプールとSocialプールの2種類のプールがあり、それぞれ参加方法が異なります。順番に見ていきましょう。

Stakingプール

Stakingプールには、SLIMなどを必要枚数ステークして、Tierを獲得することによって参加できます。

まずTier制度について紹介します。Solaniumには、以下の5つのTierがあります。ギリシャ神話の神々の名前が付けられていますね。

TIERTIER名意味抽選/確定必要xSLIM枚数
1GEBゲブ
大地の神
抽選100
2KHEPRIケプリ
日の出の神
抽選1,000
3RAラー
太陽の神
抽選5,000
4HORUSホルス
天空の神
確定10,000
5KHONSUコンス
月の神
確定50,000
SolaniumのTier表

ここで必要となってくるのがSLIMではなくxSLIMである点にご注目ください。この点が、SolaniumのTier制度の面白い仕組みである、『ステーク枚数×ロック期間』という点に繋がってきています。

どういうことかと言いますと、xSLIMを入手するためにはSLIMかSLIM-SOLのLPトークンをステークする必要があるのですが、受け取れるxSLIMの枚数はロックする期間で変わるシステムになっています。具体的には、以下の計算式に基づいて受け取れるxSLIMの枚数が確定します。

受け取れるxSLIM枚数 = ステークするSLIM枚数 × ロック日数/365日 ×2.5(SLIM-LPの場合)

簡単なシミュレーション例を以下に載せておきます。なお、Solaniumのサイトにおいてシミュレーションを行うことが可能ですので、購入前にそちらで確認してみましょう。Tier制度の詳細についてはこちらの英語記事が分かりやすいかと思います。

  • 1SLIMを365日ステーク→1xSLIM
  • 1SLIM-LPを365日ステーク→2.5xSLIM
  • 365SLIMを30日ステーク→30xSLIM
  • 365SLIM-LPを30日ステーク →75xSLIM

IDOに参加するためには、プロジェクトのページで「Register for Whitelist」を選択します。

もし、Tierを獲得していなかった場合、以下のような表示がでます。「Start Staking」を選択し、SLIMをステークしましょう。

Tierを獲得している場合は、以下のように自身のTierとチケット枚数が表示されます。(こちらの動画より画像をお借りしました)

Socialプール

Socialプールには、SNSのタスクをこなすことで誰でも参加することができます。Stakingと同様に、まずプロジェクトのページで「Register for Whitelist」を選択します。

まず、登録が完了した時点でSocialチケットを1枚獲得することができます。また、SNSタスクをこなしたり、SNSでIDOのリンクをシェアして、知り合いにそのリンクから抽選に参加してもらうことで、追加のSocialチケットを獲得できます。

あとは、抽選結果が出るのを待つのみです。抽選や販売のスケジュールはプロジェクトの画面から確認できます。なお、Solaniumでは世界標準時ではなく、日本時間が表示される仕組みになっていますので、間違わないように注意しましょう

また、SolaniumではFCFSではなく、抽選で当選したら確実にトークンを購入できるシステムとなっていますので、セール開始直後に購入する必要はありません。比較的遅い時間(日本時間で深夜1時)にセールが開始することも多いので、日本人からするとありがたいですね。

なお、BoadingBridgeで参加方法に関する公式記事の日本語訳を公開してますのでこちらもご参考にしてください。

$SLIMの購入方法

では$SLIMの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事があるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

  • 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)でBTCやETHを購入
  • FTXにETH・XRPを送金
  • FTXで仮想通貨をSOL(Solanaの通貨)にコンバート
  • FTXから、PhantomなどのウォレットにSOLを送金
  • PhantomをRaydiumと接続
  • SOLをRaydiumでSLIMにスワップ

なお、SLIMのチャートについてはから確認することができます。

Token Ticker: SLIM
Contract Address: xxxxa1sKNGwFtw2kFn8XauW9xq8hBZ5kVtcSesTT9fW
Chain: Solana

おわりに

以上でSolaniumについての紹介を終わりたいと思います。私自身はコツコツSocialプールに挑戦していますが、正直なかなか当たらないです、、笑。果たしてわずかな確率にかけて抽選に申し込むのが良いのか、それとも当たらないと判断して、別のプロジェクトの調査に時間を割くか、その判断は各自で行ってもらえればと思います。

【YAY Games】アバランチ系NFTゲームローンチパッド紹介

YAY.gamesは独自のゲーム開発に力を入れているローンチパッドになります。今回はそんなYAY.gamesについて、特徴を紹介していきます…

目次

はじめに

みなさんYAY.gamesをご存知でしょうか。こちらは、Avalanche上の新プロジェクトのIGO(Initial Game Offering)をホストするNFTゲーム専門のローンチパッドになります。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDO/IGOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

また、YAY.gamesではローンチパッドとしてのサービスの他に、独自でゲーム開発を実施していたり、NFTゲームのプラットフォームとなることを目標としています。今回はそんなYAY.gamesについて、特徴を紹介していきたいと思います

そのほか、Avalanche上のローンチパッドについてまとめた記事も書いております。そちらもぜひ読んでみてください。

YAY.gamesとは

まず、簡単にYAY.gamesについて紹介します。

YAY.games
2021年7月から本格始動したGameFiに特化したプラットフォーム。トークンはYAY。ローンチパッドとしての役割よりも、ゲーム開発・提供を重視しており、現在はBold Pointというゲームの製作に注力している。BSCでサービスを開始し、その後Avalancheにサービスを展開しており、Avalanche Rushプログラムの対象に選ばれている。

YAY.gamesは、DeFiを普及させ、誰もがゲームを通じてDeFiの恩恵を享受できるようにすることを目指しています。具体的に、YAY.gamesでは、NFTゲームをプレイしながら$YAYを稼げる以下のようなシステムを備えています。

  • ランキング入賞:例えばトップ10に入ると、1日あたり5,000YAYを獲得
  • プレイしたゲーム数:例えば、100ゲームプレイで1,000YAYを獲得
  • SNS:SNS上でプレイ結果を共有、友人を招待(1回の共有につき100YAYを獲得)
  • ノルマクリア:ゲーム内で特定のノルマを達成することで$YAYやNFTを獲得
  • トーナメント:他のプレイヤーとの対戦に勝者することで$YAYを獲得

なお、YAY.gamesはAvalanche Rushプログラムの対象に選ばれております。このプログラムはAvalancheチェーンの大元が実施しており、この対象に選ばれるということは、Avalancheから評価されていると言うことができます。

Avalanche Rush プログラム
AvalancheRushプログラムは、Avalancheプラットフォーム上のDeFiアプリの発展を目的としたプログラム。このプログラムに選ばれたプロジェクトを利用すると、Avalanche Foundationから最大1億8,000万ドルのAVAXトークンを利用状況に応じて受け取ることができる。SushiSwap、Aave、Curveといった著名なプロジェクトはこのプログラムの対象に選択されている。(参考

YAY.gamesのサービス紹介

それでは、YAY.gamesのサービスについて以下の3つを紹介していきます。

  • ミニゲーム
  • ZEUS
  • Bold Point
ミニゲーム

まずミニゲームについてですが、現在YAY.gamesでは4つのミニゲームで遊ぶことができます。

例えば、Up or DownはPancakeSwapなどでも実装されていますが、仮想通貨の価格が上がるか下がるかを予測するゲーム(いわゆるバイナリオプション)になります。

ZEUS

ZEUSは、ローンチパッドとしてのサービスの名称になります。この次に紹介しますが、12月時点ではBold PointというNFTゲームのIGOを実施しています

詳細ページを確認するためにはKYCを行う必要がありましたので、KYCを実施した後に詳細を追記したいと思います。

ZEUSではTier制度を導入しているのですが、個人的にかなり使い勝手が悪そうなシステムだと感じました。というのも、確実にIGOに参加できるのは$YAYをステークしている上位25人だけだからです。具体的には、以下のようなシステムになっています。

  1. ステーク量1~25位:100%IGOに参加可能
  2. ステーク量26~50位:95%のユーザーがIGOに参加可能
  3. ステーク量51~75位:90%のユーザーがIGOに参加可能
  4. ステーク量76~100位:85%のユーザーがIGOに参加可能
  5. ステーク量101位以下+2~4で外れたユーザー:抽選(当選確率は$YAYステーク量依存)

Gamestationでも採用していましたが、絶対的なステーク枚数でTierを決定せず、相対的なステーク枚数の順位でTierを決定する仕組みは、順位が落ちていないかユーザーがこまめにチェックする必要があるため、個人的にはあまり好きではないです。なおZEUSの詳細はこちらから確認することができます。

Bold Point

最後に、YAY.gamesではBold PointというRPGの開発に力を入れています

Bold Point
Bold Pointとは、YAY.gamesが開発しているAvalancheで構築されたNFTベースの異世界ファンタジー系RPG。
他のプレイヤーとの対戦(PvP)やコンピュータとの対戦(PvE)などの戦闘を通じてキャラクターを育成できる。また、他のプレイヤーとの対戦で、仮想通貨を稼ぐことができる(Play to Earn)。

こちらのゲームが実際にプレイできるようになるのはまだ先ですが、それに先駆けて12月からゲーム内で利用できるアイテムNFTのビジュアルが公開されています

また、開発中のプレイ画面についてもTwitterにて公開されていました。

画像
開発中のBold Pointの画像

YAY.gamesはかなりこのBold Pointの開発に注力していますので、今後のYAY.gamesの発展は、Bold Pointが成功するかどうかにかかっていると考えられます

$YAYの購入方法

では$YAYの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事があるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

Avalanche上で購入する場合
  • 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)でETHやXRPを購入
  • BINANCEなどのウォレットにETH・XRPを送金
  • BINANCEで仮想通貨をAVAX(Avalancheの通貨)にコンバート
  • BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットにAVAXを送金
  • MetaMaskをPangolin/TraderJoeと接続
  • AVAXをPangolin/TraderJoeでYAYにスワップ

なお、YAYのチャートについてはから確認することができます。

Token Ticker: YAY
Contract Address: 0x01C2086faCFD7aA38f69A6Bd8C91BEF3BB5adFCa
Chain: Avalanche C-Chain

BSC上で購入する場合
  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)でBTCやETHを購入
  2. BINANCEなどのBSC系のウォレットに仮想通貨を送金
  3. BINANCEで仮想通貨をBNB(BSCの通貨)にコンバート
  4. BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットにBNBを送金
  5. MetaMaskをPancakeSwapと接続
  6. BNBをPancakeSwapでYAYにスワップ

なお、YAYのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: YAY
Contract Address: 0x524df384bffb18c0c8f3f43d012011f8f9795579
Chain: BSC Network

おわりに

以上でYAY.gamesについての紹介を終わりたいと思います。最初はローンチパッドメインなのかと思って調べ始めたのですが、どちらかというとNFTゲームの開発・提供がメインのプロジェクトでしたね。個人的にはローンチパッドのシステムがイマイチでしたので、現在開発中のBold Pointがどうなるかを楽しみに見守りたいと思います。

【RocoFinance】ロコ ファイナンス:最新NFTゲーム専門ローンチパッドのポイント・始め方

みなさんRocoFinanceをご存知でしょうか。こちらは、NFTゲーム専門のローンチパッドになります。今回はRocoFinanceの特徴と始め方について紹介します…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんRocoFinance(ロコ ファイナンス)をご存知でしょうか。こちらは、Avalanche上の新プロジェクトのIGO(Initial Game Offering)をホストするNFTゲーム専門のローンチパッドになります。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDO/IGOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

今回はそんなRocoFinanceについて、特徴と始め方について紹介していきたいと思います

そのほか、Avalanche上のローンチパッドについてまとめた記事も書いております。そちらもぜひ読んでみてください。

RocoFinanceとは

まず、簡単にRocoFinanceについて紹介します。

RocoFinance(ロコ ファイナンス)
2021年10月から本格始動したGameFiに特化したプラットフォーム。トークンはROCO。ローンチパッドとしての役割が注目されがちだが、NFTゲーム開発に必要な決済システムやソフトウェア開発キット(SDK)などを提供するなど、ゲーム開発者フレンドリーな側面もあり、現在RiseOnlineというゲームの製作がRocoFinanceの製品を利用して進んでいる。なお、Avalanche上からサービスを開始したが、Ethereum・BSCに順次展開していく見込み。

上記の通り、まだサービスを開始して間もないローンチパッドになります。続いてRocoFinanceのメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。

メリット

まず、RocoFinanceのメリットは、確実にIGOに参加してトークンを購入できる点になります。

一般的なローンチパッドで新規トークンを購入する方法を考えます。ざっと思いつくところでは、大きく以下のようなところかと思います。

  1. トークンを大量にステークし、確実に購入する
  2. 最小限のトークンをステークし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ちの場合も)
  3. Gleamなどでタスクをこなし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ちの場合も)

1の場合、新規トークンを購入するためには多額をステークする必要があります。例えば、RedKiteでEagleというTierに到達するためには、40,000RKPをステークする必要があり、現在の価格で約80,000ドル(880万円程度)必要となります。人によってこの金額をどう捉えるかは異なりますが、なかなか用意することが大変な金額かと思います。

また2・3の場合だと、抽選で当選しないといけないため確実にトークンを購入することができません。特に2の場合だと、わざわざある程度のトークンをステークしたのにも関わらず購入できないこととなり、かなりの機会損失と言えると思います。

RocoFinanceでは、ユーティリティトークンであるROCOを一定量ステークしていれば、確実にIGOに参加でき、ステークしたROCOの量に関わらず、全員に同じ量が配分されます。なお、初回のIGOでは400ROCO(1600ドル相当)をステークすることで参加することができました。また、ユーザーがトークンを購入するための時間を数時間設けてくれているので、慌てて購入する(BOTと戦う)必要がないというのも魅力的だと思います。

デメリット

続いて、デメリットについてになります。メリットの裏返しではありますが、どんなに資金を投じても一定量しか購入できない点が短所だと思いました。どういうことかと言いますと、例えば資金を大量に保有している人からすると、より多くの資金を投じてより大きなリターンを得たいと考えるのが自然だと思います。RocoFinanceでは、例え800ROCOをステークしたとしても、400ROCOをステークした人と同量のトークンが配分されるため、大きなリターンを得ることが難しいです

また、ROCOを大量に購入するインセンティブがないため、ROCOの価格が上昇しにくいのではないかと思います。多くのローンチパッドでは、トークンを沢山保有/ステークすることにメリットがあるため、トークンの価格が上昇しやすいですが、ROCOはそうしたことが起こりにくいと思います。

なお、ステークに必要な量は毎回400ROCOと決まっている訳ではなく、1回目のIGOでは400ROCOが必要だっただけです。そのため、今後はIGOの参加に必要なROCOの量が増減することがあります。今後はROCOの価格を見ながら、必要な枚数を調整していくのではないかと思います。ROCOの運営側としては、RocoFinanceユーザーが増えた方がよいと考え、必要枚数を減らそうとすることも考えられますが、すでにROCOに投資している人からすると必要枚数を増やして1人当たりの配分を増やして欲しいと考えると思います。なかなかバランスを取るのは難しそうですし、ローンチパッドを運営するのも大変だなぁと思いました。

RocoFinanceの始め方

それでは、RocoFinanceの始め方について説明したいと思います。

大きく、『Avalanche上でROCOを購入する』と、実際に『RocoFinanceでIDOに参加する』の2つに分けて説明いたします。

AvalancheでROCOを購入する

ではAvalaunchの独自トークンであるXAVAの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事があるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

  • 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)でETHやXRPを購入
  • BINANCEなどのウォレットにETH・XRPを送金
  • BINANCEで仮想通貨をAVAX(Avalancheの通貨)にコンバート
  • BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットにAVAXを送金
  • MetaMaskをPangolin/TraderJoeと接続
  • AVAXをPangolin/TraderJoeでROCOにスワップ

なお、ROCOのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: ROCO
Contract Address: 0xb2a85C5ECea99187A977aC34303b80AcbDdFa208
Chain: Avalanche C-Chain

RocoFinanceでIGOに参加する

続いて、RocoFinanceでIGOに参加するまでの流れを説明したいと思います。IGOに参加するためには以下の2つのステップが必要になります。順を追って見ていきましょう。なお、AVAXHOLICという英語サイトでもIGOの参加の仕方を紹介しておりますので必要に応じて参考にしてみてください。

  1. KYC(本人確認)
  2. ROCOのステーク〜Claimまで
1. KYC(本人確認)

まず、トップページ右上のボタンを選択しウォレットを接続しましょう。その後、AVAXのチェーンを選択していることを確認します。

次に、ページ上部のメニューから「Roco Starter」の項目の中にある「KYC」を選択します。

以下の通り、表示されると思いますので、「Start Verification」を選択し、指示に従ってKYCを完了させましょう。なお、KYCを実施するためには、少額のAVAXが必要になります

2. ROCOのステーク〜Claimまで

続いてROCOのステーク以降のステップについてです。まず、ページ上部のメニューから「Roco Starter」の項目の中にある「IGOs」を選択します。

もし、以下のように「Verify KYC」と表示された場合には、KYCが正しく完了していない可能性がありますので、チェックしてみてください。

KYCが正しく完了していたら、以下のように「Unlock ROCO」と表示されます。「Unlock ROCO」ボタンを選択して、RocoFinance上でROCOを利用することを許可しましょう。

アンロックが完了したら、ROCOをステークしましょう。例で示しているTaleCraftのIGOでは、400ROCOをステークする必要がありましたので、「ROCO Stake Amount」を400として、「Stake ROCO」を選択します。

ROCOのステーク期間が終了すると、「Join IGO」を選択できるようになります。このタイミングで、新しく発行されるトークンを購入するのに必要なAVAXを預けることになりますので、十分なAVAXを用意しておきましょう。

最後に、以下のように「Vote」というボタンが表示されますので、こちらを選択しましょう。これで、IGOへの参加手続き完了です。

IDOへの参加手続きが終了すると、以下のように表示されるかと思います。簡単に、記載されている情報の説明も載せています。購入したトークンを受け取ることができるタイミングになりましたら、「Claim CRAFT」(CRAFTの箇所はIDOによって変わります)を選択しましょう。

すると、以下のようなページに移動します。今回の例で言うと、TGE(Token Generation Event:トークン発行)のタイミングで、購入したトークンの35%を受け取ることができます。残りの65%は、13週に分けて5%ずつ購入できるようになっています。

おわりに

以上でRocoFinanceについての紹介を終わりたいと思います。RocoFinanceも、Avalaunch同様、ステークしているユーザーは確実にトークンを購入できるシステムにしているので、とてもありがたいと感じています。まだIDOを1回しか開催していませんが、Avalaunchと違って、EthereumやBSCのチェーンにも対応していく見込みですので、これから盛り上がっていくといいですね。

【徹底紹介】SavePlanetEarth:環境保護プロジェクトを解説

今回は、環境保護を目的としたプロジェクトのSavePlanetEarthについて紹介したいと思います…

更新:2022/02/08

目次

はじめに

みなさんSavePlanetEarthをご存知でしょうか。詳しくは後で紹介しますが、こちらはブロックチェーン技術を利用して環境を保護することを目的としたプロジェクトになります。

環境保護といえば、世界的にトレンドがきているトピックですね。SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)という言葉も、今や一般常識と言えるレベルまで広く浸透したかと思います。

今回は、今トレンドがきているSavePlanetEarthについて紹介したいと思います。

なお、環境保護関係のプロジェクトについてもまとめた記事もありますので、合わせてお読みください。

SavePlanetEarthとは

まず、SavePlanetEarthの基本的な情報について紹介いたします。SavePlanetEarthは、2021年初頭に立ち上げられたプロジェクトであり、イギリスで企業登録を受けています。創設者のImran Ali氏は、英国政府機関などで10年以上の勤務経験があり、PRINCE2という英国発のプロジェクトマネジメント資格や、MBAを取得している方です。また、後にも登場しますが、CarbonConsultingCompanyという南アジアを牽引するサステナビリティに関するアドバイスを行う会社と提携関係にあります

SavePlanetEarthの目標は、持続可能な炭素の削減メカニズムを提案し、効果的な炭素排出量のコントロールシステムを構築することとなっております。要は『地球温暖化対策が企業の目的』ということですね

カーボンオフセットの仕組み

それでは、具体的にどのようにカーボンオフセットを行うのかを見ていきましょう。まず、用語の意味をおさらいしておこうと思います。

カーボンオフセット
カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動において排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること。

カーボンクレジット(炭素クレジット)
カーボンクレジットとは、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を政府などの機関が保証したもの。このクレジットを購入することで、カーボンオフセットを行うことができる。

カーボンオフセットが温室効果ガスの排出分を投資活動によって相殺する行為で、カーボンクレジットは、温室効果ガスを削減したことの証明書といったところですね。

それでは、SavePlanetEarthが実際にどのような手順でカーボンオフセットを提供するかというと、以下の通りになります。

  1. 企業・個人がCO2を減らす取り組みを行う
  2. 規制担当※がCO2削減活動に問題がないかチェック
  3. SavePlanetEarthが企業・個人にカーボンクレジットNFT(CCNFT)を発行する
  4. 企業・個人がCCNFTをSavePlanetEarthが運営するNFTマーケットで販売する
  5. カーボンオフセットをしたいユーザーがSPEトークンを利用してCCNFTを購入する
  6. CCNFTを購入したユーザーがCCNFTを利用してカーボンオフセットを実行する

2つ目の※についてですが、まずはSavePlanetEarthと先ほど紹介したCarbonConsultingCompanyが協力して実施しCO2削減の確認を実施しますが、将来的には第3者のカーボンクレジット認証機関を設立し、より透明性のあるシステムにしていく予定のようです。

また、SavePlanetEarthが提供予定の樹木モニタリングアプリを利用することで、個人が庭などで植樹活動を実施して、CCNFTを入手して販売することができます。これまで「環境保護活動=お金にならない」という構図でしたが、このアプリが実装されることにより、環境保護に関する新しい市場が生まれることに期待が寄せられます

そのほか、SavePlanetEarthのホワイトペーパーに、カーボンオフセットの流れを示した図がありましたのでそちらを翻訳したものも載せておきます。カーボンオフセットを実行する時には、指定のアドレス(バーン用のアドレス)にCCNFTを送る仕組みになっています。これなら、誰の目からもカーボンオフセットを実施したことが明らかですね。

SavePlanetEarthのカーボンオフセットの流れ

DOVUという別のプロジェクトの記事を読んだ方なら分かると思いますが、基本的な仕組みはほとんど同じですね。違いとしましては、DOVUは炭素を削減する取り組みを農家のみが行うモデルだったのに対して、SavePlanetEarthは自社や、他の企業・個人でも炭素を削減する取り組みを実施して、CCNFTを受け取ることができるという点かと思います

実際にSavePlanetEarthは、スリランカやモルディブにおいて植樹活動を実施しています。誤って外来種を植樹しないように注意を払っており、環境保護に対する確かな熱意が伝わってきますね。

植樹活動に関するツイート SavePlanetEarth公式のTwitter 2021/11/07

グリーンブロックチェーン『SPEC』の開発

SaveEarthPlanetでは、独自のブロックチェーン『SaveEarthPlanetChain(SPEC)』の開発を進めています。SPECは、再生可能エネルギーのみで動かすことを予定しているとのことです。主にカーボンクレジットを保証するシステムのために利用されるほか、環境に配慮した方法で送受金を行うために利用される予定です。なお、SPECはまだ開発初期の段階であり、詳細はホワイトペーパーの第5版(現在第4版)にて紹介される予定となっています。

まだ開発初期とのことなので、実装されるのは結構先になることが想定されますが、この活動からも環境保護に対する強い思いが窺えますね。なお、SPECが出来上がるまでの間は、BSCとPhantasma(後で説明します)というチェーンを利用するようです。

環境に配慮したローンチパッド『SPEPad』

また、SavePlanetEarthでは、SPEPadという環境に配慮したローンチパッド(グリーンローンチパッド)の開設を予定しています。現在はまだ独自のIDOプラットフォームを開設していないため、第3者のプラットフォームを利用してIDOを開催予定とのことですが、テレグラムを見ますと、どうやら独自のSPEPadがほぼ完成しているようで、そちらを利用予定のようです。

なお、ホワイトペーパーだと、最低Tierで250billionSPEが必要と記載がありますが、SPEトークンをバージョン2に移行する時に、トークン供給量が100万分の1に削減されておりますので、現時点だと25万SPE(1,000ドル程度)が必要になっています。また、11月末頃に開催予定の最初のIDOでは、5万SPE以上の保有者向けのIDOも実施する予定とのことです。詳細は、SPEPadのテレグラムから確認をお願いします。

SavePlanetEarthの最新の動向

SavePlanetEarthは、11月19日からPhantasmaチェーンの上のGhostMarketというNFTマーケット(OpenSeaのようなマーケット)において、1,000個限定のカーボンクレジットNFT(CCNFT)を販売しています。なお、Phantasmaチェーンの概要は以下の通りです。SavePlanetEarthが独自のチェーンを開発する前にこのチェーンを選んだ理由が伝わってきますね。

Phantasmaチェーン
Phantasmaチェーンとは、ブロックチェーンゲームに重点を置いたブロックチェーンである。PoSを改良したプロトコルを採用することで、年間電力消費量を大幅に削減している。また、カーボンクレジットを購入することにより、カーボンニュートラルを達成することを明言している。
参照:Phantasmaチェーン公式サイト

販売されているCCNFTは以下のような動画のNFTになります。説明によると、これらの1,000個限定のNFTを保有することで、SPEPadからエアドロップ(恐らく新プロジェクトのトークンのエアドロップ)を受け取ったり、SPEトークンそのもののエアドロップを受け取れるなど、様々な特典を得ることができます。(サイトはこちら

先ほど紹介しましたが、将来的には独自のSPECチェーンを構築し、その上でNFTマーケットを展開する予定ですので、Phantasma上のマーケットは、そのための準備も兼ねて実施しているのだと思います。なお、現在販売されている限定コレクションは、最低価格2BNBで売り出されています。SavePlanetEarthの将来性などを検討した上で、購入するかを判断する必要がありますね。

おわりに

以上、SavePlanetEarthについて紹介いたしました。独自のチェーンやローンチパッドを開発しようとしていて、とても精力的だと感じました。また、DOVUとの比較については後日詳しく記事を書きたいと考えていますが、DOVUよりもSavePlanetEarthの方が、投資家へのインセンティブをしっかり用意している印象を受けました。現状、仮想通貨の世界に参入している人の多くは投資目的だと思いますので、そうしたユーザーのニーズを理解した上で、システムを設計しているのだとすると、とてもスマートだと思います。

環境保護は今後もその重要性が増していくトピックですので、これからもこの分野に着目していきたいと思います。

【Avalaunch(アバローンチ)】アバランチ系ローンチパッドのポイント・始め方

はじめに みなさんAvalaunchをご存知でしょうか。こちらは、Avalanche上のローンチパッドになります。今回はAvalaunchの特徴と始め方について紹介していきたいと思います…

更新:2021/11/18

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんAvalaunch(アバローンチ)をご存知でしょうか。こちらは、Avalanche上の新プロジェクトのIDO(Initial DEX Offering)をホストするローンチパッドになります。Avalanche + Launchということですね。

以前、AvalaunchとIntersolaという2つのローンチパッドについてまとめて紹介いたしましたが、今回はAvalaunchに特化して、その特徴と始め方について紹介していきたいと思います。なお、以前の記事は以下になりますのでそちらもお読みいただければと思います。

そのほか、Avalanche上のローンチパッドについてまとめた記事も書いております。そちらもぜひ読んでみてください。

Avalaunchのポイント

ずばりAvalaunchの良いポイントは、比較的少額の予算でも確実にIDOでトークンを購入できる点 IDOで売れ残ったトークンを参加者に配分する点になります。順番に紹介していきます。

少額予算で確実にトークンを購入可能

まず、一般的なローンチパッドで新規トークンを購入する方法を考えます。ざっと思いつくところでは、大きく以下のようなところかと思います。

  1. トークンを大量にステークし、確実に購入する
  2. 最小限のトークンをステークし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ち)
  3. Gleamなどでタスクをこなし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ち)

1の場合、新規トークンを購入するためには多額をステークする必要があります。例えば、RedKiteでEagleというTierに到達するためには、40,000PKFをステークする必要があり、現在の価格で約40,000ドル(440万円程度)必要となります。人によってこの金額をどう捉えるかは異なりますが、なかなか用意することが大変な金額かと思います。

また2・3の場合だと、抽選で当選しないといけないため確実にトークンを購入することができません。特に2の場合だと、わざわざある程度のトークンをステークしたのにも関わらず購入できないこととなり、かなりの機会損失と言えると思います。

では、Avalaunchではどうなっているのかと言いますと、Avalaunchの独自トークンであるXAVAをステークしていれば、ステーク量がどれだけ少なくても必ず新規トークンが配分されます。なお配分量は、ステークしたXAVAの枚数が多ければ配分量も増えますが、2倍の枚数をステークすれば2倍貰えるという訳ではありません。また、ステークしているユーザーが購入するための時間を一定時間設けてくれているので、慌てて購入する(BOTと戦う)必要がないというのも魅力的だと思います。

このように、『少額から参加可能』『早い者勝ちではなく、購入時間が設けられている』という良いポイントがあります。

売れ残ったトークンを参加者に配分

Avalaunchでは、IDOで売れ残った新規トークンをIDOに参加したユーザーに配分するシステムを取っております。もちろん貰えるトークンの枚数としては比較的少量になりますが、ユーザーファーストな取り組みだと感じました。なお、Avalaunchでは売れ残りトークンの取り扱いについて色々と検討を実施しているとのことであり、今後はまた違ったシステムに変更になるかもしれません。

以上が、Avalaunchのポイントになります。ここでは書ききれませんでしたが、ステークしたXAVAのロック期間は2日程度で、資金の出し入れがしやすいというポイントもあったりします。

Avalaunchの始め方

それでは、Avalaunchの始め方について説明したいと思います。

大きく、『Avalanche上でXAVAを購入する』と、実際に『AvalaunchでIDOに参加する』の2つに分けて説明いたします。

AvalancheでXAVAを購入する

ではAvalaunchの独自トークンであるXAVAの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事があるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

  • 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)でETHやXRPを購入
  • BINANCEなどのBSC系のウォレットにETH・XRPを送金
  • BINANCEで仮想通貨をAVAX(Avalancheの通貨)にコンバート
  • BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットにAVAXを送金
  • MetaMaskをPangolinと接続
  • AVAXをPangolinでXAVAにスワップ

なお、XAVAのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: XAVA
Contract Address: 0xd1c3f94de7e5b45fa4edbba472491a9f4b166fc4
Chain: Avalanche C-Chain

AvalaunchでIDOに参加する

続いて、AvalaunchでIDOに参加するまでの流れを説明したいと思います。IDOに参加するためには以下の4つのステップが必要になります。順を追って見ていきましょう。

  1. 会員登録・KYC(本人確認)を行う
  2. ウォレット(メタマスクなど)を接続する
  3. 購入したXAVAをステークする
  4. IDOのセールに登録を行う

1.会員登録・KYCについてですが、まずAvalaunchのホームページの「1. Register and KYC」の項目の中にある「Start the KYC Process」を選択しましょう。以下のようなページに飛ぶと思いますので、そこから指示に従って手続きを進めましょう。(この手続きの中で、2.ウォレットの接続までできるかと思います)

なお、KYCとしてパスポート・運転免許証などの写真と本人写真を提出することになりますが、私自身が試した時はうまく認証してくれませんでした。認証に失敗すると、テレグラムのリンクが表示され、そこからAvalaunchのカスタマーサービスに飛べます。ここで注意いただきたいのが、公式サポートのフリをした偽者がたくさんいることです。テレグラム内で、前に他の人が「KYCに失敗した」といったコメントをして、公式サポートの担当者とやりとりをしていたのを見て、同じようにコメントしたところ、公式サポートとプロフィールが全く同じユーザーからDMが届いたり、公式を装った偽者からいきなり電話をかかってきました。こちらから連絡しない限り、公式サポートからDMが届くことはありませんのでご注意ください。

続いて、3.XAVAのステークについてですが、Avalaunchのホームページ上部の「Allocation Staking」を選択しましょう。以下のようなページが表示されますので、「Stake XAVA」の欄にステークしたいXAVAの枚数を入力し、「Deposit XAVA」を選択します(写真だとウォレットに接続していないため「Connect wallet to stake」と表示されています)。これでステークは完了です。

最後に、4.IDOのセールへの登録の仕方について説明します。Avalaunchのホームページ上部の「Sales」を選択しましょう。以下のようなページが表示されます。このうち、「Upcoming Sales」の欄に、これから実施されるIDOが表示されますので、参加したいプロジェクトを選択します。

登録ができる期間であれば、以下のように「Register」を選択すると、ポップアップが表示されますので、そこから参加したいラウンドを選択します。以下の例は、ValidatorとPublicは選択できるが、Stakingは選択できない場合になります。恐らく、ほとんどの方はValidatorとして登録していないかと思いますので、XAVAをステークしてStakingを選択するのがよいかと思います(なお、ここ数回Publicラウンドはありませんでした)。またIDOによっては、登録の際にAVAXをデポジットする必要があります(デポジットしたAVAXはIDO終了後に戻ってきます)。

以上で、AvalaunchでIDOに参加するための準備は終了です。準備が終わりましたら、選択したラウンドが開始するのを待って、自分の割当て枚数だけ新規トークンを購入しましょう。先ほどもお伝えしましたが、早い者勝ちではなく、購入時間を十分に設けてくれていますので好きなタイミングで購入できます

新ルール「クールダウン期間」について

11月17日に、IDOに参加するためにステークするXAVAの引き出しについて、新しいルールを設けるとのアナウンスがありました。その新ルールとは、『IDOが終わった日から5日以内にXAVAを引き出す場合、ペナルティが最大10%課される』というものです。公式の説明によりますと、このペナルティ率はIDOが終わった瞬間から1秒ごとに減少していき、ちょうど5日後に0%になるとのことです。大まかな目安としましては以下の通りになります。

IDOからの経過時間ペナルティ率
終了直後10%
1日(24h)後8%
2日(48h)後6%
3日(72h)後4%
4日(96h)後2%
5日(120h)後0%
IDO後の経過時間とペナルティ率

なお、ペナルティとして徴収されたXAVAは、XAVAをステークしているユーザーに還元されることになります。これまで、IDOが終了すると同時にXAVA価格が下落するといった値動きをしていましたが、この新ルールによりXAVAの価格変動が緩やかになるのではないかと考えます。

余談ですが、このクールダウン期間についてはコミュニティからの強い要望により実現したとのことです。コミュニティの意見に耳を傾ける運営側の姿勢はとても好印象ですね。

おわりに

以上でAvalaunchについての紹介を終わりたいと思います。最近は本当にIDO界隈が賑わっているように感じます。その中でもAvalaunchは急ぐ必要がなくてとても良心的なシステムだと思いますので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

【ENJINSTARTER(エンジンスターター)】メタバースローンチパッドを解説

こんにちは、薬学生です。みなさんENJINSTARTERをご存知でしょうか。こちらはブロックチェーンゲーム・メタバース専門のローンチパッドになります…

更新:2022/02/28

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんEnjinstarterをご存知でしょうか。こちらはブロックチェーンゲーム・メタバース専門のローンチパッドになります。

Enjinstarterは12月に17個、1月に7個のプロジェクトのIDOを予定しており、今トレンドがきているローンチパッドになります。また、1月からEnjinstarterを盛り上げるプロジェクトとして、$EJSの買い戻しをしたり、BSC上で$WEJSを発行するなど、新しい取り組みを進めています。

今回はそのような盛り上がりを見せているEnjinstarterのシステムや、IDOに参加する方法を調べましたので紹介していきます。

Enjinstarterの新春キャンペーンについてのツイート 2022/01/12

なお、ローンチパッドの全体図をまとめ記事を書いておりますので気になる方はそちらもチェックしてみてください。

Enjinstarterの魅力

それでは、Enjinstarterの魅力を紹介したいと思います。個人的に、大きく以下の3つの点が気になりました。

  • メタバース・ブロックチェーンゲームともにトレンドの分野
  • Enjinの技術を利用
  • コミュニティの要望への丁寧な対応

まず、Enjinstarterが対象としているメタバース・ブロックチェーンゲームはともにこれから波がくる可能性がとても高い分野である点です。メタバースについては、2021年10月にFacebook社が社名をMetaに変更したことで一躍スポットライトが当たるようになりましたね。また、ブロックチェーンゲームについては、AxieInfinityがとても有名ですね。ブロックチェーンゲームの『Play to Earn(ゲームをしてお金を稼ぐ)』というコンセプトは非常に魅力的ですし、これから一層盛り上がりを見せることが期待されます。

また、EnjinstarterはEnjinと提携しています。EnjinはNFTとブロックチェーンゲーム業界を牽引する地位を確立しており、マイクロソフトやCoinGecko、Lost Relicsなどの代表的なブロックチェーンゲームがEnjinのプラットフォームを利用しています。EnjinとEnjinstarterの運営は別ですが、そうした企業と提携関係にあることは、1つの好材料として考えられると思います。

Enjinstarterとの提携に関するアナウンス Enjinの公式Twitter 2021/10/05

最後に、Enjinstarterのコミュニティからの要望への丁寧な対応についてです。Enjinstarterの独自トークンである$EJSはこれまでEthereum上でしか購入できず、コミュニティからガス代が高いとの不満が出ていました。これを踏まえて、2022年1月13日にBSC上で$WEJSが発行されました

また、これまでEnjinstarterのIDOでは$EJSを1つのウォレットでたくさん所有するより、少額を複数のウォレットで所持した方が購入できるトークンの枚数が多いという仕様になっており、コミュニティから不満の声が出ておりました。これを踏まえて、11月中旬にEnjinstarterは新しいTier制度を発表し、多くの$EJSを長期間保有しているユーザーが購入できるトークンを多くするシステムを導入することを発表しております。このように、コミュニティからの意見を積極的に取り入れて改善していく姿勢はとても好印象です。なお、新しいTier制度の詳細はこちらから確認できます。

Enjinstarterの注意点

では、Enjinstarterの注意点について紹介しようと思います。

  • ガス代が高い(解決済)
  • Telegramを利用しないと情報が入りにくい

まず、EnjinstarterはEthereum上で動いているローンチパッドですので、$EJSを購入する際、Ehereum上で取引を実施する必要があります。そのためガス代が無視できないくらいかかってきます。例えば、100ドル分のトークンを購入するためにガス代が100ドルかかる場合があります。期待されるトークンの値上がり益とガス代を比較して、利益が出るかをじっくり検討した上で購入するようにしましょう。

※なお、2022年1月からBSC上で$WEJSトークンを購入できるようになりましたので、ガス代はほぼ気にしなくて良くなりました。

また、Telegramを利用しないと情報が入りにくい点についてですが、Twitter・Mediumで公開されているIDOの説明が分かりにくいためです。個人的にTelegramは1日で数千件のやりとりが流れていくため利用しにくい印象ですが、「CTRL + F」で調べたい単語を検索したりして情報を収集しています。なお、アドミンはそこそこ機能している印象ですので、どうしても分からない場合は直接質問してみるのもありだと思います。テレグラムはこちらから参加できます。

※なお、2022年2月時点ではMediumの説明も増えて、かなり分かりやすくなっています。

また、いしきさんがEnjinstarterの日本テレグラムを作ってくださっています。こちらのグループで情報共有をしたりできますので、興味のある方は参加してみましょう。

Enjinstarterの日本テレグラムに関するアナウンス いしきさんのTwitter 2021/12/03

$EJS・$WEJSの購入方法

では$EJS・$WEJSの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事がたくさんあるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

また、Ethereum-BSC間でトークンをブリッジすることも可能です。詳しい手順はこちらの記事に記載がありますので、ブリッジしたい方はそちらを参考にして行いましょう。

$EJSを購入する場合(Ethereum)

  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHを購入
  2. 仮想通貨取引所から、MetaMaskなどのウォレットに$ETHを送金
  3. MetaMaskをUniswapと接続
  4. $ETHをUniwapで$EJSにスワップ

なお、$EJSのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: EJS
Contract Address: 0x96610186F3ab8d73EBEe1CF950C750f3B1Fb79C2
Chain: Ethereum Network

$WEJSを購入する場合(BSC)

  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHや$XRPを購入
  2. BINANCEなどの海外の仮想通貨取引所に仮想通貨を送金
  3. BINANCEで仮想通貨を$BNB(BSCの通貨)にコンバート
  4. BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットに$BNBを送金
  5. MetaMaskをPancakeSwapと接続
  6. $BNBをPancakeSwapで$WEJSにスワップ

なお、$WEJSのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: WEJS
Contract Address: 0x09f423aC3C9baBBfF6F94D372b16E4206e71439f
Chain: BSC

IDOの参加方法

それでは、IDOの参加方法について説明していきたいと思います。実際に、IDOに申し込み、トークンを受け取るまでの流れは以下の通りになります。

※こちらに記載している内容は、2022年2月23日以降のルールになります。

  1. EnjinstarterのサイトからKYC(本人確認)を完了する
  2. 必要な枚数だけ$EJS/$WEJSトークンを購入する
  3. $EJS/$WEJSトークンをEnjinstarterのサイトでステークする
  4. IDOの3日前までにホワイトリストの登録をする
  5. 実際にトークンを購入する
  6. TGE(トークン発行イベント)のタイミングで、購入したトークンを受け取る(受け取り方はIDOによって異なる)

1~6までの行程のうち、注意が必要な点をいくつか紹介します。

1.KYC
現在KYCを実施する場合には、パスポートが必須だという話があります。今後、運転免許証などでもKYCが実施できるようになる可能性もありますが、注意しましょう。(2022/01/02追記)

こちら、運転免許証でもKYCができたとの証言がありました。(2022/02/28追記)

3.ステーキング
この点が2022年1月までと大きく変わっています。これまではウォレット内でトークンを保有しておけばよかったですが、今後はEnjinstarterのステーキング用サイトで$EJS/$WEJSをステーキングするか、流動性マイニング(LPトークンをステーク)する必要があります

ステーキングページに表示される内容について、以下の画像でまとめて紹介していますので確認してみてください。

また、流動性マイニングについては、$EJS-$ETH/$WEJS-$BUSDペアに対応しています。なお、LPをステークする場合には、価格変動により、ステークしている$EJS/$WEJSの枚数がTier要件より少なくならないように注意しましょう。テレグラムでの運営の回答によりますと、LPを組んだ場合でも、Tierの判定は$EJS/$WEJSの枚数に依存するとのことです。Tierを達成しているかのチェックは運営によってランダムなタイミングに実施されます。その時間にたまたま$EJS/$WEJSの価値が上がり、必要枚数を下回らないよう、十分な枚数をステークするのがよいかと思います。

なお、IDOに参加するためには1,250$EJS/$WEJS、アロケーションが保証されるためには25,001$EJS/$WEJSをステークする必要があります。

$EJS/$WEJSステーク枚数Tier参加可能ラウンド
500,001以上MultiverseGuaranteed & FCFS
100,001〜500,000MetaverseGuaranteed & FCFS
25,001〜100,000UniverseGuaranteed & FCFS
7,001〜25,000GalaxyFCFS
1,250〜7,000StarFCFS
  • IDOに参加しないとその次のIDOのアロケーションが増える
  • Multiverse Tier、ロック期間999日でステーク、LPトークンをステークのいずれかの条件を満たすと限定IDOに参加できる

1つ目についてですが、このようにIDOに参加しないことにメリットを設けることで、毎回のIDOに参加するユーザー数を調整し、一人当たりのアロケーションを維持する狙いがあります。なお、アロケーションの増加率は、トークンのロック期間などに依存して変動します。また、2回以上連続でIDOに参加しなかったとしても、その次のIDOのアロケーション増加率は1回参加しなかった場合と同じになります。

2つ目についてですが、これまでは限定IDOへの参加はMultiverse Tierのユーザーに限定されていました。今後は、月に2、3回の頻度で限定IDOを開催する予定とのことであり、Enjinstarterへのコミット率の高い3パターンのユーザーに対する特典となっています。

詳しい情報は公式のMediumをご確認ください。また、公式のMediumの和訳記事もありますのでそちらもご参考にしてください。

IDOの参加方法(当日の購入方法)

それでは、当日の参加方法について説明いたします。まず、Enjinstarterの「Active Projects」の中から、参加したいプロジェクトを選択します。今回は、「pathDAO」で説明を進めていきますので、pathDAOの「Learn More」を選択します。

トークンが購入できる時間になっていますと、以下のように「Participate」ボタンが選択できるようになりますので、そちらを選択します。

すると、以下のページに移りますので、「Proceed」を選択します。

ウォレット接続ページに移りますので、「Metamask」を選択してウォレットを接続しましょう。

ウォレットを接続すると、自分のアロケーションが表示されますので、購入金額を確認の上、「Proceed」を選択します。

EnjinstarterでBUSDを使用する権限を与えて良いかの確認画面に移りますので「Approve BUSD」を選択します。なお、過去にEnjinstarterでIDOに参加したことがあったとしても、毎回BUSDをApproveする必要があります。

Approveが完了しましたら、「Confirm Transaction」を選択し、トークンを購入します。

以下のように「Thank you」と表示されれば、無事トークン購入完了です。

購入完了後、実際にトークンが配布される日や、その配布方法はTwitterやTelegramでアナウンスされますので、最新の情報をチェックしましょう。

おわりに

以上でEnjinstarterについての紹介を終わりにいたします。最近ローンチパッドを色々見ているのですが、盛り上がりがすごいですね。個人的にはこうしたローンチパッドのトークンは、ニーズが持続するため価格が下がりにくく、IDOで購入した新規トークンは上市後価格が数倍に高騰しやすいため、比較的安定して利益を出しやすい分野なのかなと思っています。これからもブロックチェーンゲームやメタバースに関する情報を調べていきたいと思います。

なお、Enjinstarterについて比較的タイムリーに情報をつぶやいていますので、よければTwitterもフォローしてください。それではまた〜

【Avalaunch・Intersola】ローンチパッド2選の紹介

はじめに みなさんローンチパッドをご存知でしょうか。ローンチパッドとは新しいプロジェクトのIDOをホストするプラットフォームのことを指します。今回は、個人的にオススメのローンチパッドを紹介したいと思います…

更新:2021/12/03

目次

はじめに

みなさんローンチパッドをご存知でしょうか。ローンチパッドとは新しいプロジェクトのIDO(Initial DEX Offering)をホストするプラットフォームのことを指します。

最近ブロックチェーンゲームに興味を持ち始め、ブロックチェーンゲームを取扱うローンチパッドについて色々と調べていました。今回は、そうして調べたローンチパッドの中から、個人的にオススメのローンチパッドを紹介したいと思います。なお、あくまで個人的意見ですので、最終的にどのローンチパッドを利用するか、そもそもローンチパッドを利用しないのかは各自で判断いただければと思います。

なお、後ほど紹介しますが、Intersolaについては運営がずさんな印象があります。投資を行うかどうかはよく検討の上判断いただければと思います。

オススメポイント

結論から言いますと、今回個人的に良いなと思ったローンチパッドは『Avalaunch『Intersolaの2つになります。2つのローンチパッドについての紹介の前に、なぜこれらのローンチパッドが良いと思ったのかを説明したいと思います。

一言で言いますと、これらのローンチパッドの良い点は、比較的少額の予算でも確実にIDOでトークンを購入できる点です

まず、一般的なローンチパッドで新規トークンを購入する方法を考えます。ざっと思いつくところでは、大きく以下のようなところかと思います。

  1. トークンを大量にステークし、確実に購入する
  2. 最小限のトークンをステークし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ち)
  3. Gleamなどでタスクをこなし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ち)

1の場合、新規トークンを購入するためには多額をステークする必要があります。例えば、RedKiteでEagleというTierに到達するためには、40,000RKPをステークする必要があり、現在の価格で約40,000ドル(440万円程度)必要となります。人によってこの金額をどう捉えるかは異なりますが、なかなか用意することが大変な金額かと思います。

また2・3の場合だと、抽選で当選しないといけないため確実にトークンを購入することができません。特に2の場合だと、わざわざある程度のトークンをステークしたのにも関わらず購入できないこととなり、かなりの機会損失と言えると思います。

では、AvalaunchとIntersolaではどうなっているのかを紹介したいと思います。

まずAvalaunchでは、ステーク量がどれだけ少なくても必ず新規トークンが配分されますなお配分量は、ステークしたXAVAの枚数が多ければ配分量も増えますが、2倍の枚数をステークすれば2倍貰えるという訳ではありません。また、ステークしているユーザーが購入するための時間を一定時間設けてくれているので、慌てて購入する(BOTと戦う)必要がないというのも魅力的だと思います。

次にIntersolaでは、最低でも400ISOLA(Intersolaの独自トークン)をステークする(Level1になる)必要があり、現在の価格で約100ドル(1.1万円程度)必要となります。こちらもこの最低限のステークによって、確実にトークンを購入することができます。先程紹介したRedKiteの話と比較すると、400分の1の金額で確実に新規トークンを購入できますね。なおIntersolaのレベル制度について詳しくはこちらをご確認ください。もちろん、Intersolaもステークしているユーザーが購入するための時間を一定時間設けてくれています

このように、『少額から参加可能』『早い者勝ちではなく、購入時間が設けられている』という2点からAvalaunchとIntersolaが魅力的だと感じました。

Avalaunch・Intersola紹介

それでは、AvalaunchとIntersolaについてもう少し詳細に紹介しようと思います。なお、こちらで紹介していないローンチパッドでも、同様に必ずトークンを獲得できるローンチパッドもあるかもしれませんので、各自で調べてみてください。それでは各ローンチパッドについて簡単に紹介します。

Avalaunchは、その名前からもわかる通り、Avalancheのチェーン上にあるローンチパッドになります。こちらでは独自トークンのXAVAをステークすることによって、IDOに参加することができます。XAVAプールのAPRは現在2.7%ですので、完全にIDOを目的としたプールになっています。こちらのプールはステークする時に2%の手数料を取られますが、ロック期間も2日程度ですので、資金の出し入れがしやすいというのも特徴の一つとして挙げられると思います。なお、公式サイトにはXAVAを購入できる別プロジェクトへのリンクを分かりやすいところに置いてくれていない点が少し不便です。PangolinというDEXにて購入することが可能ですので、そちらを利用すると良いかと思います。

なお、Avalaunchの始め方につきましては、以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

Intersolaは、こちらも名前からわかる通り、Solanaのチェーン上にあるローンチパッドになります。こちらでは独自トークンのISOLAをステークすることによって、IDOに参加することができます。こちらに至っては、ステークしても利息を得ることはできません。IDOのために保証金としてお金を預ける感じですね。また、ステークしたISOLAを最後にステークした日から15日以内に引き出す場合には、ペナルティとして最大20%の手数料を引かれてしまいますので注意が必要です。とはいえ他のローンチパッドでは、8週間経たないと手数料がかかるといった中々に厳しいペナルティがあるので、比較的良心的な期間だと言えるかと思います。なお、IntersolaではTier制を導入しており、必ずしもステークしているISOLAが多いほど、IDOで配分される量が多くなるとは限りませんのでご注意ください。というのもステーク量が多くても、同じレベル内であれば同量が配分されるためです。(例:ISOLA 400枚と800枚は共にレベル1なので配分量が同じ)なお、12月からレベル1に必要なISOLAの枚数が400枚から1,000枚に変更されますのでご注意ください。

なお、IntersolaはSNSの更新頻度が少なかったり、ウェブサイトの管理が行き届いていない印象です。また、IDOを実施しているプロジェクトのTwitterのフォロワー数や更新頻度も少なめです。もちろん過去にIDOを実施した実績がありますのでスキャムではありませんが、プロジェクトの経営スキルが足りていない印象ですので、投資をする際にはぜひご自身の目で確認して検討の上投資するようにしましょう

Intersolaの公式サイト

なお、今回紹介しました2つのローンチパッドの他にも、比較的少額で確実にトークンを購入できるローンチパッドが増えてきています。また、IDOによって必要となるTierが異なりますので、例えばGameFiなどでも1,600ドル(約18万円)分ステークすることで確実に購入できる場合があります。こまめにIDOの情報をチェックするしかないですね。

また、今回紹介したローンチパッドを含め、ブロックチェーンゲームを取り扱っているプラットフォームを深掘りした記事もありますので、ぜひそちらもお読みいただければと思います。

補足

なお、今回紹介した確実にトークンを購入できるローンチパッドですが、逆の見方をすると『お金を沢山持っている人はより多くのトークンを購入でき、お金を少ししか持っていない人は少量しかトークンを購入できない』と捉えることもできると思います。要は、貧富の差が拡大する社会みたいな感じですね。そのため、必ずしもこのステークした量に応じてトークンを購入できるという方法がベストとは言えないのかなと思います。全ユーザーに一番公平なのは、『完全抽選制で、当選したユーザーは早い者勝ちではなく一定量を購入できる』という仕組みなのかもしれません。もちろん、どのようにIDOを実施するかは、運営者が決定する話なので、投資家側が関与することはできませんが、個人的にはフラットな世界だと良いなと思ったりしています。

おわりに

以上でローンチパッドについての紹介を終わりたいと思います。それにしてもIDOの世界は広く、調べれば調べるほど出てきますね。まとめ記事を書いたはずがその後にいくつも漏れが見つかったりして、情報収集力の低さを実感しています。これからもこのジャンルを注目していきたいと思っておりますので、調べてわかったことをこのブログで発信していこうと思います。