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【考察】今後のDAOの成長にはAIが必須?

こんにちは、薬学生です。本日は、DAO(Decentralized Autonomous Organization:分散型自律組織)についてのお話です。最近、CoinDeskの記事を読むようにしているのですが…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

本日は、DAO(Decentralized Autonomous Organization:分散型自律組織)についてのお話です。

最近、CoinDeskの記事を読むようにしているのですが、先日以下のDAOに関する考察記事を見かけました。CoinDeskは日本語版サイトもありますが、こちらの記事は日本語訳されていませんでした。そのため今回は、こちらの記事を和訳しつつ学習しましたので、皆さんにも和訳をご紹介いたします。

CoinDeskのツイート 2022/03/19

イントロ

分散型自律組織(DAO)は、大勢の人々が自律的に意思決定を行うことを可能にして、すでに世界を変えつつあります。ブロックチェーン技術によって実現したこれらの組織は、従来、公共・民間組織の戦略策定・監督を実施してきた中央集権的な経営陣の必要性を排除しつつあります。

しかしDAOには、その最も重大な脆弱性を修正できるような変化が必要なのかもしれません。現在のDAOモデルは人間が運営しており、その結果、DAOの判断に誤りが生じやすいです。人工知能(AI)の利用はそうした誤りをなくし、DAOをより効果的なものにすると思います。

DAOとは

DAOは、透明性のあるコンピュータプログラムとしてエンコードされたルールをベースとした組織です。DAOは、その組織のメンバーによってコントロールされ、分散化されています(現在の形態では半中央集権的ですが)。組織のルールはコードに埋め込まれているので、管理者は不要です。DAOは、従来の組織に存在する官僚主義や階層のハードルを排除します。

DAOの台頭は、インターネットユーザーが長年抱いてきた“どうすれば信頼できる環境で価値を交換できるのか?”という疑問に起因していると言えるでしょう。ブロックチェーン技術の出現により、信頼できる取引や価値の交換の自動化が実現し、世界中のインターネットユーザーが共通の目標を達成するために安全かつ効果的な方法で組織化できるようになりました。

金融取引やDAOのルールはブロックチェーン上に記録されるため、第三者機関を介する必要がなく、スマートコントラクトを通じて取引を簡素化できます。

DAOはガバナンストークンを採用しており、多くの場合、保有者に議決権として利用されます。ほとんどの場合、これらのトークンを通じて、プロトコルの分散的なガバナンス、あるいはトークン自体のガバナンスを行います。

DAOの台頭

2021年は、DAOが広く一般に認知されるようになった年でした。それまでは、DAOは投資、慈善事業、資金調達などいくつかの目的を担っていましたが、いずれも小規模なものでした。

昨年の大規模な成長により、DAOに参加する人は現在、全世界で約100万人に達しています。ConsenSysによると、主要な20のDAOを合わせると、140億ドル以上のデジタル資産を保有しています。また、DAOの拡大はCompoundやMakerDAOといった大手DeFiプレイヤーに限った話ではありません。小規模なDAOも出現し、広がりを見せています。昨年最も人気を博したDAOの1つがConstitutionDAOで、米国憲法の貴重なコピーを手に入れるために、1週間足らずでおよそ4700万ドルを調達しました。

ConstitutionDAOは目的を達成できませんでしたが、このプロジェクトが主要なメディアで大きな反響を呼んだことは、このようなプロジェクト、そしてさらに大きなプロジェクトが今後数年のうちに現れることを示唆しています。ConstitutionDAOは、歴史的な文書を取得するためのDAOだったのか、一時的な資金調達の仕組みだったのかと疑問を持つ人がいるかもしれませんが、DAOがさまざまな業界に変革をもたらす可能性があることを示しました

DAOは音楽業界にも影響を及ぼしています。昨年5月、JennyDAOは最初のNFTであるSteve Aokiと3LAUのオリジナル曲を獲得しました。JennyDAOは、NFTのフラクショナルオーナーシップ※を提供するメタバースグループです。ConstitutionDAOの場合とは異なり、どのNFTを取得するかはメンバーが決定します。JennyDAOでは、Uniclyのスマートコントラクトを利用してNFTの管理を実施しています。

※フラクショナルオーナーシップ:1つのNFTの所有権をスマートコントラクトの技術を利用して分割し、複数のユーザーが共同所有すること(例:BAYCの記事

成長の軌道

2022年は、DAOの参加者数と資金調達額の観点から見て、さらに成長する年になるかもしれません。DAOの成長は、金融、医療、芸術、法律などの従来のアプローチの手法を覆し始めています。(なお多くの人が誤解していますが、多くのDAOは、資金調達をする組織ではありません)。

また、DAOは、世界中の人々が同時に複数のプロジェクトの意思決定プロセスに参加できるようにすることで多様性の問題を解決し、今後数ヶ月の間に分散型環境を統治するツールとして、さらに利用されていくことでしょう。

人工知能への転換

人工知能が進むべき道を示してくれると考えます。というのも、DAOは著しく台頭したものの、その潜在能力を最大限に発揮する妨げとなるヒューマンエラーに悩まされ続けています

汎用型AI(Artificial General Intelligence: AGI)は、人間の代わりにタスクを実行することで、より良い道を提供することができるかもしれません。言い換えると、AGIは、人間のような柔軟な思考と推論を、瞬時の数値計算やその他のコンピュータの利点と組み合わせて、より良い意思決定を行うことができると考えます

究極的にDAOのゴールは、人間の階層的な管理なしに機能することです。AIを利用したDAOでは、人間のバイアスを排除するために、コミュニティの参加者は、意思決定プロセスにおいて彼らを代表するAIエージェントを選択します。選抜されたAIエージェントは、自分たちの製品やサービスを作り、それを販売し、その利益を参加者に還元するために、自律的に協力して最適な意思決定を行うことになるのです。

多くのDAOは、ブロックチェーンやその他の新技術の恩恵を受けながら、今後数カ月から数年のうちにこの改良型モデルに移行していくと思われます。将来的には、多くのDAOが人間による制御から自動化に移行すると思われます。そうなれば、DAOはAIやブロックチェーン、その他の新興技術をフルに活用して、さらに効率化することができるようになるでしょう。

AIを利用したDAOは、人間の偏見やミスを排除することで、コスト面でもメリットがあると思います。真の意味で自律した組織(生物)となり、より良いビジネスの方法を生み出すという本来のDAOのビジョンを実現することになるでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。こちらの文章を書かれたMarcello Mari氏は、SingularityDAOというDeFiとAIを組み合わせたプロジェクトに所属しているということもあり、少しAIに寄った考え方が強い印象を受けました。ただ、今後DAOがさらにDAO化していくためには、人間以外の力を借りた方がベターな場面が多く出てくるのも現実なのかと思いました。

また、個人的にはDeFiのプロジェクトを運営するような営利目的のDAOと、ある種、社会人サークルのような非営利のコミュニティとしてのDAOの2パターンが存在している印象です。DAOの議論をするときには、DAOの定義や前提条件をしっかり確認することが必要ですね。

以上、DAOについての考察記事の紹介でした。またDAOについても今後の行く末を追っていきたいと思います。

※なるべく読みやすいように意訳などをしておりますので、もし間違っているところがありましたら、Twitterなどでご連絡いただけると助かります。

【考察】Play to Earnの問題点と解決策

こんにちは、薬学生です。本日は、Play to Earnについてのお話です。先日以下のPlay to Earnに関する考察記事を見かけました。私自身、いろいろな情報を見聞きする中で、Play to Earnが発展していくためには課題がある…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

本日は、Play to Earn(ゲームを遊んでお金を稼ぐ)についてのお話です。

先日以下のPlay to Earnに関する考察記事を見かけました。私自身、いろいろな情報を見聞きする中で、Play to Earnが発展していくためには課題があるなぁと漠然と感じており、理解を深めたいと考えていました。そのため今回は、こちらの記事を和訳しつつ学習しましたので、皆さんにも和訳をご紹介いたします。

CoinDeskのツイート 2022/02/24

イントロ

昨年、ゲームにおける新しいカテゴリーが、テック系、クリプト系、投資家の間で大きな関心を集めました。P2E(Play-to-Earn)の背景にあるテーゼは明確でよく知られています。それは『トークンやNFTを含むブロックチェーンベースの報酬のおかげにより、プレイヤーがゲームをプレイすることで、収入や資産を獲得することができる』ことです。

初期参入者のAxie Infinity(Sky Mavis)、Blankos Block Party(Mythical Games)などがユニコーンの評価額で数億円を調達し、投資が殺到しました。またスタートアップから大手スタジオ(Zynga、Ubisoft、Amazon)まで、多くの製作会社が参入を示唆しました。クリプトマキシマリスト達は、誰もがこのようなゲームで「研磨」することで生計を立てることができる未来について熱狂しました。

ゲームプレイヤーが自分の時間やゲームに専念することに対して金銭的報酬を得られるという前提は非常に重要です。P2Eは、不平等を減らし、何百万人もの人々にリスクなしで暗号資産をもたらし、ユニバーサル・ベーシック・インカムのようになり得る、そんな社会の役に立つ強力な力を持つ可能性があります。

しかし、現在、多くの人が、P2Eが利益よりも害をもたらす危険性のあるポンジスキームやピラミッドスキーム(ねずみ講)ではないかと疑問視しています。P2Eの真の可能性を引き出すためには、そのような懸念が生じる原因を理解し、それに応じてゲーム設計を改善する必要があります。

現状:誰かが家を失うまで楽しんでゲームをする

現在のP2Eは、プレイで稼ぐというより投資というのが現実です。プレイヤーはまずNFTを購入したり、第三者のギルドにお金を払ってNFTを借りたりするために、高くて数千ドルもの出費をしなければなりません。そして報酬を稼げる状況を継続させるためには、将来のプレイヤーたちがさらに支出をしなければなりません。これが永遠に続くのです。

大馬鹿理論(The Greater Fool Theory)によれば、このような動きは良い結果を生みません。市場心理の変動は、資本を崩壊させる可能性があります。例えば、この記事を書いている時点で、クリプト市場は急激に下落しており、それに伴い、人気のP2EゲームAxie Infinityで使用されている2つの主要トークン(AXSとSLP)の価値が下落しています。

Axie Infinity(AXS)/Smooth Love Portion(SLP) – USD

”稼ぎ”がトークン価格の騰貴に依存している以上、相場が下がれば、プレイヤーはすべてを失うことになります。これが現在のP2Eゲームなのです!

P2Eのモデルでそのようなことが起こりうるというのは、直感に反することです。そして、このようなゲームの開発者が(たとえ善意をもった人々であったとしても)、プレイヤーが負うリスクや潜在的な損失の可能性にもかかわらず、何十億もの収益を上げることができるというのは問題です。

Web3、ブロックチェーン、分散化が現代の偉大な金融平等化であるとい言いますが、私は本当にそう信じています。自動化、世界的な不平等、中央集権的な権力構造への懸念が高まる中、P2Eは、普通の人々が自分の時間やゲームに専念することをもって創造に貢献した価値を獲得し、共有できる方法はないかと問いかけています。

しかし現実には、ほとんどのP2Eゲームは、多くの個人プレイヤーを犠牲にして、中央のオペレーターに利益をもたらしているのです。これは、Web3のアンチテーゼです

提案:P2Eゲーマーの権利に関する宣言

Web3は基本的に、報酬を関係者間で公平に分配することを目的としています。真のWeb3アプリは、すべてのステークホルダー(エンドユーザー、プレイヤー、パートナー、チームメンバー、サプライヤー等)が公平に評価され、報酬を得られるようにしなければなりませんが、利益追求が唯一の目標の場合、偶然で結果的にそのような公平な仕組みになることはありません。

これは、P2Eが慈善事業でなければならないことを意味するものではありません。またゲームは、何よりも、プレイして(理想を言えば、見て)楽しめるものでなければなりません。そうでなければ、いくら報酬を払ってもプレイヤーを引き留めることはできません。しかし、エンドユーザーの貢献度と幸福度を誠実に評価するための手段を講じることが、Web3のゲームをWeb2のゲームよりもはるかに優れたものにするのです。

以下の4つのプレイヤー・ファーストのデザイン原則は、より持続可能でインパクトのあるP2Eエコシステムを保証し、Web3の理想に沿うものと考えます。

  1. 完全に無料で遊べること
    ゲームをプレイすることは、収入を得るための支出や投資と切り離さないといけません。支出や投資ができるゲームも悪くないですが、そうすることでゲーム内で有利になるようなことはあってはいけません。Pay to win(課金することで勝てる)の仕組みは最悪です。ゲームの楽しさや持続性を失わせ、資本をリスクにさらすことができない多くの人々を排除してしまいます。
  2. 極めて公平であること
    P2Eゲームは、複数のプレイヤー、競合する利益、有限なリソースを持つ経済システムです。誰がどれだけパイを奪えるかを決める仕組みは、公平でなければならず、すべての参加者が同じ土俵に立たなければなりません。真の経済効果を得るためには、年齢、性別、技術的知識、文化に関係なく、誰でも学習でき、遊べ、適度に勝てるゲームである必要があります。そして、チートできないものでなければなりません。
  3. 完全に透明であること
    すべての主要なフィナンシャルデータはオープンに共有されるべきです。システムによってどのようにお金が生み出され、どのように分配され、獲得されるかは明確であるべきです。報酬がプレイヤーに公平に分配される限り、信頼、エンゲージメント、収益機会を高めることができます。
  4. 明確に非中央集権的であること
    ブロックチェーンは、プレイヤーとデベロッパーの両方に利益をもたらすように使用されるべきです。例えば、ゲームの結果や取引はチェーン上でオープンに検証できるようにすることで、プレイヤーがゲームの所有権やガバナンスに有意義に関与できるようになります。

まとめ:P2Eの明るい未来

楽しいゲームを装った投資スキームの乱立は、災いのもとです。特に、P2Eの普及が進んでいる脆弱なコミュニティや発展途上国では、プレイヤーや経済までもが大きな損失を被る可能性があります。一方、企業は、すでに不信感を持たれているこの業界に、さらなる懐疑の目や規制介入を招くリスクがあります。今こそ、初期の取り組みからP2Eを学び直し、軌道修正する機会なのです。

Web3について人々は大げさなことを言いますが、分散化は非常に重要な目的です。産業界が団結し、公正かつ誠実にすべての人のために利益のバランスをとるシステムを構築するとき、P2Eは現実のものとなります。誰もが勝つことができるのです。そして、そうしなければならないのです。

おわりに

いかがだったでしょうか。こちらの意見には、抜けているところ(例えば、無料プレイできるようにするのであれば、報酬はどのような仕組みで生み出せるようにするべきかといった、具体的な解決策)もありますし、筆者の主張が必ずしも正しいとは限りません。

まだ黎明期であるPlay to Earnを各自が学び、考えることで、Play to Earnが発展していったらいいなと考えています。

※なるべく読みやすいように意訳などをしておりますので、もし間違っているところがありましたら、Twitterなどでご連絡いただけると助かります。

【超基礎】DYORハンドブック

こんにちは、薬学生です。みなさん、DYORしていますか?ここでDYORって?と思った方、残念ながらDYORが足りていないのではないかと思われます。DYORとは…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。みなさん、DYORしていますか?

ここでDYORって?と思った方、残念ながらDYORが足りていないのではないかと思われます(仮想通貨に触ったことがなく、たまたまこのページに辿り着いた方は対象外です)。

DYORとは、Do Your Own Reseachの略で、『自分で調べなさい』という意味のクリプト界隈で多用されるスラングです

本日、たまたまTwitterで以下のツイートを目撃し、Polygenが執筆したDYORに関する解説記事を読みました。こちらの記事がとても大事な内容となっていましたので、今回はそちらの記事の内容を和訳したものを紹介していきたいと思います。

PolygenのDYORハンドブックに関するツイート 2022/02/21

全部を読む時間がない方向けに、以下に簡単なまとめを載せておきます。

  • トークノミクス、運営チーム、投資家(VC)、ロードマップ、SNS、コミュニティの様子をチェックする。
  • ビデオを見たり、ポッドキャストを聞いたり、ニュースレターを購読したり、できる限りのことを学び、わからないことは何でもググる。
  • 公式コミュニティで質問する。
  • Degenにならない。
  • 自分以外の人のリサーチを信用しない。

それでは詳しく見ていきましょう。

徹底的にDYORをする13のポイント

1.自問自答してください
あなたが投資したいプロジェクトは、付加価値を生むのでしょうか?それを知るには、次のような方法があります。

  • ホワイトペーパーとドキュメントを隅々まで読む。
  • コミュニティやユーザーにとっての価値を示すポイントを探す。「そのトークンは有用ですか?そうならば、その理由は?」
  • 何かわからないことがありますか?コミュニティに参加して聞いてみてください。アドミンがどれだけ協力的で知識があるかを知る良い機会です。
  • トークノミクスを理解する。トークンを購入した場合、トークンはロックされ、一定期間後に支払われるのでしょうか?これは、購入を判断する上でとても重要です。

2.プロジェクトはすでに始動していますか?
CMC(CoinMarketCap)やCoinGeckoを開いて、メトリックを確認しましょう。他の類似のプロジェクトやトークンを検索し、そのトークンのメトリックがどのように異なるか、または優れているかを理解します。

3.オープンソースですか?
もしそうなら、彼らがコードに変更を加えている回数を必ず確認してください。オープンソースの利点は、常に改善の余地があることです。

4.そのプロジェクトは、文字通りトークンを発行しているだけではないか?現時点でプロダクトがなく、過度に誇張したロードマップがあるだけではないか?
もしそうなら、コミュニティや開発者と話して、何が行われていて、何がまだ行われていないのか、ユーザーがTest Netで試すことができるのかを理解しましょう。

5.誰がそのプロジェクトを支援しているのか?
投資家やアドバイザーを探してみてください。ググってみてください。彼らが支援しているということは、たいてい彼ら自身もデューデリジェンス(投資先の価値やリスクなどの調査)を行い、お金と時間を投資する価値があると考えているということです。

6.プロジェクトチームを調査する。
Linkedinで彼らの経歴、他のプロジェクト、実務経験などを確認する。また、誰が彼らについてリファレンスを書いているかも確認することができます。

7.すべてを分析する。
以下の手順で分析しましょう。

  • あなたが投資しているものが仮想通貨である場合、現在の供給量(Current Supply)を調べます。
  • トークノミクスとバーン・ベスティングスケジュールを理解する(該当する場合)。
  • トークンのアロケーションとその目的、そしてロック解除後のオプションとしてステーキングのようなものがあるかどうかを確認します。
  • ホワイトペーパーやドキュメントを活用してください。この段階で、現在と将来の時価総額を確認し、他のプロジェクトと比較することができます。高すぎる場合は、最終的に価値が下がると予測できます。
  • プロジェクトのロードマップに多くの注意を払い、それが意味をなしているか、どの程度進んでいるかを確認します。これは、チームとその締切を守る能力を示す良い指標となります。
  • 古いロードマップをチェックし、目標を達成したかどうか、達成できなかった場合はその理由を確認しましょう。
  • SNSのチャンネルや、提携しているコミュニティグループ、さらにコミュニティが作成した非公式なグループにも目を通しましょう。そうすることで、メンバーが使う戦略や心情を理解することができます。

8.ブロックエクスプローラーで詳細を確認する。
取引量/ボリュームが最も多いアドレスを検索して、それについてチームに質問することができます。これは、もしチームが資金調達することを決定し、保有するトークンを売ることになった場合、トークン価格がどうなるかを理解するために必要です。誰もパニック売りを望んではいません。

9.ガバナンス(提案に対する投票)を唯一の目的とするトークンに投資することを考えている場合の注目ポイント

  • 競合のガバナンストークンと時価総額とTVLを比較してください。TVL比率が高ければ高いほど、必ずしも議決権に活用するつもりのないDegenや投機家が主に保有していると考えることができます(つまり、トークン価格が自分にとって十分高くなったらキャッシュアウトするでしょう)。
  • ガバナンストークンでは、価格ではなく、ユーティリティが価値の原動力となることを望んでいます。同じことが、ほとんどのプロジェクトのトークンにも当てはまります。

10.プロジェクトやプロダクトは監査されていますか?
もしそうなら、どの監査機関が監査したのか?

11.攻撃やハッキングが試みられたり、成功したことはありますか?
その場合、プロジェクトはその後どのように反応し、運営を存続したのでしょうか。例えば、監査の強化、ユーザーの損失の補填、攻撃を受けた脆弱性への即時対応、プロダクトやコードの更新の推進など、良い例を探してください。

12.トークンをロックまたはステークしなければならない場合、引き出し手数料を確認し、何らかの方法でそれをヘッジできるかどうかを確認する。

13.トークンに投資する場合、どのCEXで購入・引き出しができるかを確認する。
ほとんどのCEX(中央集権型の取引所)は、ユーザーを保護するために、リスティング時にデューデリジェンスを綿密に行います。また、万が一の場合に法定通貨に交換できるようにしておくと良いです。

DYORをする上でやってはいけないこと

さて、ここまでで主要なポイントをカバーしましたが、次は自分で調査する際に絶対にやってはいけないことに焦点を当てましょう。

  1. ミームコインで大儲けした仲間に言われて、暗号通貨に投資するのは絶対にやめてください。常に二重、三重のチェックを行い、すべての意見を話半分に受け止めてください。
  2. YouTuberやTwitterのインフルエンサーは、信じられないかもしれませんが、無意味なトークンを売り込むためにお金をもらっています。『INSANE TOKEN 🚀 2日で1000倍 😲』のようなキャプションで明らかにランダムなプロジェクトを宣伝する人は信じてはいけません。中には、時価総額の低いトークンを買い占めてそれを宣伝し、信者が買い占めたところでそれを売り抜ける人もいる。何度も言いますが 誇大広告を信じないでください。
  3. 組織的な「パンプ・アンド・ダンプ」に引っかからないでください、繰り返します。これらの計画は通常、SNSで「月に行く(go to the moon)」トークンのリストを大々的に宣伝し、FOMO(Fear Of Missing Out)を作り出し、そしてフォロワーが購入したタイミングで売り抜けるというものです。基本的にはYouTuberと同じだが、より大規模で組織的なものです。
  4. 仮想通貨の背後にある計算(calculations)を無視することはできません、失望に備えましょう。DeFiでは、多くの初心者が、1000倍で月に届くという憶測のもとに、低価格のトークンに誘われてやってくるのを目にします。現実には、暗号の価格はそのようには動きません。このようなサイトを使って、新しいトークンの「マーケットキャップの可能性」を計算し、よりよく理解することが代わりになります。

DYORをする上でやること

  1. 仮想通貨投資家やトレーダーになるチャンスをつかむには、まず業界で使われる基本的な用語や専門用語を理解することが非常に重要です。これには以下が含まれます。
  • ブロックチェーンとは何ですか?
  • DeFiとは何ですか?
  • ステーキングとは何ですか?
  • 流動性プールとは何ですか?
  • スマートコントラクトとは何ですか?

もしこれらの答えがわからないのであれば、まず調べ始めて業界を理解するようにしましょう。また、前に進む前に「ビットコイン・ホワイトペーパー」を読むことをお勧めします。

  1. どのクリプト、プロトコルを研究したいのかを決めたら、その競合を調べましょう(例えば、Polygonを研究している場合、Binance Smart Chain、Solana、Avalancheなどの他のチェーンを調べ、それらのクリプトやプロトコルとあなたが投資しようとしているものを比較することから始めるとよいでしょう)。
  2. 投資しようとしているクリプトやトークンの何が問題なのか、何が弱点なのか、なぜ弱点なのかを考えてください。
  • 実用性や採用性に欠けていませんか?それがどれくらいかかるかの目安はありますか?ボトルネックは何ですか?
  • もしそれがプロトコルトークンであれば、その計画はどのバージョンにあるのか、またロードマップを満たしていないのであれば、その理由は?
  • それはあまりにも中央集権的ではないですか?もしそうなら、それを分散型にする計画はあるのか?その計画はいつ完成し、どのように実現するのでしょうか?
  • 開発者が開発し続けるのに十分な資本があるのですか?もしそうでなければ、開発者はプロジェクトを放棄するかもしれません。
  1. 私たちのお気に入りのアドバイスですが、常に『(コイン名)+詐欺(scam)』やチームメンバーや投資家を入力してグーグル検索してください。もし何か出てきたら、本当のところはどうなのかを調べてみてください。
  2. 開発者チームを徹底的に調べる。彼らは匿名ですか?ソーシャルフットプリント(Linkedinなど)を持つ実在の人物ですか?

このガイドがあなたの投資の旅に役立つことを願っています。また、「[memecoin]に投資すべきかどうか」を尋ねに来た人たちにも教えてあげてください。
皆さん、ご安全に。

おわりに

以上、DYORの解説でした。いかがだったでしょうか?私自身、ここまで徹底できているかと言われるとできていない点も多いなぁと感じました。

もちろん、人によってDYORのやり方は違うと思いますが、ここで紹介されている内容を少しでも参考にして、より失敗しないDYORのスキルを磨いていきましょう!

【紹介】クリプト×環境保護プロジェクトまとめ

こんにちは、薬学生です。みなさん仮想通貨が環境に悪いと言われていることはご存知でしょうか?今回は、そんな環境問題にクリプトの技術を利用して立ち向かうクリプト×環境保護のプロジェクトについて紹介していきたいと思います…

更新:2022/04/23

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさん仮想通貨が環境に悪いと言われていることはご存知でしょうか?詳しい方なら、「PoWだからでしょ」や「Ethereumは今後PoSに移行していくし、CO2全体の排出量に比べたら仮想通貨関係で排出されるCO2はそこまで多くない」といった考えを持っているかと思います。(なお、ここで紹介したPoWなどのコンセンサスアルゴリズムについては本筋から外れますので紹介しません)

今回は、そんな環境問題にクリプトの技術を利用して立ち向かうクリプト×環境保護のプロジェクトについて紹介していきたいと思います。

以下でCO2削減の関係の必須用語の意味を紹介しておきます。

カーボンオフセット
カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動において排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること。

カーボンクレジット(炭素クレジット)
カーボンクレジットとは、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を政府などの機関が保証したもの。このクレジットを購入することで、カーボンオフセットを行うことができる。

カーボンオフセットが温室効果ガスの排出分を投資活動によって相殺する行為で、カーボンクレジットは、温室効果ガスを削減したことの証明書といったところですね。

クリプト×環境保護プロジェクトまとめ

それでは環境保護系のプロジェクトについて紹介したいと思います。私が調べたところ、5個のプロジェクトを確認いたしました。それらのプロジェクトをまとめたものが以下になります。

※なお、この記事を書いている時点で、追加で2プロジェクト発見しておりますので、そちらについても順次追加していきます。

思っていたより多くのプロジェクトがありますね。それでは次の項でプロジェクトを1つずつ見ていきたいと思います。

個別プロジェクト紹介

それでは個別の環境保護系プロジェクトについて簡単にその特徴を見ていきたいと思います。

Carb0n.fiは、シンガポールやASEANを中心に活動しているプロジェクトになります。カーボンクレジットNFTを利用してカーボンオフセットを実施するというスタンダードな仕組みを採用しています。なお、Carb0n.fiはシンガポールの環境保護系の団体とかなり強い繋がりがあり、すでにカーボンオフセットを購入しているようです。

他のプロジェクトが環境をイメージした緑や青を基調とした優しい色合いなのに対して、環境破壊をイメージした黒や赤を基調としたトゲトゲしい色合いなため、個人的に少し抵抗感があります。

$ZROのチャートはこちら

Dovuは、農家がCO2を削減する取り組みを実施することによって得られたカーボンクレジットをNFTとして販売するプロジェクトです。詳しくは、以下の記事で紹介していますが、DovuではすでにNFTマーケットをローンチしており、提携する農家さんのカーボンクレジットNFTを購入することができます

$DOVのチャートはこちら(EthereumBSC

EarthLoveUnited
公式サイト Twitter

EarthLoveUnitedはSavePlanetEarthのローンチパッドでローンチされたプロジェクトになります。EarthLoveUnitedは『教育・調査・イノベーション・ブロックチェーン・正義・意識の6つの観点を組み合わせることで、気候変動の解決を目指すプロジェクト』になります。

$ELUのチャートはこちら

EcoCREDITは、他のプロジェクトとの違いとして、$ecoCREDITトークン自体がカーボンクレジットと紐づいています。そのため、他のプロジェクトだと「ユーティリティトークンでカーボンクレジットNFTを購入→バーンしてカーボンクレジットを証明」という流れのところを、「ユーティリティトークンを購入→バーンしてカーボンクレジットを証明」といった流れで実施することになります。

また、ゲーム性を持たせつつ環境保護を推進するため、Ecolandsというメタバース系のサービス展開を予定しています。この点は、他のプロジェクトとは一線を画していますので、今後の盛り上がりに注目しています。

$ecoCREDITのチャートはこちら

準備中

$ENRXのチャートはこちら

ForestNFT
公式サイト(準備中) Twitter

ForestNFTは、日本発のカーボンオフセットプロジェクトになります。この記事を書いている2022年2月に開始したばかりのプロジェクトです。特徴としては、他のプロジェクトがカーボンクレジットNFTを販売するのに対し、カーボンクレジットを生み出す大元の森林のNFTを販売する点です。以下に公式ドキュメントの説明を載せています。

投資家はForest NFTを購入し保有することでCarbon Credit NFTを獲得できます。そのCarbon Credit NFTを企業などに販売することで、既存のDefiやGame-fi、従前の金融商品のように金銭的なリターンを得ることができます。また、売上の一部を森林の育林等に投資していくため、Forest NFT購入により、森林の保全や二酸化炭素の削減に寄与することができます。そして、サステイナブルな社会の実現にダイレクトに貢献できる”Plant to Earn”なサービスです。

ForestNFTの公式ドキュメントより引用

公式ドキュメントの中身もかなりしっかりしていますので、これからの発展に期待です。また、第1弾のForestNFTの販売が2月13日に予定されておりますので、気になる方は是非チェックしてみましょう

トークンを発行する予定はありません

準備中

$JCRは4月25日にリスティング予定(ChintaiNetwork

準備中

$KLIMAのチャートはこちら

準備中

$ELUのチャートはこちら

準備中

$NORIはまだ発行されていません

準備中

トークンを発行する予定はありません

SavePlanetEarth
公式サイト Twitter

SavePlanetEarthは、ベーシックなカーボンオフセットを支援するプロジェクトになります。特徴としては、独自の環境に優しいブロックチェーンの開発を実施していたり、環境に優しいローンチパッドを開いたりしています。詳しい内容は、以下の記事で紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

$SPEのチャートはこちら

TanSoDAOは、2022年1月から本格的に始動したばかりのプロジェクトになります。具体的な取り組みとしては、透明性があり、CO2削減活動をした人に利益が還元されるカーボンクレジットNFTのマーケットを設けることを目指しています。

またTanSoDAOは日本向けの活動を活発に行なっています。プロジェクト名からしても日本人が運営に深く関わっている可能性もありますし、これからの活躍に注目しています。

$TNSはまだ発行されていません

ToucanProtocol
公式サイト Twitter

準備中

$NCTのチャートはこちら

おわりに

以上環境保護系のプロジェクトについての紹介でした。環境保護系のプロジェクトの記事を書くたびに言っている気がしますが、今後環境保護の視点の重要性は増すことはあっても、下がることは考えにくいと思っています。そもそもブロックチェーンを利用しない方法が主流となる可能性もありますが、引き続き見守っていきたいですね。

【SHANTI(シャンティ)】CtoBモデル型レンディングプロトコル紹介

こんにちは、薬学生です。みなさんPancakeGamesをご存知でしょうか。こちらは2021年9月に始動したブロックチェーンゲーム専門のプラットフォームになります。このPancakeGamesが出資している『SHANTI』というプロジェクトがあり…

更新:2022/03/14

目次

◯はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんPancakeGames(パンケーキゲームズ)をご存知でしょうか。こちらは2021年9月に始動したブロックチェーンゲーム専門のプラットフォームになります。

このPancakeGamesが出資している『SHANTI』というプロジェクトがあり、PancakeGamesと強いパートナー関係にあります。今回はこのSHANTIについて現在分かっている情報を紹介していきます。

PancakeGames
2021年から活動を開始したブロックチェーンゲーム専門プラットフォーム。トークンは$GCAKE。日本の株式会社BIGBANGと提携しており、2022年第1四半期に、一作目となるマルチハンティングRPG「SKY FRONTIER Fantasy Battle」のローンチを控えている。ゲームの他にも、レンディングサービスであるSHANTIというプロジェクトに出資しているほか、日本発のTTXというタレント×NFTを掲げるプロジェクトと提携している。

なお、PancakeGamesについてこれまでの動向をまとめた記事もありますのでぜひお読みください。

『SHANTI』とは

まずSHANTIについての公式の説明を確認してみましょう。

SHANTI is a social lending project. Through our platform, you will be able to lend money to anyone, anywhere in the world.
Over 2 billion people in the world are underbanked. These people do not have access to banking services and therefore, they can not save, invest, and even borrow money. This leads to a number of crimes and does not show any significant decline.
SHANTI aims to solve this problem using crypto and blockchain technology.

SHANTIは、ソーシャルレンディングのプロジェクトです。私たちのプラットフォームを通じて、世界中の誰にでも、どこにでもお金を貸すことができるようになります。
世界には20億人以上の銀行口座を持たない人々がいます。これらの人々は銀行サービスを利用できないため、貯蓄や投資、そしてお金を借りることさえできません。そのため、多くの犯罪が発生しており、銀行口座を持たない人口はそれほど減少していない状況です。
SHANTIは、この問題を暗号技術やブロックチェーン技術を使って解決することを目指しています。

SHANTIのMediumより

要はレンディングのプロジェクトですね。レンディングだと、AaveCompoundといったサービスが有名かと思います。

ただ、SHANTIでお金の借り手を、サービス開始直後は銀行や仮想通貨交換業を行う金融機関に限定する予定とのことです。将来的に借り手を、安全性の観点からまず『Institution(機関)』から展開し、最終的には銀行口座を開設することが難しいような個人でもお金を借りれるようにすることを掲げています。

先ほど紹介しました『Peer to Peer(銀行などを通さず、個人間でお金のやりとりを行うこと)』のレンディングの場合、ユーザーは自身のステーク額に応じてトークンを借りることができますが、SHANTIの場合、借り手はトークンをステークしなくても、お金を借りられるという、従来型のシステムを採用するのだと思われます。この点が大きく異なりますね。

また、レンディングできるトークンは流動生がとても大きい$BTCや$USDTから対応を開始し、将来的に提携先であるPancakeGamesの$GCAKEの対応を予定しています

なお、保有している$SHNの量によって、レンディングの年利を高めることができる仕組みにする予定とのことです。最近はveのステーブルコイン運用が盛り上がりを見せていましたので、そうした他のレンディングのTokenomicsを参考にしながら、上手なTokenomicsを構築して欲しいですね。(ve関係の話については、Rottenさんのこちらの記事がとても分かりやすかったです)

なお、以下にホワイトペーパーを載せていますので、詳しくはそちらの情報もチェックしてみてください。

また、Webサイトが2月10日に公開されています。ただWebサイトで公開されている情報はホワイトペーパーと全く同じ内容で、ページ下部のCONTACTを押すと「https://upward-test.sakura.ne.jp/shanti/contact」という「さくらインターネット」の恐らくテスト用URLに遷移したりと、まだ準備を進めている感じは否めませんので、今後の開発を待つしかないですね。ただ、ガバナンストークンである$SHNはすでに発行済ですので、そちらを購入することは可能です。

関連リンク:Twitter Medium ホワイトペーパー 公式サイト

カンボジア向け決済サービス『NutsPay』

3月に、SHANTIの最初のプロジェクトとして『NutsPay』が発表されました。こちらのプロジェクトは、カンボジア政府が世界1位を目指しているカシューナッツ市場をターゲットとした決済システムとなります。

NutsPayに関する発表 SHANTI公式アカウント 2022/03/07

実際のNutsPayの詳細については明らかにされていませんが、カンボジアの現地パートナーとして、女性実業家のIng Laihout氏と協力しているとのことです。こちらの女性について調べてみましたところ、JICAの記事カシューナッツ加工業者として紹介されておりましたので、確かにカンボジアで活躍している人物であることが窺えます(なお、カンボジアは英語圏ではないため、英語表記のスペルにブレが見られます)。

また、カンボジアカシューナッツ協会は日本の農林水産省とやりとりを行なっていることから、運営に日本人が深く関わっていると予想されるSHANTIがカンボジアのカシューナッツ市場を最初のターゲットとしたことに合点がいきます(参考記事)。

いずれにしても、こちらの詳細もまだ分からない状況ですので、どうなるかは今後の発表を待って判断する必要があります。

Laihout氏の画像 NutsPay公式アカウントより

$SHNの購入方法

では$SHNの購入方法について説明します。現状、$SHNはBSCのみです。それぞれの購入の仕方について簡単に説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事がたくさんあるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHや$XRPを購入
  2. BINANCEなどの海外の仮想通貨取引所に仮想通貨を送金
  3. BINANCEで仮想通貨を$BNB(BSCの通貨)にコンバート
  4. BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットに$BNBを送金
  5. MetaMaskをPancakeSwapと接続
  6. $BNBをPancakeSwapで$SHNにスワップ

なお、$SHNのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: SHN
Contract Address: 0xd77fef555f2595f60c0B2289E770781A71053457
Chain: BSC Network

おわりに

以上でSHANTIについての紹介を終わりたいと思います。個人的に、従来のレンディングとは異なっていて、成功したら比較的年利が安定したりするのかなと考えたりしています。

参考:他の日本語記事

Ryohuさんという方が、SHANTIに関する記事を書いていました。気になる方はそちらもチェックしてみてください。

【徹底紹介】Fantomローンチパッドまとめ

こんにちは、薬学生です。みなさんFantomを利用していますでしょうか。今年に入ってFantomに注目しているユーザが増えてきた印象があります…

更新:2022/02/14

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんFantom(ファントム)を利用していますでしょうか。私個人は正直そこまで触ったことがないです。。が、Twitterなどを見ていると今年に入ってFantomに注目しているユーザが増えてきた印象があります。また、私自身は情報を追えていないのですが。tomb finance系のプロジェクトが活気づいている印象です。

今回は、そんなこれから注目度が高まることが期待されるFantom上のローンチパッドについて紹介していきたいと思います。

解説:Fantom
Fantom財団が開発するプロジェクトであるFantomは2019年12月、イーサリアムの対抗馬として登場したレイヤー1プラットフォームだ。オープンソースのスマートコントラクトを活用することで、包括的かつモジュール化された分散型アプリが開発できるよう設計されている。Fantomでは安価かつ高速処理で取引ができることが売りであり、「分散性、セキュリティ、スケーラビリティ」のトリレンマを、そのいずれをも犠牲にすることなく解決していると主張している。(COINPOSTより引用)

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

なお、Fantomを含む全てのチェーンのローンチパッドを網羅した記事もあります。そちらもぜひチェックしてみてください。

Fantomローンチパッドまとめ

それではFantom上にあるローンチパッドについて紹介したいと思います。私が調べたところ、17のローンチパッドを確認いたしました。それらのローンチパッドをまとめたものが以下になります。

思っていたより多くのローンチパッドがありますね。それでは次の項目でローンチパッドを1つずつ見ていきたいと思います。

なお、Fantom上で他にもローンチパッドがあるようでしたら教えてもらえると助かります。

個別ローンチパッド紹介

それでは先ほど紹介しました15のローンチパッドについて簡単にその特徴を見ていきたいと思います。

DeFiLaunchは、その名の通りDeFiに特化したローンチパッドになります。当初BSCからサービスを開始しており、最初にローンチしたBikiniFinanceがすぐにセール価格を下回ってしまった印象が強いため、個人的にはオススメしません。

なお、BSC上で$DLAUNCH、Fantom上で$fDLAUNCHがそれぞれ流通しています。

$fDLAUNCHのチャートはこちら

FanPadは、最近できたばかりのローンチパッドです。本格的に始動するのがいつになるのかはまだ不明ですが、ドキュメントを公開しているため、IDOの仕方などについて確認することができます。そちらによりますと、IDOに参加するためには、$FAPをステークして$xFAPを獲得する必要があり、その$xFAPの枚数によってTierが決定する仕組みとなっています。

そのほか、ローンチするプロジェクトに対して、監査・法令相談・トークノミクス相談といった付加価値を提供することを押しています。資金調達を実施したいチームからすると、こうしたサービスは需要がありそうですね。

$FAPはまだ発行されていません

fantomGOは、まだプロジェクトを開始して間もないローンチパッドです。2021年11月に$FTGトークンを発行していますが、まだ一度もプロジェクトをローンチしていない状況です。また、$FTGはDEXに上場されておらず、CEXのKucoinでのみ購入することが可能となります。

なおサイトを見ると、まだウォレットを接続したりする機能が実装されていません。そうした点からも、IDOの実施はまだまだ先になることが予想されます。

$FTGのチャートはこちら

FantomMakerは、最近できたばかりのローンチパッドです。FantomMakerは、DAOMakerとIceteaLabsと提携している点が注目ポイントかと思います。DAOMakerは、かなり大手のローンチパッドで、IceteaLabsは、RedKiteGameFiという、これまた大手ローンチパッドの運営元になります。

まだトークンを発行していない状況にはなりますが、Twitterなどの様子を見てもかなり注目されておりましたので、これからに期待が寄せられます

そのほか、英語になりますが、Altcoin AlertsさんがFantomMakerのまとめをツイートされておりましたので、こちらで引用して紹介いたします。

画像
Altcoin Alertsのツイートより引用

$FAMEはまだ発行されていません

FantomOasisについては、2021年11月からTwitterの更新が止まっていたのですが、2022年1月後半から更新が再開しています。ただ、以下の点から、個人的にはそこまで注目しなくてよいかなと感じました

  • テレグラムでも運営が活発に動いている様子は窺えない
  • 次のローンチについての情報がない
  • サイトのデザインにお金がかかっていなさそう
  • ロードマップが2021年第4四半期までで止まっている

$FTMOのチャートはこちら

fantomPadは、できたばかりのローンチパッドです。まだユーティリティトークンの$FPADが発行されておらず、近々、OxbullBlockPadでIDOが実施される予定となっています。Mediumの内容が薄い点が気になりますが、1月に複数のVCや、CEXのMEXCとの提携を発表しているほか、イメージキャラクターの幽霊の画像もレパートリーがあり、それなりにしっかり運営をしている印象です。

ただ、まだトークン発行前であり、具体的なIDOのシステムなどが明らかになっていない状態ですので、これからの様子を見て判断していく必要があります。

$FPADはまだ発行されていません

FantomStarter
公式サイト Twitter

FantomStarterは、マルチチェーンに対応しているローンチパッドになります。2022年に入り新しいTier制を公開したり、CEXのMEXCに上場したりと活発に運営が行われている印象です。また、IDOの参加方法として、ユーティリティトークンの$FSをステークするほかに、数量限定の『FS Key』と呼ばれるNFTの販売も実施しております。

そのほか、英語になりますが、Fantom InsiderさんがFantomStarterのまとめをツイートされておりましたので、こちらで引用して紹介いたします。

画像
Fantom Insiderのツイートより引用

$FSのチャートはこちら

FantomX Launchpad
公式サイト(不明) Twitter

FantomX Launchpadについては、2021年6月からTwitterの更新が止まっています。運営を放棄したのだと思われますので、間違えてこちらのトークンを購入したりしないよう注意しましょう。

FractalStudios
公式サイト Twitter

FractalStudiosについては、ほぼローンチパッドとして活動していない印象です。Twitterを見ても、FractalStudiosが運営するGiveaway専用アカウントのツイートのリツイートが大半です。

Giveaway専用の「The Random Fantom」は活発に活動していますので、こちらはフォローしてもよいかと思います。

FTMLaunchはFantom専門の新しいローンチパッドになります。そのため、まだ自身の$FTMLの販売しか実績がないです。2022年1月に入り、ベンチャーキャピタルや、CEX(仮想通貨交換所)、他のプロジェクトとの提携を多数公表しております。今後の動きに少し注目したいと思っています。

$FTMLのチャートはこちら

FTMPadについては、2021年8月からTwitterの更新が止まっています。運営を放棄したのだと思われますので、間違えてこちらのトークンを購入したりしないよう注意しましょう。

LaunchpoolはFantomに限らず、Ethereum・BSCなで複数のチェーンに対応したローンチパッドになります。これまでに30以上のプロジェクトをローンチしておりますが、Fantom上のプロジェクトのローンチは1つのみとなります。これまでFantom上でローンチするプロジェクトの数が少なかったため、取り扱い数が少なかったとも考えられますが、Fantom上のプロジェクトのIDOに参加した場合は、他のローンチパッドを選択するのも一つの手だと感じました

$LPOOLのチャートはこちら

Presale.money
公式サイト Twitter

Presale.moneyは、Fantom専門のローンチパッドになります。サイトをみたところ40以上のプロジェクトのローンチに関わっているのですが、資金調達に失敗したり、中止になっているプロジェクトが多数あり、運営側がローンチするプロジェクトを選別していないように思われます。また、Mediumなども調べた範囲では確認できず、6ページのホワイトペーパーのみ存在しているため、個人的にはかなり運営に不安が残りました。

$SMARTのチャートはこちら

SunFinance
公式サイト(不明) Twitter

SinFinanceについては、詳しく調べられておりませんが、2021年12月ごろにNFTの販売を実施している時にトラブルが生じたようです。それに伴い、運営が返金対応に追われていたようです。テレグラムで運営が返信していたため、プロジェクトが放棄された訳では無いと思いますが、現状、期待できる状態ではないと考えたため詳細は追っていません

$SUNは現在流動性がない状況です

TartarusFinance
公式サイト Twitter

TartarusFinanceは2022年1月現在、自身のIDOを控えている新興ローンチパッドになります。まだ、明らかになっている情報は少ないですが、IDOはGuaranteed Allocation(トークンの購入枠が保証される)を採用したり、ローンチされるプロジェクトをTartarusFinanceが事前審査することが明らかになっています。

TartarusFinanceのローンチパッドの外観(開発中)

なお以下のツイートで紹介しましたが、Gleamタスクをこなすことで誰でもIDOに参加できるチャンスがありますので、ひとまず申し込むのもありかと思います。なお、以下のツイートでは残り1時間とありますが、その後申し込み期間が延長されましたので、2月3日23:00まで申し込みが可能となっています。

TartarusFinanceのIDOについてのお知らせ 2022/01/27

Tosdisはローンチパッドとしての機能のほかに、ステーキングやファーミング機能を兼ね揃えています。また、Fantom以外にもEthereum・BSCのプロジェクトもローンチしています。サイトの作りはそれなりにしっかりしていますが、2021年10月末に$DISが発行され、本格稼働してから2022年1月現在までで5つのプロジェクトのローンチのみと、ローンチ回数がかなり少ない印象です

$DISのチャートはこちら

WingSwapは2021年からDEXとしてサービスを展開しているプロジェクトです。2022年に入り、新たにローンチパッドとしてのサービスを開始することを予定しています。WingSwapでは$WISをステークすることで$xWISを得られる仕組みを用意しており、この$xWISを利用することでIDOに参加することができます。最近こうした$x〇〇トークンが増えてきていますね。

$xWISに関するツイート WingSwap公式Twitter 2022/01/22

$WISのチャートはこちら

個人的注目度ランキング

以下が、個人的なローンチパッドの注目度になります。A〜Eはまだ稼働しているローンチパッド、Gは活動停止しているローンチパッドです。

注目度ローンチパッド名
AFantomMaker
BFantomStarter, Launchpool
Tartarus
CFTMLaunch, fantomPad
FanPad
DDeFiLaunch, fantomGO
Presale.money, Tosdis, WingSwap
EFantomOasis
FractalStudios, SunFinance
GFTMPad
FantomX Launchpad

やはり、Twitterなどでも注目度の高い『FantomMaker』が、Fantom系ローンチパッドの中だと一番押さえておくべきプロジェクトだと思います。1月に1つ目のプロジェクトをローンチしたばかりですし、市況があまり良くないという点もありますので、長期的に見ていきたいですね。

Bには、ローンチパッドとしてある程度のローンチ実績がある2つのローンチパッドを入れました。ただ、Fantomのプロジェクトのローンチはそこまでしていないので、Fantomのプロジェクトを追っていくという観点ではそこまで注目度は高くないかもしれません。また、TartarusFinanceについてはまだ明らかになっている情報が少ないですが、期待を込めてBに入れています。

Cに入れたFTMLaunchは、まだできたばかりのローンチパッドですが、頻繁にTwitterを更新しており、VCなどとの提携の発表が多かったため、これからの進展に期待してます。fantomPadについても同様にできたばかりのローンチパッドですが、VCとの提携など好材料があり、Twitterなどの更新頻度から運営のやる気が窺えることからCにしています。

D・Eについては大きな差はありませんが、運営状況などを考慮して区分しています。正直ここから下のローンチパッドについてはまず注目しなくてよいと思っています。

おわりに

以上Fantomのローンチパッドについての紹介でした。今年はFantomが盛り上がると考えている人が一定数いる印象です。現状はまだまだ安心できるローンチパッドが少なく市況も悪いですが、今後市況が回復するにつれてFantomのローンチパッドも盛り上がるのではないかと思います(いつになるのかは分かりませんが、、)。

という訳で、市場を見守りつつ学習を続けていきたいと思います。

【徹底紹介】Solanaチャートツール5選

こんにちは、薬学生です。みなさんSolanaを利用していて、チャートが確認しにくいなと思ったことはないでしょうか?そうなんです、Ethereum、BSC, Polygonなどに対応したチャートツールは沢山あるのですが、Solanaに対応したチャートツールがあまりないと個人的に感じていました…

更新:2022/05/30

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんSolanaを利用していて、チャートが確認しにくいなと思ったことはないでしょうか?

そうなんです、Ethereum、BSC, Polygonなどに対応したチャートツールは沢山あるのですが、Solanaに対応したチャートツールがあまりないと個人的に感じていました。

今回は、そんなSolanaのチャートツールを探した結果、5つのツールを確認いたしましたので、それぞれの特徴と使い勝手について紹介していきたいと思います。

解説:Solana
Solanaは標準的なビザンチン将軍問題の解決を目指すProof of Stakeブロックチェーンですが、特筆すべきトランザクション処理能力を持っており、およそ200のノードで一秒あたり5万のトランザクションを行えるとしています。これは現CEOのAnatoly Yakovenko氏が2017年に提唱したProof of Historyという、信頼なきノード同士で時間を同期する手法の採用など、8つのイノベーションにより実現したものです。(COINPOSTより引用)

Solanaチャートツールまとめ

ずばり、Solanaのチャートツールとして、以下の5つが見つかりました。

それぞれの特徴をまとめたものが以下になります。

以下で各ツールについて紹介していきますが、IDO(新規プロジェクトのトークン発行)直後の価格を知りたい場合には、現状BirdeyeとRaydiumの2択だと思います。と、言いますのも、Dexlab、SonarWatchではそうした新規で発行されたトークンに対応するのが遅いためです。また、Solviewは開発を停止している可能性があるため、情報の正確性に疑念が残ります。そのため、上場直後の値動きを確認して、投資判断を行いたい場合には、Birdeye・Raydiumのどちらかを利用しましょう。

個別ツール紹介

それでは個別のチャートツールについて簡単に紹介します。

Birdeye

Birdeyeは2022年よりサービスを開始したチャートアプリになります。以下のツイートでも述べていますが、複数のチャートを並べて表示することができるほか、各種オンチェーン情報を確認することもできます。感覚的に、DEX Screenerというチャートツールに使用感が近く、とても使い勝手が良いです(こちらのツールはSolanaに非対応です)。主要15DEXの価格情報に対応しているのもとてもありがたいです。

Birdeyeの外観
Birdeyeに関するツイート 2022/05/25

Dexlab

Dexlabについてですが、こちらは名前の通り、DEX(Decentralized Exchange:分散型仮想通貨交換所)としての機能(要はスワッピング)を備えているほか、IDOを実施することもある総合的なプラットフォームとなっています。

個人的には、対応しているトークンの種類が限定的であるためあまり利用しませんが、取引高を表示してくれるため、そのトークンの盛況具合が分かる点は便利だと思います。また、スワッピングだけではなく、板取引も可能ですので、売買価格を自分で決めたい方には適しています。

Dexlabの外観

SonarWatch

SonarWatchについてですが、こちらのツールのメイン機能はポートフォリオ管理になります。DeBankのように、ウォレットを接続することで自身のウォレット内のトークンや、レンディング・ファーミングしているトークンを含め全体の資産を表示してくれます。

チャート機能については、シンプルな機能となっており、他のツールで搭載されているような、分析線を引く機能はなく、チャートの表示もロウソク足ではなく線での表示のみになります。

SonarWatchの外観

SonarWatchの良い点としましては、ポートフォリオから、所有しているトークンのチャートを簡単に確認できる点だと思います。この機能はDeBankにありませんが、所有しているトークンの価格について大きなトレドをざっくり知りたいと思った時に確認できるので、個人的オススメポイントです。ポートフォリオ管理がメインだと考えると、チャート機能周りがシンプルなのも頷けますね。

ポートフォリオから気になるトークンのチャートを確認

Solview

Solviewですが、Twitterの更新が4月初旬で停止しており、開発を停止した可能性が高いです。現在もチャートを確認することはできますが、内容等正確性に欠けていたり、乗っ取られる可能性もなくはないと思いますので利用しないことをオススメします。(2022/05/30追記)

Solviewにつきましては、チャートの表示がメインのツールになっています。そのため、他の2つのツールと比べて、IDO直後のトークンの対応がとても早いです。このため、SolanaのIDOに参加する方からすると、必須級のツールなのではないかと考えています。

なお、サーバーが少し不安定で、チャートの表示を変更しているとリロードしてしまうことがある点が、少し不便に感じました。2021年12月から始動したばかりのベータ版ですので、今後の改善に期待が寄せられます。また、ステーキングやファーミングなど、まだ実装されていない機能も多くあり、今後の発展が楽しみです。

Solviewの外観

Raydium

Raydiumは、Solanaにおいて一番大手のDEXだと個人的に思っています(BSCのPancakeSwap的な立ち位置)。新しく発行されるトークンの多くは、最初にRaydiumで流動性が提供され、スワッピングができる印象です。

実は最近までチャートを見れることを知らなかったのですが、Raydium自身が多数のトークンに対応しているだけあって、とても多くのトークンのチャートを確認できます。難点としましては、ロウソク足の設定が、「5分・15分・1時間・2時間・4時間・1日」と若干少ない点かと思います。それを除くと、チャートツールとしてもとても使いやい印象です。さすがRaydium。

Raydiumの外観

おわりに

以上Solanaのチャートツールについて紹介しました。個人的に新たに出現したBirdeyeが非常に優秀だと思っています。もし、他にもチャートツールがあるといった情報がありましたら、Twitterで教えてもらえると助かります!

【総勢200超!!】ローンチパッド総まとめ〜2022年1月版〜

こんにちは、薬学生です。ローンチパッド愛好家の皆さん、大変長らくお待たせいたしました(?)。この度、200を超えるローンチパッドを総まとめいたしました…

更新:2022/01/30

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

ローンチパッド愛好家の皆さん、大変長らくお待たせいたしました(?)。この度、200を超えるローンチパッドを総まとめいたしました!

今回は、そもそもローンチパッドとは?という点をおさらいした上で、現在確認されている209のローンチパッドについて紹介していきたいと思います。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

ローンチパッドとは?

それでは、改めてローンチパッドとは何かを解説します。以下の図をご覧ください。

「新しい商品を割安で販売してくれるサイト」と言ったところでしょうか。ただ、注意いただきたいのが、割安で発売とは言いつつも、新規のプロジェクトの魅力がないなどの理由によって、先行発売時の価格を上場後の価格が下回る可能性はもちろんあります。また、多くの場合では自分が購入したトークンの一部しか上場のタイミングで受け取ることができません。元々新規プロジェクトの資金集めの目的で開かれるものですし、TGE(トークン発行)と同時に全額売り抜けてしまわれるとトークンの価格が急落する原因となりますので、「TGEのタイミングで購入量の20%、その後4ヶ月間毎月20%ずつ受け取る」という感じで徐々に受け取れるようになっています。

次によくある先行発売の流れを紹介します。なお、この先行発売は、IDO、IFO、IGO、WHOなど色々なパターンがありますが、内容としてはほぼ同じになります。

よくある流れとしては上の図の通りになります。ただ、ローンチパッドによって参加条件は異なりますので、実際に参加する際には十分に調べた上で参加しましょう

最後に、トークン購入について、大きく2パターンありますのでそちらの紹介です。

少しFCFSを誇張して記載していますが、実際に60秒以内に売り切れになることは日常茶飯事です。また、ローンチパッドによってはトランザクションを通すために、ガス代を普段より高く設定した方がよい場合もあります。トークン購入のパターンもローンチパッドによって様々ですので、必ず自分でチェックしてみてください。

ローンチパッド総まとめ

それでは本題のローンチパッド総まとめを紹介します。私が調べたところ、実に209のローンチパッドを確認いたしました。それらのローンチパッドを対応するブロックチェーンごとにまとめたものが以下になります。

非常に沢山ありますね。もしかしたらローンチパッドが抜けていたり、チェーンが間違っているかもしれません。そうしたことにお気づきの際は、Twitterまでご一報いただけますと幸いです。

また、この209のローンチパッドの中から皆さんが自分に合ったローンチパッドを見つけ出せるように、Twitterのリストを作成して公開しております。

ローンチパッドのリストについてのつぶやき Twitter 2022/01/07

なお、このリストを元にして自分でリストをカスタマイズしたい方もいらっしゃるかと思います。リストのコピーはTwitter公式の機能として搭載されていませんが、外部機能を利用して簡単にコピーをすることができます。以下の記事にやり方をまとめておりますのでよければ参考にしてください。

また、こちらで紹介した情報をエクセルでダウンロードできるようにしていますこちらのリンクから入手できますので、ご自由に使ってください。

各チェーンのローンチパッドまとめ

こちらで紹介していますローンチパッドについて、ブロックチェーンごとに紹介した記事もあります。こちらの記事より個別のローンチパッドについて詳しく紹介していますので、こちらもご活用ください。

おわりに

以上ローンチパッドについての紹介でした。いや〜、本当に沢山のローンチパッドがありますね。おそらくこの記事を書いている間にもどこかで新しいローンチパッドが生まれてきているのだと思います。

この中から人気のローンチパッドを選ぶのもよいし、誰も知らないようなローンチパッドを見つけ出すのもよいし、そもそもローンチパッドを利用せず、他の投資戦略を取るのもよいと思います。

この記事が参考になったら幸いです!それでは今年もコツコツ頑張りましょう〜!

【便利技】Twitterで他人のリストをコピーする方法

こんにちは、薬学生です。みなさん、Twitterのリスト機能を利用してますでしょうか?リスト機能を利用すると自分が知りたい特定のユーザーのツイートを確認することができます。今回は、他人のリストのコピー方法を調べました…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさん、Twitterのリスト機能を利用してますでしょうか?タイムラインだと色々な情報が混ざってしまいますが、リスト機能を利用すると自分が知りたい特定のユーザーのツイートを確認することができます。また、他人のリストをフォローすることもできて、インフルエンサーによっては有益なユーザーのリストを公開していたりします。

ただ、他人のリストをカスタマイズして、より自分の目的にあったリストを作りたいと思ったとしても、Twitterのデフォルトの機能だと一人ずつ自分のリストに追加していくしか方法がありません。

今回は、一括して他人のリストのユーザーを自分のリストにコピーする方法を調べましたので紹介いたします。

Twitterのリストのコピー方法

※こちらで紹介する方法では、Twitter公式以外のツールを利用します。ツールの安全性の判断は各自でお願いいたします。

ずばり、手順としては以下の4ステップになります。順を追ってみていきましょう。

  1. 空のリストを作成する
  2. Twitter List Copyにアクセスする
  3. Twitterアカウントでサインインする
  4. 読み込み元のリストを選択して空のリストにコピーする

【1】まず、リストの読み込み先となる空のリストを作成しましょう。念のため、新規リストの作成手順を以下に示しています。

【2】次に、Twitter List Copyというサイトにアクセスしましょう。以下のような、真っ白で少し怪しいページですが、こちらのページで合っています。

【3】そして、「Sign in with Twitter」をクリックして、リストの読み込み先のアカウントを連携させましょう。

【4】最後に、以下の図にありますように、4つの手順を踏むことでリストのコピーが完了します。

  • ①リストの読み込み元のアカウント名を入力して「Get lists」を選択
  • ②読み込み元のリストを選択
  • ③読み込み先のリストを選択
  • ④「Copy!」を選択

こちらの方法でリストのコピーが完了しましたら、Twitterの連携を解除しておくことをオススメします。乗っ取りなどがあるとは考えにくいですが、無駄なリスクを取らないためにも、解除しておいて損はないと思います。Twitterの連携解除の方法は、こちらのサイトが分かりやすいかと思います。

なお、この記事を書くにあたりこちらの記事を参考にさせていただきました。サイトへのリンクがなかったため、私の方で改めて記事にしています。

おわりに

以上、簡単ですが、Twitterのリストのコピー方法についての紹介になります。Twitterをうまく利用して、アンテナを高く張っていきましょう!

【Polygon】ポリゴンローンチパッドまとめ

こんにちは、薬学生です。みなさんローンチパッドと言えばどのチェーンを思い浮かべるでしょうか?BSCやEthereumを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実はPolygonチェーンにもローンチパッドが多数存在しています..

更新:2022/02/27

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんローンチパッドと言えばどのチェーンを思い浮かべるでしょうか?BSCやEthereumを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実はPolygon(ポリゴン)チェーンにもローンチパッドが多数存在しています

今回は、そんなPolygon上のローンチパッドについて紹介していきたいと思います。

解説:Polygon
イーサリアムのスケーラビリティ問題に取り組み、補助するための開発フレームワークを提供するプロジェクト。イーサリアムと互換性があるサイドチェーンで、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用した「Polygon PoS Chain」などのソリューションを提供している。(COINPOSTより引用)

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

なお、Polygonを含む全てのチェーンのローンチパッドを網羅した記事もあります。そちらもぜひチェックしてみてください。

Polygonローンチパッドまとめ

それではPolygon上にあるローンチパッドについて紹介したいと思います。私が調べたところ、13のローンチパッドを確認いたしました。それらのローンチパッドをまとめたものが以下になります。

なお、他のチェーンのローンチパッドでPolygon上で稼働するプロジェクトのIDOを実施する場合もありますが、今回はそうしたローンチパッドを除いています。ここで紹介するのは、ユーティリティトークンをPolygonネットワーク上で発行している(する予定の)ローンチパッドに限定しています。

個別ローンチパッド紹介

それでは個別のローンチパッドについて簡単にその特徴を見ていきたいと思います。なお、まだリサーチできていないローンチパッドも複数ありますので、随時情報を追加していきます。

Astronautは、PolygonとBSC上に展開しているローンチパッドです。特徴として、比較的少額の資金でIDOに参加しやすいシステムとなっています。Astronautについては、詳しく記事を書いていますのでそちらもご確認ください。

$pNAUTのチャートはこちら

FireStarterは、Polygon上で自身のトークンを発行していますが、Polygonに限らず複数のチェーンのプロジェクトをローンチしています。また、2022年2月に新たにHarmonyチェーンも対応と発表しています。

なお、FireStarterでは$FLAMEをステークしたり、NFTを保有することによってFlamePowerを獲得することができます。Tier制・参加方法についてはこちらから確認できます。また、BoadingBridge日本語訳もありますのでこちらもご参考にしてください。

$FLAMEのチャートはこちら

Kommunitasは、Polygon上で自身のトークンを発行していますが、Polygonに限らず複数のチェーンのプロジェクトをローンチしています。KommunitasではTier制を採用しておらず、総ステーク枚数のうちの、自分がステークしたトークンの割合で、購入できるトークン枚数が決定します。

Kommunitasではドキュメントを公開しておりますので、詳細はそちらをご参考ください。また、BoadingBridge日本語訳もありますのでこちらもご参考にしてください。

$KOMのチャートはこちら

MaticLaunchは、ステーク量に応じてアロケーションが決まる、非常にベーシックな仕組みを採用したローンチパッドです。なお、IDOの実施の是非をコミュニティの投票によって決定する場合もあるとのことですが、サイト右上の「GOVERNANCE」ボタンはクリックしてもトップページにジャンプするようになっており、まだコミュニティによるガバナンスには至っていない状態です(DAOなどを掲げる多くのローンチパッドが同様の状況だと思います)。

なお、MaticLaunchのロードマップを見ると、2021年12月にCEXに上場することを記載していますが、2022年2月末現在達成されていないほか、2022年以降のロードマップが更新されていない状況となっています。

詳しいIDOの参加方法は公式の記事(英語)で確認することができます。

$MTCLのチャートはこちら

MaticLaunchpad
公式サイト Twitter

MaticLaunchpadは、Polygonのほか、Ethereum・BSCのプロジェクトのローンチを行う予定とのことです。2022年2月現在、ユーティリティトークンのプライベートセールを実施していますが、個人的には以下の点を不安材料として受け止めています。

  • Twitterの更新が2021年8月から10月に飛んでいる(9月ツイートなし)
  • サイトの作りにお金がかかっていない印象
  • サイト内のリンクが複数箇所間違っている
  • SNSでの盛り上がりがない

$MATICPADはまだ発行されていません

MoonEdgeについては、コミュニティアカウントを作成しておくと、毎回GleamタスクをこなさなくてもIDOの抽選に参加できるという面白いシステムを採用しています。詳しくは紹介記事を書いておりますのでそちらをご確認ください。

$MOONEDのチャートはこちら

Polygenは他のローンチパッドとはかなり異なったシステムを採用しています。というのも、トークンをダッチオークション形式(設定価格から、時間が経つにつれ価格が下がっていく仕組み)で販売しています。また、Polygen自体はローンチするプロジェクトの審査を実施せず、全てをユーザーに委ねるという形を取っています。『プロジェクトが成功するかどうかも、トークンの適正価格もユーザーが決められる』という仕組みで、とても分散的なシステムだと感じます。

なお、PolygenはDYORハンドブックというDYORのやり方を紹介した記事を投稿しており、内容もしっかりしています。そちらについては和訳記事を作成しておりますので是非チェックしてみてください。

$PGENのチャートはこちら

PolyLauncher
公式サイト Twitter

PolyLauncherは、メタバースにフォーカスしたローンチパッドです。市況の影響もあるかと思いますが、2021年11月以降一度もIDOを開催していない状況です。ただ、最近もTwitterなどの更新を続けており、近々IDOを開催予定ですので今後の動向に注目です。

なお、IDOに参加するためには$ANGELをステークしたりタスクをこなすことによってエンジェルスコアを貯める必要があります。詳しいIDOの参加方法は公式の記事(英語)をチェックしましょう。

$ANGELのチャートはこちら

PolyPadは、この記事を書いている12月時点で、全く機能していないローンチパッドです。Twitterなどの最終更新も8月末となっておりますので、運営を放棄したのだと思います。今後復活することはないかと思いますので、間違えてこちらのトークンを購入したりしないよう注意しましょう。

$MPADのチャートはこちら(購入はご注意ください)

PolystarterはTwitterの更新が1月2日より停止しています。Telegramではモデレーターの存在が直近まで確認できますが、現時点ではほぼ運営が停止している状況と言って良いと思います。

$POLYSはまだ発行されていません

PolyStarterは、2022年1月時点で、全く機能していないローンチパッドです。Twitterなどの最終更新も2021年11月末となっておりますので、運営を放棄したのだと思います。今後復活することはないかと思いますので、間違えてこちらのトークンを購入したりしないよう注意しましょう。

VentはDeFiの中だとCeFi寄りと言いますか、法令遵守の意識が高いローンチパッドです。公式ドキュメントの中で、スペイン(及びEU)の法令に従っていることを明記しているほか、Ventの機能などの説明も丁寧に記載してあり、運営がしっかりしていることが窺えます。IDOに参加するためには$VENTをステーク・ロックして$VENTIを獲得する必要があります。詳しくは公式の説明を確認しましょう。

$VENTのチャートはこちら

YaanLaunchpad
公式サイト Twitter

YaanLaunchpadは、Tier制を採用したシンプルなローンチパッドです。2022年2月現在、トークン価格がかなり下がり、最高Tierを700ドル程度で獲得できるようになっています。市況が悪くIDOを開いていないということもありますが、ローンチした5個のプロジェクトのうち2つは運営放棄しており、プロジェクトの質が低めな印象です。

$YAANのチャートはこちら

個人的注目度ランキング

以下が、個人的なローンチパッドの注目度になります。A〜Eは稼働しているローンチパッド、Gは活動停止しているローンチパッドです。

注目度ローンチパッド名
AFireStarter
BPolygen
CKommunitas, MaticLaunch
MoonEdge
DAstronaut, Polylauncher
YaanLaunchpad
EMaticLaunchpad
GPolyPad, Polystarter, PolyStarter

Aには、『FireStarter』を入れました。ローンチしているプロジェクトの質が一番高い印象です。

Bには、『Polygen』を入れました。まだまだローンチ実績は少ないですが、ローンチパッドのコミュニティベースの姿勢が非常に面白いと感じましたので、こちらにランクインしてます。

C以降は正直決め手にかけています(全体的に水準が低い印象です)。

おわりに

以上Polygonのローンチパッドについての紹介でした。正直Polygonのローンチパッドは他のチェーンに比べると大きな盛り上がりを見せていないと感じています。ただ、Polygonチェーン自体はガス代が安いなどの理由から広く利用されているチェーンですので、これからの展開に期待したいと思います。