更新:2022/06/06
目次
はじめに
こんにちは、薬学生です。
みなさん”ReFi“という言葉を聞いたことがありますか?こちらは最近登場しはじめた環境保護✖️DeFiに関する新しいバズワードになります。
今回はReFiという言葉の意味について紹介しつつ、現在活動しているReFiプロジェクトを全て紹介していこうと思います。
ReFiとは
それではReFiとは何なのかを解説していきたいと思います。ReFiとは「Regenerative Finance」の略称で、和訳するとしたら『再生的金融』といったところになります。この再生的というのは、「自然環境をより良い状態に再生させるような」という意味になります。
このリジェネラティブという考え方は2020年ごろから海外で注目されているものです。同じような考え方として、SDGsに代表されるサステナビリティ(持続性)という考え方がありますが、リジェネラティブは単に現状を維持するのではなく、環境を再生するという、一歩進んだ考え方になります。

ReFiでは特に気候変動対策に取り組むプロジェクトが多いです。具体的には、二酸化炭素(CO2)の削減や、カーボンニュートラルを推進するプロジェクトが多くあります。
以下にカーボンニュートラルに関わる用語をまとめています。ReFi関係のプロジェクトを調べるときには、これらのワードが登場することが多いので、ぜひチェックしておきましょう。

ReFiプロジェクトまとめ
それではReFiプロジェクトについて一気に紹介したいと思います。なお、ここでは環境保護を掲げているプロジェクトをReFiプロジェクトとして幅広に紹介しています。厳密にはReFiではないものもあるかもしれませんが、ご容赦ください。
以下の3つがReFiプロジェクトの中だとTwitterのフォロワー数が特に多い3つのプロジェクトになります。

全体として、カーボンクレジットのマーケットを提供するプロジェクトが多いのですが、1番目のKlimaDAOと2番目のEnergyWebはそうしたプロジェクトと一線を画した固有のプロジェクトとなっています。EnergyWebは独自チェーンを開発したり、インフラ的な側面が強いプロジェクトで個人的に注目しています。
また3番目のSavePlanetEarthについては個別の紹介記事を書いています。そちらの記事はカーボンクレジットを利用してどのようにオフセットを行うのかといった全体像を理解しやすい内容となっております。カーボンクレジットのマーケットの仕組みについて詳しく知りたい方はそちらの記事もチェックしてみましょう。
残りのプロジェクトは以下の通りです。とてもたくさんありますね。まだフォロワーが1,000人くらいのプロジェクトも多く、今後ReFiがどこまで広まっていくのかは未知数ですが、長期的視野で見守っていくのが良いかと思います。

なお、こちらで紹介したプロジェクトは以下の記事でもう少し詳しく紹介しています。合わせてチェックしてみましょう。
おわりに
以上、ReFiについての紹介でした。どんどんいろんな言葉や考え方が登場してきますね。このReFiという分野の成長に期待です🙌
なおReFiの定義についてはこちらの記事を参考にさせてもらいました。英語の記事ですが簡潔にまとまっていて分かりやすい記事です。