目次
はじめに
こんにちは、薬学生です。
みなさんSolanaを利用していて、チャートが確認しにくいなと思ったことはないでしょうか?
そうなんです、Ethereum、BSC、Polygonなどのチャートであれば、Dexscreenerという神アプリがあるため、確認に困ることはまずありません(他にも、PooCoinのような幅広い草コインに対応したアプリもあり、非常に層が厚いです)が、Solanaに関しては対応しているアプリが少なく不便な状態にありました。
そんな中、今回紹介するBirdeyeという新しいアプリが登場してきました。こちらのアプリは、フラットな目線で見ても、これまで存在していたSolanaのチャートアプリの中では群を抜いて便利な代物となっています。
実は、Birdeyeを発見してつぶやいていたところ、とんとん拍子で日本アンバサダーに就任することとなりました。そのため、「忖度が入っているんでしょ」と思われる方もいらっしゃるかと思います(というか私自身はそう考えてしまいがちです笑)。
もちろん、アンバサダーとしてBirdeyeの良さを伝えたいという気持ちもありますが、むしろBirdeyeが便利なアプリだったからこそ情報発信し、結果としてアンバサダーになることになったという方が実際のところです。
さて、前置きが長くなりましたが、Solana界に新登場したBirdeyeについて紹介してきます!
なお、Birdeye含めSolanaのチャートアプリをまとめて紹介した記事はこちらです。
Birdeyeとは
BirdeyeとはSolanaのチャートツールであり、トレードデータのアグリゲーター(まとめサイト)です。DEX ScreenerやpoocoinのSolana版とイメージするとよいかと思います。
またBirdeyeでは20の主要DEX/AMMに対応しています。もちろん、RaydiumやOrcaと言った代表的なDEXを含んでいますので、Birdeyeで見つけられないトークンは数えるほどしかないと考えられます。

✅Chart
それではチャートを見てみましょう。デフォルトだと以下のようにSOLのチャートが表示されます。

簡単に画面のどこにどういった内容が表示されるかを整理すると以下のようになります。左側の基本情報の中からトークンアドレスをコピーしたり、Solscanにジャンプすることができます。また、右側のスワップの箇所は、JupiterというDEXアグリゲーターを組み込んでいるため、他のサイトに移動することなく、好きなトークンをスワップすることができます。

また、Birdeyeでは最大4つまでチャートを同時に表示することができます。チャートを追加するときは、四角で囲んだ+ボタンを選択しましょう。

✅Find Gems
Find Gemsでは、トークンをランキング形式で検索することができます。

上の図の赤枠で囲んだところで、ランキングをカスタマイズできます。主なカテゴリは以下の通りです。
- Most Viewed:トークンのページをユーザーが見た回数
- Most Watched: ウォッチリストに登録されている回数
- Most Trades: 取引高
- Nano Cap: FDMC(完全希釈後マーケットキャップ)が$10M未満のトークン
またTVL・FDV・24h取引量・ホルダー数などで上限・下限を設定することも可能です。
そしてBirdeyeでは後述するSol360と同じように、自分でソートしたトークン一覧を可視化することができます。以下の図の「View 360」を選択しましょう。

すると、以下のようにトークンの価格トレンドを視覚的に確認することができます(価格が上昇している場合は緑色、下降している場合は赤色で表示されます)。

✅Sol360
Sol360とは、Solana上で流通しているトークンの価格トレンドを視覚的に確認できるツールです。価格が上昇している場合は緑色、下降している場合は赤色で表示されるので、一目で分かりやすいツールとなっています(色の濃さは上下率を示しています)。
Birdeyeでは、TVL(Total Value Locked)、24h Volume、24h Changeの3種類のランキングトップ100のトークンを視覚化できるほか、前述のFind Gemsの検索結果を元に視覚化することも可能となっており、非常にカスタマイズ性能が高いです。

✅Price Bots
BirdeyeではDiscord用とTelegram用の2つのPrice Botを用意しています。それぞれのBotについて見ていきましょう。
Discord用
まずPrice Botsのページから、「BIRDEYE’S DISCORD PRICE BOT 02」を選択します。

以下のようにBotを導入するサーバーの選択画面に遷移しますので、①サーバーを選択した上で、②「はい」を選択しましょう。

以下のようにbirdeyePriceBotが右側のユーザー一覧に表示されていれば正しく導入できてます。

それでは、実際にBotを利用してみましょう。以下のように、「/price (トークン名又はアドレス)」と入力することで、指定したトークンの[価格、24h取引高、24h取引回数、流動性、マーケットキャップ、ホルダー数、Birdeyeへのリンク]が表示されます。

Telegram用
まずPrice Botsのページから、「Link to the bot: http://〜」を選択してBirdEye Price Botをフレンドに追加します。

次に、自身のチャットグループにBirdEye Price Botを招待しましょう。招待が完了したら、「/setgrouptoken (トークンアドレス)」と入力して、そのグループ内で価格を表示したいトークンを登録します。

それでは、実際にBotを利用してみましょう。以下のように、「/price」と入力することで、指定したトークンの[価格、24h取引高、24h取引回数、流動性、マーケットキャップ、ホルダー数、Birdeyeへのリンク]が表示されます。

✅APIs
BirdeyeではAPIを提供しています。このAPIではSolanaのトークンの価格、OHLCV(Open, High, Low, Close, Volumeの略)といった情報を取得することができます。
一般ユーザーからするとあまり使い道がないかと思いますが、Botトレーダーの方など、興味がある方はTwitter(日本アカ)までDMでご連絡ください。

✅Newly Listed
Newly Listedのページでは、新たにDEXにリストされたペアを確認することができます。
ここから、新しく発行されたトークンや、今後成長するかもしれないプロジェクトを探すことができます。

おわりに
以上Solanaのチャートツールについて紹介しました。個人的に新たに出現したBirdeyeが非常に優秀だと思っています。もし、他にもチャートツールがあるといった情報がありましたら、Twitterで教えてもらえると助かります!
Birdeye
Solana’s trade data aggregator. Help you make better trade decisions.
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