目次
はじめに
こんにちは、薬学生です。
今回はAstronautを紹介したいと思います。ずばりAstronautはIDOに参加するために必要な資金が少なく、お手頃なローンチパッドになります。また、AstronautはBSC・Polygon向けのローンチパッドになります。
解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。
今回はそんなAstronautのシステムや、IDOに参加する方法を調べましたので紹介していきます。
なお、ローンチパッドにつきましてはこれまでいくつも記事を書いておりますので気になる方は合わせてチェックしてみましょう。
Astronautの魅力
Astronautの魅力としては、IDOの参加に必要な資金が比較的少額であることだと思います。具体的に言いますと、Polygon版だと1,000$pNAUT(100ドル程度)で確実にIDOに参加することができます。また、BSC版だと400$NAUT(400ドル程度)でFCFS(早い者勝ち)ラウンドに参加することができます。
Astronautの注意点
個人的に、以下の2点に注意する必要があると思います。
- BSCとPolygonで参加条件が違う
- 知的財産権的に怪しいプロジェクトを開催することも
まず、AstronautではBSC版とPolygon版でIDOの参加条件・参加方法が異なっています。後ほど詳しく紹介しますが、公式サイトなどの説明も少なめですので注意が必要です。
2つ目として、知的財産権的にかなりグレーなプロジェクトのIDOを開催しているという点があります。具体的には以下のツイートの通り、Ninja’s worldという、明らかにNARUTOを模倣したプロジェクトのIDOを開催していました。
もちろん、Ninja’s worldがNARUTOと知的財産関係で話を通してある可能性も(まずあり得ないですが)ないとは言い切れず、Astronaut自体が知的財産権を侵害している訳ではありませんが、そうしたプロジェクトのIDOを開催するということは、ローンチパッドとしての品位を下げてしまう行為だと思います。IDOへの参加は十分注意して行うようにしましょう。
$NAUT/$pNAUTの購入方法
では$NAUT/$pNAUTの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事がたくさんあるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。
$NAUTの購入方法(BSC)
- 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHや$XRPを購入
- BINANCEなどのウォレットに仮想通貨を送金
- BINANCEで仮想通貨を$BNB(BSCの通貨)にコンバート
- BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットに$BNBを送金
- MetaMaskをApeSwapと接続
- $BNBをApeSwapで$NAUTにスワップ
なお、$NAUTのチャートについてはこちらから確認することができます。また、$NAUTは購入枚数の4%が自動的にバーンされる仕組みとなっておりますので、必要枚数より少し多めに購入する必要があります(例:1,000枚購入する場合は、1,045枚程度を購入)。
Token Ticker: NAUT
Contract Address: 0x05b339b0a346bf01f851dde47a5d485c34fe220c
Chain: Binance Smart Chain(BSC)
$pNAUTの購入方法(Polygon)
- 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHや$XRPを購入
- BINANCEなどのウォレットに仮想通貨を送金
- BINANCEで仮想通貨を$MATIC(Polygonの通貨)にコンバート
- BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットに$MATICを送金
- MetaMaskをJetSwapと接続
- $MATICをJetSwapで$pNAUTにスワップ
なお、$pNAUTのチャートについてはこちらから確認することができます。
Token Ticker: pNAUT
Contract Address: 0xca469963a030a3670ed76832a6a181d280af108d
Chain: Polygon Network
IDOの参加方法
それでは、IDOの参加方法について説明していきます。
なお、Astronautでは基本的にKYC(本人確認)は必要ありません。ただ、ローンチするプロジェクトによってはKYCを要求される場合がありますので、常に最新情報をチェックするようにしましょう。
BSCの場合
BSC版のIDOは以下の3つのラウンドに分かれています。
- WHITLIST:Gleamの抽選で当選したユーザーのみ参加可
- ASTROSHOT:$NAUTホルダーのみ参加可
- ASTROCKET:誰でも参加可
WHITLISTラウンドは、Gleamのタスクをこなすことによって参加することができます。個人的に、Astronautはマイナーなため当選しやすい印象です。なお、Gleamはリファを友人に紹介した方がよいかどうか考察した記事もありますのでよければお読みください。
ASTROSHOTラウンドは、$NAUTホルダーのみがFCFS(早い者勝ち)形式で参加することができます。まず、$NAUTを必要枚数購入し、ウォレットに入れておきましょう(Astronautのサイトでプールする必要はありません)。購入の仕方は前の項目で記載した通りです。また、BSC版では以下のTier制度を採用しております。Tierが高いと購入できるトークンの上限が高くなります(例:GALAXYが$800ならMOONは$53)。詳しくはこちらの記事(英語)を参考にしてください。

ASTROCKETラウンドは、誰でもFCFS形式で参加することができます。なお、ASTROCKETラウンドはASTROSHOTラウンドまででトークンが売り切れなかった場合にのみ開催されます。
Polygonの場合
Polygon版は、BSC版と異なりアロケーション(割当て分を確実に購入できる)形式を採用しています。具体的には、以下の2つの方法でアロケーションを獲得できます。
- Gleamで当選する
- $pNAUTを購入してステークする
Gleamについては、BSC版でも紹介しましたが、SNSタスクをこなすことによって抽選に参加することができます。
$pNAUTのステークについては、Tier制度を採用しています。MOON・MARS・STAR・GALAXYの4つのTierがあり、一番下のMOONのTierは100ドル程度ですので、比較的お手頃にIDOに参加することができます。

おわりに
いかがだったでしょうか。以上でAstronautについての紹介は終わりになります。Astronautはお手頃に参加しやすい分、大きなリターンは見込めない印象です。ただ、中には面白いプロジェクトもありますので、しっかり調べた上でIDOに参加するとよいのかなと思います。