はじめに 現在、NFTのブームがきていますね。 私もこの流れを受けて、試しに短期的にNFTの販売を実施しました…
目次
はじめに
現在、NFT(非代替性トークン)のブームがきていますね。インフルエンサーのイケハヤさんが中心となって、ムーブメントを起こしており、イケハヤさんがプロデュースするCryptoNinjaをEXILEの関口メンディーさんが購入したことを受けて、さらにNFTの人気が上昇しそうな予感です。
私もこの流れを受けて、自分が気に入ったNFT作品を購入したりしているのですが、せっかくなので試しに短期的にNFTの販売を実施しました。なお、販売したと言いましたが売れていません笑。正確には売ろうとしてみただけになります。今回はそれを受けて感じたことをお伝えしようと思います。
なお、今回はOpenSeaにてNFTの販売を実施しました。OpenSeaとは、Ethereum(イーサリアム)・Polygon(ポリゴン)上のNFTを作成・販売・購入できるプラットフォームで、現在NFTマーケットのシェアで圧倒的なNo.1を誇ります。
OpenSeaでのNFTの販売
では、実際にOpenSeaでNFTを販売するために実施したことを紹介します。
- コンセプト決定
- 各種アカウント作成・OpenSeaでコレクション作成
- NFTの作成(ミント)
- Twitter上で宣伝
1. コンセプト決定
当然ですがNFTを売る上では作品がないと売れません。また、私自身は美術のスキルがないため、今回は写真をPythonで加工して作品を作ることにしました。コンセプトとしてはズバリ『モザイクアート』。以下のように写真をモザイク状に仕上げる事で作品を作成しました。
なお、こちらは既存のライブラリを利用して作っているだけですが、ご参考までにそちらのコードについては以下の記事で紹介いたします。
また、現状風景画などのアート作品よりも、Twitterなどでアイコンにできる人物画の方が需要があるだろうとの判断から人物画を作成しています。個人的には風景画の方が好きなのですが。。なお、一応OpenSea上で「モザイク」などの単語を調べて、似た作品が出ていないことを確認しました。
また、他の作品との差別化を考えた時に、絵のレベルではもちろん太刀打ちできませんので、作品にその人物や舞台となった場所に関するショートストーリーを添えて、購入者にしか見えないように設定にすることとしました。なお、もちろんプライバシーの観点から架空の設定を織り交ぜています。
以上、マーケット分析もそこそこにOpenSeaに飛び込みました。
2. 各種アカウント作成・OpenSeaでコレクションを作成
次にOpenSea・Twitterのアカウントを作成しました。アカウント名・TwitterIDなどは後で修正もできますので、ひとまず公式に従って作成すれば問題ないかと思います。なお、Instagramについて作成することも考えましたが、InstagramはTwitterと異なりリツイート機能がない(=短期的に作品の認知度を向上させるのが難しい)と判断し今回はパスしました。
また、OpenSeaのコレクションを作成しました。コレクションとは言うなればNFT作品のブランド名になります。有名なイケハヤさんを例に使わせていただくと、アカウント名は「ikehaya_JP」、コレクション名は「CryptoNinja NFT」となります。
なおコレクションを作るときは、「Create」ではなくアカウントの画像にカーソルを合わせると下に表示される「My Collections」を選択し、そこから「Create a collection」を選択しましょう。(下の画像の赤で囲んだ場所です)
また、コレクションを作成するときに、以下のようにロイヤリティ(二次流通時のクリエイター報酬)・ブロックチェーンの選択(Ethereum・Polygon)といった選択があります。今回は、ロイヤリティ7.5%、ブロックチェーンはPolygonに設定しました。
また、OpenSeaとTwitterのアカウントをそれっぽい感じに仕上げました。アカウントを作成するときは、OpenSea上で人気のあるコレクションの説明やTwitterを参考にしました。また、今回は海外にも発信できるようにOpenSeaは英語、Twitterの一言は英語、ツイートは英語と日本語の併用としました。OpenSeaのコレクションはこちらです。
OpenSeaのコレクション
3. NFTの作成(ミント)
次にOpenSeaでNFTをミントしました。ちなみに、この作業も無料で実施する事ができます。(Ethereumを選択した時は確認しておりません)
なお、一度ミントした作品はブロックチェーン上に記録されるため、プロパティを修正することはできません。注意して作成するようにしましょう。ちなみに今回は、「Unlockable Content」を選択し、購入者だけが確認する事ができる情報を追加しました。
そうして作成したNFTが以下になります。ご参考までですが、こちらから詳しいプロパティとかを確認することができます。
最後にTwitterで宣伝をしました。まず、インフルエンサーなどNFT関係のアカウント、NFTのエアドロップ(無料配布)をしているNFTアーティストの方のツイートをリツイートしているアカウントをフォローしました。そしてNFTのエアドロップを実施することをツイートで謳いながら、フォロワーを増加させました。もちろん、こちらも他のNFTアーティストさんや海外のエアドロップ関係のツイートを参考にしながら実行しました。
そして、エアドロップの実施しますというツイートをしたあたりで、この実験を終了しました。せっかく30人程度の方にフォローしていただいたのに申し訳ないです。。
販売して感じたこと
結論から言うと、OpenSeaでNFTを売り出すことは簡単です。ただ、売り出した商品が売れるかどうかはやはり別問題だなと感じました。
恐らく、エアードロップをTwitterで呼びかければフォロワーをある程度増やすことは可能だろうと感じました。しかし、無料なら欲しいけどお金を払いたいとは思わないという域を出ないだろうなと思いました。
また、投資目的で購入する者が多い中で、いかに自分の作品の希少性を強調したり、コミュニティの形成により市場価値を高めるかが鍵になると考えますが、そうしたプロデュースを片手間で実施するのは(現在の私には)不可能だと感じました。
こうして振り返ると、イケハヤさんが9月29日にVoicyで発信していた内容がおっしゃる通りだなぁと実感いたしました。さすが日本を牽引するNFTプロデューサーです、、!
おわりに
売れるかどうかはともかく、自分の作品を気軽に売れるというのは楽しいですね!こうして自分で体験できてよかったと思っています。本腰を入れてNFTを売り出していくつもりはないですが、せっかくなのでモザイクアートのアカウントは残すつもりですし、気が向いたら風景画を足していこうかなと思っています。もし、CryptoMosaicを入手してみたいという方がいらっしゃいましたら差し上げます(もちろん購入いただいても大丈夫です)のでTwitterでご連絡ください。
招待者 : 薬学生
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