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【YAY Games】アバランチ系NFTゲームローンチパッド紹介

YAY.gamesは独自のゲーム開発に力を入れているローンチパッドになります。今回はそんなYAY.gamesについて、特徴を紹介していきます…

目次

はじめに

みなさんYAY.gamesをご存知でしょうか。こちらは、Avalanche上の新プロジェクトのIGO(Initial Game Offering)をホストするNFTゲーム専門のローンチパッドになります。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDO/IGOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

また、YAY.gamesではローンチパッドとしてのサービスの他に、独自でゲーム開発を実施していたり、NFTゲームのプラットフォームとなることを目標としています。今回はそんなYAY.gamesについて、特徴を紹介していきたいと思います

そのほか、Avalanche上のローンチパッドについてまとめた記事も書いております。そちらもぜひ読んでみてください。

YAY.gamesとは

まず、簡単にYAY.gamesについて紹介します。

YAY.games
2021年7月から本格始動したGameFiに特化したプラットフォーム。トークンはYAY。ローンチパッドとしての役割よりも、ゲーム開発・提供を重視しており、現在はBold Pointというゲームの製作に注力している。BSCでサービスを開始し、その後Avalancheにサービスを展開しており、Avalanche Rushプログラムの対象に選ばれている。

YAY.gamesは、DeFiを普及させ、誰もがゲームを通じてDeFiの恩恵を享受できるようにすることを目指しています。具体的に、YAY.gamesでは、NFTゲームをプレイしながら$YAYを稼げる以下のようなシステムを備えています。

  • ランキング入賞:例えばトップ10に入ると、1日あたり5,000YAYを獲得
  • プレイしたゲーム数:例えば、100ゲームプレイで1,000YAYを獲得
  • SNS:SNS上でプレイ結果を共有、友人を招待(1回の共有につき100YAYを獲得)
  • ノルマクリア:ゲーム内で特定のノルマを達成することで$YAYやNFTを獲得
  • トーナメント:他のプレイヤーとの対戦に勝者することで$YAYを獲得

なお、YAY.gamesはAvalanche Rushプログラムの対象に選ばれております。このプログラムはAvalancheチェーンの大元が実施しており、この対象に選ばれるということは、Avalancheから評価されていると言うことができます。

Avalanche Rush プログラム
AvalancheRushプログラムは、Avalancheプラットフォーム上のDeFiアプリの発展を目的としたプログラム。このプログラムに選ばれたプロジェクトを利用すると、Avalanche Foundationから最大1億8,000万ドルのAVAXトークンを利用状況に応じて受け取ることができる。SushiSwap、Aave、Curveといった著名なプロジェクトはこのプログラムの対象に選択されている。(参考

YAY.gamesのサービス紹介

それでは、YAY.gamesのサービスについて以下の3つを紹介していきます。

  • ミニゲーム
  • ZEUS
  • Bold Point
ミニゲーム

まずミニゲームについてですが、現在YAY.gamesでは4つのミニゲームで遊ぶことができます。

例えば、Up or DownはPancakeSwapなどでも実装されていますが、仮想通貨の価格が上がるか下がるかを予測するゲーム(いわゆるバイナリオプション)になります。

ZEUS

ZEUSは、ローンチパッドとしてのサービスの名称になります。この次に紹介しますが、12月時点ではBold PointというNFTゲームのIGOを実施しています

詳細ページを確認するためにはKYCを行う必要がありましたので、KYCを実施した後に詳細を追記したいと思います。

ZEUSではTier制度を導入しているのですが、個人的にかなり使い勝手が悪そうなシステムだと感じました。というのも、確実にIGOに参加できるのは$YAYをステークしている上位25人だけだからです。具体的には、以下のようなシステムになっています。

  1. ステーク量1~25位:100%IGOに参加可能
  2. ステーク量26~50位:95%のユーザーがIGOに参加可能
  3. ステーク量51~75位:90%のユーザーがIGOに参加可能
  4. ステーク量76~100位:85%のユーザーがIGOに参加可能
  5. ステーク量101位以下+2~4で外れたユーザー:抽選(当選確率は$YAYステーク量依存)

Gamestationでも採用していましたが、絶対的なステーク枚数でTierを決定せず、相対的なステーク枚数の順位でTierを決定する仕組みは、順位が落ちていないかユーザーがこまめにチェックする必要があるため、個人的にはあまり好きではないです。なおZEUSの詳細はこちらから確認することができます。

Bold Point

最後に、YAY.gamesではBold PointというRPGの開発に力を入れています

Bold Point
Bold Pointとは、YAY.gamesが開発しているAvalancheで構築されたNFTベースの異世界ファンタジー系RPG。
他のプレイヤーとの対戦(PvP)やコンピュータとの対戦(PvE)などの戦闘を通じてキャラクターを育成できる。また、他のプレイヤーとの対戦で、仮想通貨を稼ぐことができる(Play to Earn)。

こちらのゲームが実際にプレイできるようになるのはまだ先ですが、それに先駆けて12月からゲーム内で利用できるアイテムNFTのビジュアルが公開されています

また、開発中のプレイ画面についてもTwitterにて公開されていました。

画像
開発中のBold Pointの画像

YAY.gamesはかなりこのBold Pointの開発に注力していますので、今後のYAY.gamesの発展は、Bold Pointが成功するかどうかにかかっていると考えられます

$YAYの購入方法

では$YAYの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事があるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

Avalanche上で購入する場合
  • 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)でETHやXRPを購入
  • BINANCEなどのウォレットにETH・XRPを送金
  • BINANCEで仮想通貨をAVAX(Avalancheの通貨)にコンバート
  • BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットにAVAXを送金
  • MetaMaskをPangolin/TraderJoeと接続
  • AVAXをPangolin/TraderJoeでYAYにスワップ

なお、YAYのチャートについてはから確認することができます。

Token Ticker: YAY
Contract Address: 0x01C2086faCFD7aA38f69A6Bd8C91BEF3BB5adFCa
Chain: Avalanche C-Chain

BSC上で購入する場合
  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)でBTCやETHを購入
  2. BINANCEなどのBSC系のウォレットに仮想通貨を送金
  3. BINANCEで仮想通貨をBNB(BSCの通貨)にコンバート
  4. BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットにBNBを送金
  5. MetaMaskをPancakeSwapと接続
  6. BNBをPancakeSwapでYAYにスワップ

なお、YAYのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: YAY
Contract Address: 0x524df384bffb18c0c8f3f43d012011f8f9795579
Chain: BSC Network

おわりに

以上でYAY.gamesについての紹介を終わりたいと思います。最初はローンチパッドメインなのかと思って調べ始めたのですが、どちらかというとNFTゲームの開発・提供がメインのプロジェクトでしたね。個人的にはローンチパッドのシステムがイマイチでしたので、現在開発中のBold Pointがどうなるかを楽しみに見守りたいと思います。

【RocoFinance】ロコ ファイナンス:最新NFTゲーム専門ローンチパッドのポイント・始め方

みなさんRocoFinanceをご存知でしょうか。こちらは、NFTゲーム専門のローンチパッドになります。今回はRocoFinanceの特徴と始め方について紹介します…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんRocoFinance(ロコ ファイナンス)をご存知でしょうか。こちらは、Avalanche上の新プロジェクトのIGO(Initial Game Offering)をホストするNFTゲーム専門のローンチパッドになります。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDO/IGOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

今回はそんなRocoFinanceについて、特徴と始め方について紹介していきたいと思います

そのほか、Avalanche上のローンチパッドについてまとめた記事も書いております。そちらもぜひ読んでみてください。

RocoFinanceとは

まず、簡単にRocoFinanceについて紹介します。

RocoFinance(ロコ ファイナンス)
2021年10月から本格始動したGameFiに特化したプラットフォーム。トークンはROCO。ローンチパッドとしての役割が注目されがちだが、NFTゲーム開発に必要な決済システムやソフトウェア開発キット(SDK)などを提供するなど、ゲーム開発者フレンドリーな側面もあり、現在RiseOnlineというゲームの製作がRocoFinanceの製品を利用して進んでいる。なお、Avalanche上からサービスを開始したが、Ethereum・BSCに順次展開していく見込み。

上記の通り、まだサービスを開始して間もないローンチパッドになります。続いてRocoFinanceのメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。

メリット

まず、RocoFinanceのメリットは、確実にIGOに参加してトークンを購入できる点になります。

一般的なローンチパッドで新規トークンを購入する方法を考えます。ざっと思いつくところでは、大きく以下のようなところかと思います。

  1. トークンを大量にステークし、確実に購入する
  2. 最小限のトークンをステークし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ちの場合も)
  3. Gleamなどでタスクをこなし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ちの場合も)

1の場合、新規トークンを購入するためには多額をステークする必要があります。例えば、RedKiteでEagleというTierに到達するためには、40,000RKPをステークする必要があり、現在の価格で約80,000ドル(880万円程度)必要となります。人によってこの金額をどう捉えるかは異なりますが、なかなか用意することが大変な金額かと思います。

また2・3の場合だと、抽選で当選しないといけないため確実にトークンを購入することができません。特に2の場合だと、わざわざある程度のトークンをステークしたのにも関わらず購入できないこととなり、かなりの機会損失と言えると思います。

RocoFinanceでは、ユーティリティトークンであるROCOを一定量ステークしていれば、確実にIGOに参加でき、ステークしたROCOの量に関わらず、全員に同じ量が配分されます。なお、初回のIGOでは400ROCO(1600ドル相当)をステークすることで参加することができました。また、ユーザーがトークンを購入するための時間を数時間設けてくれているので、慌てて購入する(BOTと戦う)必要がないというのも魅力的だと思います。

デメリット

続いて、デメリットについてになります。メリットの裏返しではありますが、どんなに資金を投じても一定量しか購入できない点が短所だと思いました。どういうことかと言いますと、例えば資金を大量に保有している人からすると、より多くの資金を投じてより大きなリターンを得たいと考えるのが自然だと思います。RocoFinanceでは、例え800ROCOをステークしたとしても、400ROCOをステークした人と同量のトークンが配分されるため、大きなリターンを得ることが難しいです

また、ROCOを大量に購入するインセンティブがないため、ROCOの価格が上昇しにくいのではないかと思います。多くのローンチパッドでは、トークンを沢山保有/ステークすることにメリットがあるため、トークンの価格が上昇しやすいですが、ROCOはそうしたことが起こりにくいと思います。

なお、ステークに必要な量は毎回400ROCOと決まっている訳ではなく、1回目のIGOでは400ROCOが必要だっただけです。そのため、今後はIGOの参加に必要なROCOの量が増減することがあります。今後はROCOの価格を見ながら、必要な枚数を調整していくのではないかと思います。ROCOの運営側としては、RocoFinanceユーザーが増えた方がよいと考え、必要枚数を減らそうとすることも考えられますが、すでにROCOに投資している人からすると必要枚数を増やして1人当たりの配分を増やして欲しいと考えると思います。なかなかバランスを取るのは難しそうですし、ローンチパッドを運営するのも大変だなぁと思いました。

RocoFinanceの始め方

それでは、RocoFinanceの始め方について説明したいと思います。

大きく、『Avalanche上でROCOを購入する』と、実際に『RocoFinanceでIDOに参加する』の2つに分けて説明いたします。

AvalancheでROCOを購入する

ではAvalaunchの独自トークンであるXAVAの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事があるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

  • 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)でETHやXRPを購入
  • BINANCEなどのウォレットにETH・XRPを送金
  • BINANCEで仮想通貨をAVAX(Avalancheの通貨)にコンバート
  • BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットにAVAXを送金
  • MetaMaskをPangolin/TraderJoeと接続
  • AVAXをPangolin/TraderJoeでROCOにスワップ

なお、ROCOのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: ROCO
Contract Address: 0xb2a85C5ECea99187A977aC34303b80AcbDdFa208
Chain: Avalanche C-Chain

RocoFinanceでIGOに参加する

続いて、RocoFinanceでIGOに参加するまでの流れを説明したいと思います。IGOに参加するためには以下の2つのステップが必要になります。順を追って見ていきましょう。なお、AVAXHOLICという英語サイトでもIGOの参加の仕方を紹介しておりますので必要に応じて参考にしてみてください。

  1. KYC(本人確認)
  2. ROCOのステーク〜Claimまで
1. KYC(本人確認)

まず、トップページ右上のボタンを選択しウォレットを接続しましょう。その後、AVAXのチェーンを選択していることを確認します。

次に、ページ上部のメニューから「Roco Starter」の項目の中にある「KYC」を選択します。

以下の通り、表示されると思いますので、「Start Verification」を選択し、指示に従ってKYCを完了させましょう。なお、KYCを実施するためには、少額のAVAXが必要になります

2. ROCOのステーク〜Claimまで

続いてROCOのステーク以降のステップについてです。まず、ページ上部のメニューから「Roco Starter」の項目の中にある「IGOs」を選択します。

もし、以下のように「Verify KYC」と表示された場合には、KYCが正しく完了していない可能性がありますので、チェックしてみてください。

KYCが正しく完了していたら、以下のように「Unlock ROCO」と表示されます。「Unlock ROCO」ボタンを選択して、RocoFinance上でROCOを利用することを許可しましょう。

アンロックが完了したら、ROCOをステークしましょう。例で示しているTaleCraftのIGOでは、400ROCOをステークする必要がありましたので、「ROCO Stake Amount」を400として、「Stake ROCO」を選択します。

ROCOのステーク期間が終了すると、「Join IGO」を選択できるようになります。このタイミングで、新しく発行されるトークンを購入するのに必要なAVAXを預けることになりますので、十分なAVAXを用意しておきましょう。

最後に、以下のように「Vote」というボタンが表示されますので、こちらを選択しましょう。これで、IGOへの参加手続き完了です。

IDOへの参加手続きが終了すると、以下のように表示されるかと思います。簡単に、記載されている情報の説明も載せています。購入したトークンを受け取ることができるタイミングになりましたら、「Claim CRAFT」(CRAFTの箇所はIDOによって変わります)を選択しましょう。

すると、以下のようなページに移動します。今回の例で言うと、TGE(Token Generation Event:トークン発行)のタイミングで、購入したトークンの35%を受け取ることができます。残りの65%は、13週に分けて5%ずつ購入できるようになっています。

おわりに

以上でRocoFinanceについての紹介を終わりたいと思います。RocoFinanceも、Avalaunch同様、ステークしているユーザーは確実にトークンを購入できるシステムにしているので、とてもありがたいと感じています。まだIDOを1回しか開催していませんが、Avalaunchと違って、EthereumやBSCのチェーンにも対応していく見込みですので、これから盛り上がっていくといいですね。

【Avalanche】アバランチローンチパッドまとめ

はじめに 今回は、今勢いのあるAvalancheにおいて新プロジェクトのIDOをホストするローンチパッドについて紹介していきたいと思います…

更新:2022/02/14

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんAvalanche(アバランチ)を利用していますでしょうか。AvalancheのAVAXトークン(BSCで言うところのBNB)がこの記事を書いている11月7日に1枚84ドル超えでATH(All Time High)となっており、その勢いが感じられます(なお1月1日時点では3ドル台でした)。

今回は、そんな勢いのあるAvalanche上の新プロジェクトのIDO(Initial DEX Offering)をホストするローンチパッドについて紹介していきたいと思います。

解説:Avalanche
Avalancheとは、高速かつ低コストなトランザクションを特徴とした、dApp(分散型アプリケーション)構築用のオープンソース・プラットフォームです。dAppだけでなく、PolkadotやCosmosのように、独自のネットワークおよびブロックチェーンを作成することもできます。(COINPOSTより引用)

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

なお、Avalancheを含む全てのチェーンのローンチパッドを網羅した記事もあります。そちらもぜひチェックしてみてください。

Avalancheローンチパッドまとめ

それではAvalanche上にあるローンチパッドについて紹介したいと思います。この記事を書くにあたり色々調べていたところ、Avaxholic🔺さんが素晴らしいまとめを作成しておりました。そのツイートが以下になります。

Avalancheのローンチパッドに関するツイート AvaxholicのTwitter 2021/11/04

このツイートで紹介されている画像がこちらです。かなり分かりやすくAvalanche上のローンチパッドがまとめられていますね。

Avaxholicのツイートより

このまとめを参考に、他にローンチパッドがないか調べたところ、『AvaStarter』『AvaXlauncher』『GlacierLaunch』『TheAVXLaunchpad』『TraderJoe』『YAY Games』が見つかりました。これを踏まえて私がまとめた表が以下になります。

個別ローンチパッド紹介

それではAvalanche上にある10個のローンチパッドについて簡単にその特徴を見ていきたいと思います。

Avalaunchは個人的にAvalanche上で一番メジャーなローンチパッドなのではないかと思っています。事実として、IDOの実績も現時点で一番多くなっています。Avalaunchの魅力はやはり、『比較的少額の予算でも確実にIDOでトークンを購入できる点』かと思います。詳しくは、以下の記事にて紹介しておりますのでそちらもチェックしてみてください。

$XAVAのチャートはこちら

AvaStarterも最近開始したローンチパッドになります。こちらは、11月中旬にプレセールを予定していたのですが、メンバーのトラブルによりプレセールを実施せずにプロジェクトを開始することを決定しています。コンセプトとして、『IDOをより平等に』ということを掲げており、FCFS(First Come First Served)ではなく、Tier制によって確実にトークンを購入できる仕組みを重視しています。ロードマップだと最初のIDOが今年中に予定されておりますので、今後どうなるのか見守りたいと思います。

※AvaStarterは2021年11月よりTwitterを更新していません。運営を放棄した可能性もあります。

Avawareについてもファーミング・NFTマーケットを提供しています。ロードマップを見ると、ローンチパッドとしてのサービスがメインであり、後にファーミング・NFTマーケットとサービスを広げているようです。ただ、肝心のローンチパッドとしてのサービスは、8月末にIDOを実施以降一度も行われていないです。また、mediumの更新が9月を最後にして途絶えている点も個人的には気になりました。現状、次のIDOがいつ開催されるか分からないため、IDO目的という観点だと、Avawareも常時ステークしておくメリットは薄いと感じました

$AVEのチャートはこちら

AvaXlauncher
公式サイト Twitter

AvaXlauncherは、名前からするとAvalancheメインな感じですが、ユーティリティトークンのAVXLは最初にBSCで発行されたという少し変わった経緯を持ちます。11月にAvalancheでもAVXLが発行され、すでにブリッジも行われておりますので、どちらのチェーンで購入しても価格はほぼ差がない状況になっています。

また、BoadingBridgeのTier制に関する日本語訳もありますのでこちらもご参考にしてください。

$AVXLのチャートはこちら

GlacierLaunch
公式サイト Twitter

GlacierLaunchは最近開始したばかりのプロジェクトになります。元々はSafemoonAvaxという名前で活動していたとのことですが、リブランディングを実施したようです。すでにユーティリティトークンの$GLACを発行していますが、IDOは未実施となっております。なお、GlacierLaunchではMetaPlayで問題を起こした開発者をチームメンバーとして加えていました。現在はすでにチームから外れているとのことですが、開発が遅れているようです

Hey everyone, say hello to the time rug developer. We hired him in October to develop the launchpad. We were introduced to him through one of our project consultants under the impression that he was a quality full-stack developer. We’ve paid him a significant amount of money to develop the launchpad. The result of this last 4 months is a launchpad that still has a lot of bugs/issues that we are trying to work through, however we’ve stopped being able to get his attention. Maybe the community can.

皆さん、今話題のラグ開発者についてです。私たちは10月にローンチパッドの開発のために彼を雇いました。プロジェクト・コンサルタントに彼は質の高いフルスタック開発者だと紹介されました。私たちは、ローンチパッドを開発するために、かなりの金額を彼に支払いました。この4ヶ月間の結果、まだ多くのバグや問題を抱えたままで、私たちはそれを解決しようとしている最中ですが、彼にこだわるのはやめました。コミュニティならこの問題を解決できると思います。

Telegramより(意訳)

$GLACのチャートはこちら

LydiaFinance
公式サイト Twitter

LydiaFinanceはローンチパッドに特化している訳ではなく、DEX・ファーミングなど、DeFiの総合的なサービスを提供しています。人気かどうかを置いておくと、イメージはパンケーキスワップに近いサービスかと思います。そのためIDOを頻繁に実施している訳ではありませんので、IDO目的という観点だと、LydiaFinanceに常時ステークしておくメリットは薄いと感じました

$LYDのチャートはこちら

PenguinFinance
公式サイト Twitter

PenguinFinanceについても、ファーミング・ゲームなどのサービスも提供しており、総合的なDeFiサービスといった印象を受けました。また、他のローンチパッドと比べると公式のキャラクターのブランディングを実施しており、コレクティブルのNFTを作成していたり、1分20秒のアニメーションを作成しています。余談ですが、ペンギンが船に乗って旅をしていて、泳げばよいのではとツッコんでしまいました笑。キャラクターが可愛いため個人的に気に入りましたが、LydiaFinance同様、IDOの頻度が少なそうですので、IDO目的という観点だと、PenguinFinanceに常時ステークしておくメリットは薄いと感じました

$PEFIのチャートはこちら

RocoFinanceは、GameFiに特化したプラットフォームであり、ゲーム開発者にとって使い勝手の良いプラットフォームだと感じました。というのも、ブロックチェーンゲームを開発する上で必要となる決済システムやソフトウェア開発キットなどのインフラ機能を、RocoFinanceが用意してくれているからです。10月中旬にAvalaunch上でIDOを実施したばかりのローンチパッドで、2022年2月までに4回ほどIDOを実施しています。RocoFinanceの詳しい内容は以下の記事をご覧ください。

$ROCOのチャートはこちら

TheAVXLaunchpad
公式サイト Twitter

AVXLaunchpadはその名の通り、Avalancheのプロジェクトをローンチするサービスですが、ユーティリティトークンである$AVXはPolygon上で発行しています。また、AVXLaunchpadでは以下の画像の通り3つのTierを用意しており、全てのTierが割当てを保証されています(Guaranteed Allocation)。

ただ2022年以降、1月初旬に1度ツイートしてから更新がなく、現状そこまでTierを獲得する必要はないと考えています。

$AVXのチャートはこちら

TraderJoeはAvalancheの大手DEXになります。2022年になってから、新たに$rJOEというトークンを$JOEをステーキングすることで獲得できるようになりました。この$rJOEを利用することによって、RocketJoeという名付けられた新プロジェクトの資金調達に参加することができます。なお、$AVAXをステークすることで、LPトークンを獲得できるという独自の仕組みを採用しています

$JOEのチャートはこちら

YAY Gamesは2021年7月から本格始動したGameFiに特化したプラットフォームです。ローンチパッドとしての機能よりも、ゲーム開発・提供を重視しており、現在はBold Pointというゲームの製作に注力しています。BSCでサービスを開始し、その後Avalancheにサービスを展開しており、Avalanche公式が実施しているAvalanche Rushプログラムの対象に選ばれています

$YAYのチャートはこちら

個人的注目度ランキング

以下が、個人的なローンチパッドの注目度になります。A〜Eは稼働しているローンチパッド、Gは活動停止しているローンチパッドです。

注目度ローンチパッド名
AAvalaunch
BRocoFinance, TraderJoe
CAvaware, LydiaFinance
PenguinFinance
DAvaxLauncher, YayGames
ETheAVXLaunchpad, GlacierLaunch
GAvastarter

やはり、『Avalaunch』は、Avalancheのローンチパッドの中だと一番安心感があります。また、少額資金から、誰でもIDOに参加しやすいという点も、非常に好印象です。

次点としては、RocoFinanceとTraderJoeを挙げています。RocoFinanceはゲーム系のプロジェクト専門のパッドですが、開発を進めているゲームの完成度も高そうなため、そうした点からも期待が寄せられます。TraderJoeについてもローンチ機能を搭載したのは直近ですが、その資金調達の方法をかなり工夫しており、またDEXとしての知名度も高いことからBに入れています。

Cには、DEX主体の3プロジェクトを入れております。正直、ローンチパッドとしての魅力がとてもあるのかと言われると、難しいところになります。

Dには一応それなりに活動している2プロジェクトを入れました。YayGamesについてはRocoFinance同様、独自のゲーム開発を進めています。現在の注目度だとRocoFinanceに劣っていますが、着々と開発を進めてもらいたいですね。

Eには、現状ほぼ機能していない2プロジェクトを入れました。個人的にGlacierLaunchのサイトデザインがとても好きなのですが、運営チームの体制が弱い印象です。

おわりに

以上Avalanche上のローンチパッドについての紹介でした。個人的にはAvalaunchとRocoFinanceは知っていましたが、今回調べるまで残りのローンチパッドについては全く知りませんでした。いつものことですが、本当にクリプトの世界は広いなぁということを感じています。どこにチャンスが転がっているかは分かりませんので、Avalancheについても調査していきたいと思います。

余談ですがAvalancheは「雪崩」・「殺到」といった意味の言葉のようです。Avalancheはスケーラビリティの問題を克服したチェーンですので、トランザクションが殺到してきても大丈夫という意味でつけたのでしょうかなと考えたりしました。もし由来をご存知の方がおりましたら教えてもらえると嬉しいです。

【Avalaunch(アバローンチ)】アバランチ系ローンチパッドのポイント・始め方

はじめに みなさんAvalaunchをご存知でしょうか。こちらは、Avalanche上のローンチパッドになります。今回はAvalaunchの特徴と始め方について紹介していきたいと思います…

更新:2021/11/18

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんAvalaunch(アバローンチ)をご存知でしょうか。こちらは、Avalanche上の新プロジェクトのIDO(Initial DEX Offering)をホストするローンチパッドになります。Avalanche + Launchということですね。

以前、AvalaunchとIntersolaという2つのローンチパッドについてまとめて紹介いたしましたが、今回はAvalaunchに特化して、その特徴と始め方について紹介していきたいと思います。なお、以前の記事は以下になりますのでそちらもお読みいただければと思います。

そのほか、Avalanche上のローンチパッドについてまとめた記事も書いております。そちらもぜひ読んでみてください。

Avalaunchのポイント

ずばりAvalaunchの良いポイントは、比較的少額の予算でも確実にIDOでトークンを購入できる点 IDOで売れ残ったトークンを参加者に配分する点になります。順番に紹介していきます。

少額予算で確実にトークンを購入可能

まず、一般的なローンチパッドで新規トークンを購入する方法を考えます。ざっと思いつくところでは、大きく以下のようなところかと思います。

  1. トークンを大量にステークし、確実に購入する
  2. 最小限のトークンをステークし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ち)
  3. Gleamなどでタスクをこなし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ち)

1の場合、新規トークンを購入するためには多額をステークする必要があります。例えば、RedKiteでEagleというTierに到達するためには、40,000PKFをステークする必要があり、現在の価格で約40,000ドル(440万円程度)必要となります。人によってこの金額をどう捉えるかは異なりますが、なかなか用意することが大変な金額かと思います。

また2・3の場合だと、抽選で当選しないといけないため確実にトークンを購入することができません。特に2の場合だと、わざわざある程度のトークンをステークしたのにも関わらず購入できないこととなり、かなりの機会損失と言えると思います。

では、Avalaunchではどうなっているのかと言いますと、Avalaunchの独自トークンであるXAVAをステークしていれば、ステーク量がどれだけ少なくても必ず新規トークンが配分されます。なお配分量は、ステークしたXAVAの枚数が多ければ配分量も増えますが、2倍の枚数をステークすれば2倍貰えるという訳ではありません。また、ステークしているユーザーが購入するための時間を一定時間設けてくれているので、慌てて購入する(BOTと戦う)必要がないというのも魅力的だと思います。

このように、『少額から参加可能』『早い者勝ちではなく、購入時間が設けられている』という良いポイントがあります。

売れ残ったトークンを参加者に配分

Avalaunchでは、IDOで売れ残った新規トークンをIDOに参加したユーザーに配分するシステムを取っております。もちろん貰えるトークンの枚数としては比較的少量になりますが、ユーザーファーストな取り組みだと感じました。なお、Avalaunchでは売れ残りトークンの取り扱いについて色々と検討を実施しているとのことであり、今後はまた違ったシステムに変更になるかもしれません。

以上が、Avalaunchのポイントになります。ここでは書ききれませんでしたが、ステークしたXAVAのロック期間は2日程度で、資金の出し入れがしやすいというポイントもあったりします。

Avalaunchの始め方

それでは、Avalaunchの始め方について説明したいと思います。

大きく、『Avalanche上でXAVAを購入する』と、実際に『AvalaunchでIDOに参加する』の2つに分けて説明いたします。

AvalancheでXAVAを購入する

ではAvalaunchの独自トークンであるXAVAの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事があるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

  • 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)でETHやXRPを購入
  • BINANCEなどのBSC系のウォレットにETH・XRPを送金
  • BINANCEで仮想通貨をAVAX(Avalancheの通貨)にコンバート
  • BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットにAVAXを送金
  • MetaMaskをPangolinと接続
  • AVAXをPangolinでXAVAにスワップ

なお、XAVAのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: XAVA
Contract Address: 0xd1c3f94de7e5b45fa4edbba472491a9f4b166fc4
Chain: Avalanche C-Chain

AvalaunchでIDOに参加する

続いて、AvalaunchでIDOに参加するまでの流れを説明したいと思います。IDOに参加するためには以下の4つのステップが必要になります。順を追って見ていきましょう。

  1. 会員登録・KYC(本人確認)を行う
  2. ウォレット(メタマスクなど)を接続する
  3. 購入したXAVAをステークする
  4. IDOのセールに登録を行う

1.会員登録・KYCについてですが、まずAvalaunchのホームページの「1. Register and KYC」の項目の中にある「Start the KYC Process」を選択しましょう。以下のようなページに飛ぶと思いますので、そこから指示に従って手続きを進めましょう。(この手続きの中で、2.ウォレットの接続までできるかと思います)

なお、KYCとしてパスポート・運転免許証などの写真と本人写真を提出することになりますが、私自身が試した時はうまく認証してくれませんでした。認証に失敗すると、テレグラムのリンクが表示され、そこからAvalaunchのカスタマーサービスに飛べます。ここで注意いただきたいのが、公式サポートのフリをした偽者がたくさんいることです。テレグラム内で、前に他の人が「KYCに失敗した」といったコメントをして、公式サポートの担当者とやりとりをしていたのを見て、同じようにコメントしたところ、公式サポートとプロフィールが全く同じユーザーからDMが届いたり、公式を装った偽者からいきなり電話をかかってきました。こちらから連絡しない限り、公式サポートからDMが届くことはありませんのでご注意ください。

続いて、3.XAVAのステークについてですが、Avalaunchのホームページ上部の「Allocation Staking」を選択しましょう。以下のようなページが表示されますので、「Stake XAVA」の欄にステークしたいXAVAの枚数を入力し、「Deposit XAVA」を選択します(写真だとウォレットに接続していないため「Connect wallet to stake」と表示されています)。これでステークは完了です。

最後に、4.IDOのセールへの登録の仕方について説明します。Avalaunchのホームページ上部の「Sales」を選択しましょう。以下のようなページが表示されます。このうち、「Upcoming Sales」の欄に、これから実施されるIDOが表示されますので、参加したいプロジェクトを選択します。

登録ができる期間であれば、以下のように「Register」を選択すると、ポップアップが表示されますので、そこから参加したいラウンドを選択します。以下の例は、ValidatorとPublicは選択できるが、Stakingは選択できない場合になります。恐らく、ほとんどの方はValidatorとして登録していないかと思いますので、XAVAをステークしてStakingを選択するのがよいかと思います(なお、ここ数回Publicラウンドはありませんでした)。またIDOによっては、登録の際にAVAXをデポジットする必要があります(デポジットしたAVAXはIDO終了後に戻ってきます)。

以上で、AvalaunchでIDOに参加するための準備は終了です。準備が終わりましたら、選択したラウンドが開始するのを待って、自分の割当て枚数だけ新規トークンを購入しましょう。先ほどもお伝えしましたが、早い者勝ちではなく、購入時間を十分に設けてくれていますので好きなタイミングで購入できます

新ルール「クールダウン期間」について

11月17日に、IDOに参加するためにステークするXAVAの引き出しについて、新しいルールを設けるとのアナウンスがありました。その新ルールとは、『IDOが終わった日から5日以内にXAVAを引き出す場合、ペナルティが最大10%課される』というものです。公式の説明によりますと、このペナルティ率はIDOが終わった瞬間から1秒ごとに減少していき、ちょうど5日後に0%になるとのことです。大まかな目安としましては以下の通りになります。

IDOからの経過時間ペナルティ率
終了直後10%
1日(24h)後8%
2日(48h)後6%
3日(72h)後4%
4日(96h)後2%
5日(120h)後0%
IDO後の経過時間とペナルティ率

なお、ペナルティとして徴収されたXAVAは、XAVAをステークしているユーザーに還元されることになります。これまで、IDOが終了すると同時にXAVA価格が下落するといった値動きをしていましたが、この新ルールによりXAVAの価格変動が緩やかになるのではないかと考えます。

余談ですが、このクールダウン期間についてはコミュニティからの強い要望により実現したとのことです。コミュニティの意見に耳を傾ける運営側の姿勢はとても好印象ですね。

おわりに

以上でAvalaunchについての紹介を終わりたいと思います。最近は本当にIDO界隈が賑わっているように感じます。その中でもAvalaunchは急ぐ必要がなくてとても良心的なシステムだと思いますので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

【Avalaunch・Intersola】ローンチパッド2選の紹介

はじめに みなさんローンチパッドをご存知でしょうか。ローンチパッドとは新しいプロジェクトのIDOをホストするプラットフォームのことを指します。今回は、個人的にオススメのローンチパッドを紹介したいと思います…

更新:2021/12/03

目次

はじめに

みなさんローンチパッドをご存知でしょうか。ローンチパッドとは新しいプロジェクトのIDO(Initial DEX Offering)をホストするプラットフォームのことを指します。

最近ブロックチェーンゲームに興味を持ち始め、ブロックチェーンゲームを取扱うローンチパッドについて色々と調べていました。今回は、そうして調べたローンチパッドの中から、個人的にオススメのローンチパッドを紹介したいと思います。なお、あくまで個人的意見ですので、最終的にどのローンチパッドを利用するか、そもそもローンチパッドを利用しないのかは各自で判断いただければと思います。

なお、後ほど紹介しますが、Intersolaについては運営がずさんな印象があります。投資を行うかどうかはよく検討の上判断いただければと思います。

オススメポイント

結論から言いますと、今回個人的に良いなと思ったローンチパッドは『Avalaunch『Intersolaの2つになります。2つのローンチパッドについての紹介の前に、なぜこれらのローンチパッドが良いと思ったのかを説明したいと思います。

一言で言いますと、これらのローンチパッドの良い点は、比較的少額の予算でも確実にIDOでトークンを購入できる点です

まず、一般的なローンチパッドで新規トークンを購入する方法を考えます。ざっと思いつくところでは、大きく以下のようなところかと思います。

  1. トークンを大量にステークし、確実に購入する
  2. 最小限のトークンをステークし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ち)
  3. Gleamなどでタスクをこなし、抽選をくぐり抜けて購入する(早い者勝ち)

1の場合、新規トークンを購入するためには多額をステークする必要があります。例えば、RedKiteでEagleというTierに到達するためには、40,000RKPをステークする必要があり、現在の価格で約40,000ドル(440万円程度)必要となります。人によってこの金額をどう捉えるかは異なりますが、なかなか用意することが大変な金額かと思います。

また2・3の場合だと、抽選で当選しないといけないため確実にトークンを購入することができません。特に2の場合だと、わざわざある程度のトークンをステークしたのにも関わらず購入できないこととなり、かなりの機会損失と言えると思います。

では、AvalaunchとIntersolaではどうなっているのかを紹介したいと思います。

まずAvalaunchでは、ステーク量がどれだけ少なくても必ず新規トークンが配分されますなお配分量は、ステークしたXAVAの枚数が多ければ配分量も増えますが、2倍の枚数をステークすれば2倍貰えるという訳ではありません。また、ステークしているユーザーが購入するための時間を一定時間設けてくれているので、慌てて購入する(BOTと戦う)必要がないというのも魅力的だと思います。

次にIntersolaでは、最低でも400ISOLA(Intersolaの独自トークン)をステークする(Level1になる)必要があり、現在の価格で約100ドル(1.1万円程度)必要となります。こちらもこの最低限のステークによって、確実にトークンを購入することができます。先程紹介したRedKiteの話と比較すると、400分の1の金額で確実に新規トークンを購入できますね。なおIntersolaのレベル制度について詳しくはこちらをご確認ください。もちろん、Intersolaもステークしているユーザーが購入するための時間を一定時間設けてくれています

このように、『少額から参加可能』『早い者勝ちではなく、購入時間が設けられている』という2点からAvalaunchとIntersolaが魅力的だと感じました。

Avalaunch・Intersola紹介

それでは、AvalaunchとIntersolaについてもう少し詳細に紹介しようと思います。なお、こちらで紹介していないローンチパッドでも、同様に必ずトークンを獲得できるローンチパッドもあるかもしれませんので、各自で調べてみてください。それでは各ローンチパッドについて簡単に紹介します。

Avalaunchは、その名前からもわかる通り、Avalancheのチェーン上にあるローンチパッドになります。こちらでは独自トークンのXAVAをステークすることによって、IDOに参加することができます。XAVAプールのAPRは現在2.7%ですので、完全にIDOを目的としたプールになっています。こちらのプールはステークする時に2%の手数料を取られますが、ロック期間も2日程度ですので、資金の出し入れがしやすいというのも特徴の一つとして挙げられると思います。なお、公式サイトにはXAVAを購入できる別プロジェクトへのリンクを分かりやすいところに置いてくれていない点が少し不便です。PangolinというDEXにて購入することが可能ですので、そちらを利用すると良いかと思います。

なお、Avalaunchの始め方につきましては、以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

Intersolaは、こちらも名前からわかる通り、Solanaのチェーン上にあるローンチパッドになります。こちらでは独自トークンのISOLAをステークすることによって、IDOに参加することができます。こちらに至っては、ステークしても利息を得ることはできません。IDOのために保証金としてお金を預ける感じですね。また、ステークしたISOLAを最後にステークした日から15日以内に引き出す場合には、ペナルティとして最大20%の手数料を引かれてしまいますので注意が必要です。とはいえ他のローンチパッドでは、8週間経たないと手数料がかかるといった中々に厳しいペナルティがあるので、比較的良心的な期間だと言えるかと思います。なお、IntersolaではTier制を導入しており、必ずしもステークしているISOLAが多いほど、IDOで配分される量が多くなるとは限りませんのでご注意ください。というのもステーク量が多くても、同じレベル内であれば同量が配分されるためです。(例:ISOLA 400枚と800枚は共にレベル1なので配分量が同じ)なお、12月からレベル1に必要なISOLAの枚数が400枚から1,000枚に変更されますのでご注意ください。

なお、IntersolaはSNSの更新頻度が少なかったり、ウェブサイトの管理が行き届いていない印象です。また、IDOを実施しているプロジェクトのTwitterのフォロワー数や更新頻度も少なめです。もちろん過去にIDOを実施した実績がありますのでスキャムではありませんが、プロジェクトの経営スキルが足りていない印象ですので、投資をする際にはぜひご自身の目で確認して検討の上投資するようにしましょう

Intersolaの公式サイト

なお、今回紹介しました2つのローンチパッドの他にも、比較的少額で確実にトークンを購入できるローンチパッドが増えてきています。また、IDOによって必要となるTierが異なりますので、例えばGameFiなどでも1,600ドル(約18万円)分ステークすることで確実に購入できる場合があります。こまめにIDOの情報をチェックするしかないですね。

また、今回紹介したローンチパッドを含め、ブロックチェーンゲームを取り扱っているプラットフォームを深掘りした記事もありますので、ぜひそちらもお読みいただければと思います。

補足

なお、今回紹介した確実にトークンを購入できるローンチパッドですが、逆の見方をすると『お金を沢山持っている人はより多くのトークンを購入でき、お金を少ししか持っていない人は少量しかトークンを購入できない』と捉えることもできると思います。要は、貧富の差が拡大する社会みたいな感じですね。そのため、必ずしもこのステークした量に応じてトークンを購入できるという方法がベストとは言えないのかなと思います。全ユーザーに一番公平なのは、『完全抽選制で、当選したユーザーは早い者勝ちではなく一定量を購入できる』という仕組みなのかもしれません。もちろん、どのようにIDOを実施するかは、運営者が決定する話なので、投資家側が関与することはできませんが、個人的にはフラットな世界だと良いなと思ったりしています。

おわりに

以上でローンチパッドについての紹介を終わりたいと思います。それにしてもIDOの世界は広く、調べれば調べるほど出てきますね。まとめ記事を書いたはずがその後にいくつも漏れが見つかったりして、情報収集力の低さを実感しています。これからもこのジャンルを注目していきたいと思っておりますので、調べてわかったことをこのブログで発信していこうと思います。