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【紹介】クリプト×環境保護プロジェクトまとめ

こんにちは、薬学生です。みなさん仮想通貨が環境に悪いと言われていることはご存知でしょうか?今回は、そんな環境問題にクリプトの技術を利用して立ち向かうクリプト×環境保護のプロジェクトについて紹介していきたいと思います…

更新:2022/04/23

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさん仮想通貨が環境に悪いと言われていることはご存知でしょうか?詳しい方なら、「PoWだからでしょ」や「Ethereumは今後PoSに移行していくし、CO2全体の排出量に比べたら仮想通貨関係で排出されるCO2はそこまで多くない」といった考えを持っているかと思います。(なお、ここで紹介したPoWなどのコンセンサスアルゴリズムについては本筋から外れますので紹介しません)

今回は、そんな環境問題にクリプトの技術を利用して立ち向かうクリプト×環境保護のプロジェクトについて紹介していきたいと思います。

以下でCO2削減の関係の必須用語の意味を紹介しておきます。

カーボンオフセット
カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動において排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること。

カーボンクレジット(炭素クレジット)
カーボンクレジットとは、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を政府などの機関が保証したもの。このクレジットを購入することで、カーボンオフセットを行うことができる。

カーボンオフセットが温室効果ガスの排出分を投資活動によって相殺する行為で、カーボンクレジットは、温室効果ガスを削減したことの証明書といったところですね。

クリプト×環境保護プロジェクトまとめ

それでは環境保護系のプロジェクトについて紹介したいと思います。私が調べたところ、5個のプロジェクトを確認いたしました。それらのプロジェクトをまとめたものが以下になります。

※なお、この記事を書いている時点で、追加で2プロジェクト発見しておりますので、そちらについても順次追加していきます。

思っていたより多くのプロジェクトがありますね。それでは次の項でプロジェクトを1つずつ見ていきたいと思います。

個別プロジェクト紹介

それでは個別の環境保護系プロジェクトについて簡単にその特徴を見ていきたいと思います。

Carb0n.fiは、シンガポールやASEANを中心に活動しているプロジェクトになります。カーボンクレジットNFTを利用してカーボンオフセットを実施するというスタンダードな仕組みを採用しています。なお、Carb0n.fiはシンガポールの環境保護系の団体とかなり強い繋がりがあり、すでにカーボンオフセットを購入しているようです。

他のプロジェクトが環境をイメージした緑や青を基調とした優しい色合いなのに対して、環境破壊をイメージした黒や赤を基調としたトゲトゲしい色合いなため、個人的に少し抵抗感があります。

$ZROのチャートはこちら

Dovuは、農家がCO2を削減する取り組みを実施することによって得られたカーボンクレジットをNFTとして販売するプロジェクトです。詳しくは、以下の記事で紹介していますが、DovuではすでにNFTマーケットをローンチしており、提携する農家さんのカーボンクレジットNFTを購入することができます

$DOVのチャートはこちら(EthereumBSC

EarthLoveUnited
公式サイト Twitter

EarthLoveUnitedはSavePlanetEarthのローンチパッドでローンチされたプロジェクトになります。EarthLoveUnitedは『教育・調査・イノベーション・ブロックチェーン・正義・意識の6つの観点を組み合わせることで、気候変動の解決を目指すプロジェクト』になります。

$ELUのチャートはこちら

EcoCREDITは、他のプロジェクトとの違いとして、$ecoCREDITトークン自体がカーボンクレジットと紐づいています。そのため、他のプロジェクトだと「ユーティリティトークンでカーボンクレジットNFTを購入→バーンしてカーボンクレジットを証明」という流れのところを、「ユーティリティトークンを購入→バーンしてカーボンクレジットを証明」といった流れで実施することになります。

また、ゲーム性を持たせつつ環境保護を推進するため、Ecolandsというメタバース系のサービス展開を予定しています。この点は、他のプロジェクトとは一線を画していますので、今後の盛り上がりに注目しています。

$ecoCREDITのチャートはこちら

準備中

$ENRXのチャートはこちら

ForestNFT
公式サイト(準備中) Twitter

ForestNFTは、日本発のカーボンオフセットプロジェクトになります。この記事を書いている2022年2月に開始したばかりのプロジェクトです。特徴としては、他のプロジェクトがカーボンクレジットNFTを販売するのに対し、カーボンクレジットを生み出す大元の森林のNFTを販売する点です。以下に公式ドキュメントの説明を載せています。

投資家はForest NFTを購入し保有することでCarbon Credit NFTを獲得できます。そのCarbon Credit NFTを企業などに販売することで、既存のDefiやGame-fi、従前の金融商品のように金銭的なリターンを得ることができます。また、売上の一部を森林の育林等に投資していくため、Forest NFT購入により、森林の保全や二酸化炭素の削減に寄与することができます。そして、サステイナブルな社会の実現にダイレクトに貢献できる”Plant to Earn”なサービスです。

ForestNFTの公式ドキュメントより引用

公式ドキュメントの中身もかなりしっかりしていますので、これからの発展に期待です。また、第1弾のForestNFTの販売が2月13日に予定されておりますので、気になる方は是非チェックしてみましょう

トークンを発行する予定はありません

準備中

$JCRは4月25日にリスティング予定(ChintaiNetwork

準備中

$KLIMAのチャートはこちら

準備中

$ELUのチャートはこちら

準備中

$NORIはまだ発行されていません

準備中

トークンを発行する予定はありません

SavePlanetEarth
公式サイト Twitter

SavePlanetEarthは、ベーシックなカーボンオフセットを支援するプロジェクトになります。特徴としては、独自の環境に優しいブロックチェーンの開発を実施していたり、環境に優しいローンチパッドを開いたりしています。詳しい内容は、以下の記事で紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

$SPEのチャートはこちら

TanSoDAOは、2022年1月から本格的に始動したばかりのプロジェクトになります。具体的な取り組みとしては、透明性があり、CO2削減活動をした人に利益が還元されるカーボンクレジットNFTのマーケットを設けることを目指しています。

またTanSoDAOは日本向けの活動を活発に行なっています。プロジェクト名からしても日本人が運営に深く関わっている可能性もありますし、これからの活躍に注目しています。

$TNSはまだ発行されていません

ToucanProtocol
公式サイト Twitter

準備中

$NCTのチャートはこちら

おわりに

以上環境保護系のプロジェクトについての紹介でした。環境保護系のプロジェクトの記事を書くたびに言っている気がしますが、今後環境保護の視点の重要性は増すことはあっても、下がることは考えにくいと思っています。そもそもブロックチェーンを利用しない方法が主流となる可能性もありますが、引き続き見守っていきたいですね。

【SHANTI(シャンティ)】CtoBモデル型レンディングプロトコル紹介

こんにちは、薬学生です。みなさんPancakeGamesをご存知でしょうか。こちらは2021年9月に始動したブロックチェーンゲーム専門のプラットフォームになります。このPancakeGamesが出資している『SHANTI』というプロジェクトがあり…

更新:2022/03/14

目次

◯はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんPancakeGames(パンケーキゲームズ)をご存知でしょうか。こちらは2021年9月に始動したブロックチェーンゲーム専門のプラットフォームになります。

このPancakeGamesが出資している『SHANTI』というプロジェクトがあり、PancakeGamesと強いパートナー関係にあります。今回はこのSHANTIについて現在分かっている情報を紹介していきます。

PancakeGames
2021年から活動を開始したブロックチェーンゲーム専門プラットフォーム。トークンは$GCAKE。日本の株式会社BIGBANGと提携しており、2022年第1四半期に、一作目となるマルチハンティングRPG「SKY FRONTIER Fantasy Battle」のローンチを控えている。ゲームの他にも、レンディングサービスであるSHANTIというプロジェクトに出資しているほか、日本発のTTXというタレント×NFTを掲げるプロジェクトと提携している。

なお、PancakeGamesについてこれまでの動向をまとめた記事もありますのでぜひお読みください。

『SHANTI』とは

まずSHANTIについての公式の説明を確認してみましょう。

SHANTI is a social lending project. Through our platform, you will be able to lend money to anyone, anywhere in the world.
Over 2 billion people in the world are underbanked. These people do not have access to banking services and therefore, they can not save, invest, and even borrow money. This leads to a number of crimes and does not show any significant decline.
SHANTI aims to solve this problem using crypto and blockchain technology.

SHANTIは、ソーシャルレンディングのプロジェクトです。私たちのプラットフォームを通じて、世界中の誰にでも、どこにでもお金を貸すことができるようになります。
世界には20億人以上の銀行口座を持たない人々がいます。これらの人々は銀行サービスを利用できないため、貯蓄や投資、そしてお金を借りることさえできません。そのため、多くの犯罪が発生しており、銀行口座を持たない人口はそれほど減少していない状況です。
SHANTIは、この問題を暗号技術やブロックチェーン技術を使って解決することを目指しています。

SHANTIのMediumより

要はレンディングのプロジェクトですね。レンディングだと、AaveCompoundといったサービスが有名かと思います。

ただ、SHANTIでお金の借り手を、サービス開始直後は銀行や仮想通貨交換業を行う金融機関に限定する予定とのことです。将来的に借り手を、安全性の観点からまず『Institution(機関)』から展開し、最終的には銀行口座を開設することが難しいような個人でもお金を借りれるようにすることを掲げています。

先ほど紹介しました『Peer to Peer(銀行などを通さず、個人間でお金のやりとりを行うこと)』のレンディングの場合、ユーザーは自身のステーク額に応じてトークンを借りることができますが、SHANTIの場合、借り手はトークンをステークしなくても、お金を借りられるという、従来型のシステムを採用するのだと思われます。この点が大きく異なりますね。

また、レンディングできるトークンは流動生がとても大きい$BTCや$USDTから対応を開始し、将来的に提携先であるPancakeGamesの$GCAKEの対応を予定しています

なお、保有している$SHNの量によって、レンディングの年利を高めることができる仕組みにする予定とのことです。最近はveのステーブルコイン運用が盛り上がりを見せていましたので、そうした他のレンディングのTokenomicsを参考にしながら、上手なTokenomicsを構築して欲しいですね。(ve関係の話については、Rottenさんのこちらの記事がとても分かりやすかったです)

なお、以下にホワイトペーパーを載せていますので、詳しくはそちらの情報もチェックしてみてください。

また、Webサイトが2月10日に公開されています。ただWebサイトで公開されている情報はホワイトペーパーと全く同じ内容で、ページ下部のCONTACTを押すと「https://upward-test.sakura.ne.jp/shanti/contact」という「さくらインターネット」の恐らくテスト用URLに遷移したりと、まだ準備を進めている感じは否めませんので、今後の開発を待つしかないですね。ただ、ガバナンストークンである$SHNはすでに発行済ですので、そちらを購入することは可能です。

関連リンク:Twitter Medium ホワイトペーパー 公式サイト

カンボジア向け決済サービス『NutsPay』

3月に、SHANTIの最初のプロジェクトとして『NutsPay』が発表されました。こちらのプロジェクトは、カンボジア政府が世界1位を目指しているカシューナッツ市場をターゲットとした決済システムとなります。

NutsPayに関する発表 SHANTI公式アカウント 2022/03/07

実際のNutsPayの詳細については明らかにされていませんが、カンボジアの現地パートナーとして、女性実業家のIng Laihout氏と協力しているとのことです。こちらの女性について調べてみましたところ、JICAの記事カシューナッツ加工業者として紹介されておりましたので、確かにカンボジアで活躍している人物であることが窺えます(なお、カンボジアは英語圏ではないため、英語表記のスペルにブレが見られます)。

また、カンボジアカシューナッツ協会は日本の農林水産省とやりとりを行なっていることから、運営に日本人が深く関わっていると予想されるSHANTIがカンボジアのカシューナッツ市場を最初のターゲットとしたことに合点がいきます(参考記事)。

いずれにしても、こちらの詳細もまだ分からない状況ですので、どうなるかは今後の発表を待って判断する必要があります。

Laihout氏の画像 NutsPay公式アカウントより

$SHNの購入方法

では$SHNの購入方法について説明します。現状、$SHNはBSCのみです。それぞれの購入の仕方について簡単に説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事がたくさんあるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHや$XRPを購入
  2. BINANCEなどの海外の仮想通貨取引所に仮想通貨を送金
  3. BINANCEで仮想通貨を$BNB(BSCの通貨)にコンバート
  4. BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットに$BNBを送金
  5. MetaMaskをPancakeSwapと接続
  6. $BNBをPancakeSwapで$SHNにスワップ

なお、$SHNのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: SHN
Contract Address: 0xd77fef555f2595f60c0B2289E770781A71053457
Chain: BSC Network

おわりに

以上でSHANTIについての紹介を終わりたいと思います。個人的に、従来のレンディングとは異なっていて、成功したら比較的年利が安定したりするのかなと考えたりしています。

参考:他の日本語記事

Ryohuさんという方が、SHANTIに関する記事を書いていました。気になる方はそちらもチェックしてみてください。

【徹底紹介】Fantomローンチパッドまとめ

こんにちは、薬学生です。みなさんFantomを利用していますでしょうか。今年に入ってFantomに注目しているユーザが増えてきた印象があります…

更新:2022/02/14

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんFantom(ファントム)を利用していますでしょうか。私個人は正直そこまで触ったことがないです。。が、Twitterなどを見ていると今年に入ってFantomに注目しているユーザが増えてきた印象があります。また、私自身は情報を追えていないのですが。tomb finance系のプロジェクトが活気づいている印象です。

今回は、そんなこれから注目度が高まることが期待されるFantom上のローンチパッドについて紹介していきたいと思います。

解説:Fantom
Fantom財団が開発するプロジェクトであるFantomは2019年12月、イーサリアムの対抗馬として登場したレイヤー1プラットフォームだ。オープンソースのスマートコントラクトを活用することで、包括的かつモジュール化された分散型アプリが開発できるよう設計されている。Fantomでは安価かつ高速処理で取引ができることが売りであり、「分散性、セキュリティ、スケーラビリティ」のトリレンマを、そのいずれをも犠牲にすることなく解決していると主張している。(COINPOSTより引用)

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

なお、Fantomを含む全てのチェーンのローンチパッドを網羅した記事もあります。そちらもぜひチェックしてみてください。

Fantomローンチパッドまとめ

それではFantom上にあるローンチパッドについて紹介したいと思います。私が調べたところ、17のローンチパッドを確認いたしました。それらのローンチパッドをまとめたものが以下になります。

思っていたより多くのローンチパッドがありますね。それでは次の項目でローンチパッドを1つずつ見ていきたいと思います。

なお、Fantom上で他にもローンチパッドがあるようでしたら教えてもらえると助かります。

個別ローンチパッド紹介

それでは先ほど紹介しました15のローンチパッドについて簡単にその特徴を見ていきたいと思います。

DeFiLaunchは、その名の通りDeFiに特化したローンチパッドになります。当初BSCからサービスを開始しており、最初にローンチしたBikiniFinanceがすぐにセール価格を下回ってしまった印象が強いため、個人的にはオススメしません。

なお、BSC上で$DLAUNCH、Fantom上で$fDLAUNCHがそれぞれ流通しています。

$fDLAUNCHのチャートはこちら

FanPadは、最近できたばかりのローンチパッドです。本格的に始動するのがいつになるのかはまだ不明ですが、ドキュメントを公開しているため、IDOの仕方などについて確認することができます。そちらによりますと、IDOに参加するためには、$FAPをステークして$xFAPを獲得する必要があり、その$xFAPの枚数によってTierが決定する仕組みとなっています。

そのほか、ローンチするプロジェクトに対して、監査・法令相談・トークノミクス相談といった付加価値を提供することを押しています。資金調達を実施したいチームからすると、こうしたサービスは需要がありそうですね。

$FAPはまだ発行されていません

fantomGOは、まだプロジェクトを開始して間もないローンチパッドです。2021年11月に$FTGトークンを発行していますが、まだ一度もプロジェクトをローンチしていない状況です。また、$FTGはDEXに上場されておらず、CEXのKucoinでのみ購入することが可能となります。

なおサイトを見ると、まだウォレットを接続したりする機能が実装されていません。そうした点からも、IDOの実施はまだまだ先になることが予想されます。

$FTGのチャートはこちら

FantomMakerは、最近できたばかりのローンチパッドです。FantomMakerは、DAOMakerとIceteaLabsと提携している点が注目ポイントかと思います。DAOMakerは、かなり大手のローンチパッドで、IceteaLabsは、RedKiteGameFiという、これまた大手ローンチパッドの運営元になります。

まだトークンを発行していない状況にはなりますが、Twitterなどの様子を見てもかなり注目されておりましたので、これからに期待が寄せられます

そのほか、英語になりますが、Altcoin AlertsさんがFantomMakerのまとめをツイートされておりましたので、こちらで引用して紹介いたします。

画像
Altcoin Alertsのツイートより引用

$FAMEはまだ発行されていません

FantomOasisについては、2021年11月からTwitterの更新が止まっていたのですが、2022年1月後半から更新が再開しています。ただ、以下の点から、個人的にはそこまで注目しなくてよいかなと感じました

  • テレグラムでも運営が活発に動いている様子は窺えない
  • 次のローンチについての情報がない
  • サイトのデザインにお金がかかっていなさそう
  • ロードマップが2021年第4四半期までで止まっている

$FTMOのチャートはこちら

fantomPadは、できたばかりのローンチパッドです。まだユーティリティトークンの$FPADが発行されておらず、近々、OxbullBlockPadでIDOが実施される予定となっています。Mediumの内容が薄い点が気になりますが、1月に複数のVCや、CEXのMEXCとの提携を発表しているほか、イメージキャラクターの幽霊の画像もレパートリーがあり、それなりにしっかり運営をしている印象です。

ただ、まだトークン発行前であり、具体的なIDOのシステムなどが明らかになっていない状態ですので、これからの様子を見て判断していく必要があります。

$FPADはまだ発行されていません

FantomStarter
公式サイト Twitter

FantomStarterは、マルチチェーンに対応しているローンチパッドになります。2022年に入り新しいTier制を公開したり、CEXのMEXCに上場したりと活発に運営が行われている印象です。また、IDOの参加方法として、ユーティリティトークンの$FSをステークするほかに、数量限定の『FS Key』と呼ばれるNFTの販売も実施しております。

そのほか、英語になりますが、Fantom InsiderさんがFantomStarterのまとめをツイートされておりましたので、こちらで引用して紹介いたします。

画像
Fantom Insiderのツイートより引用

$FSのチャートはこちら

FantomX Launchpad
公式サイト(不明) Twitter

FantomX Launchpadについては、2021年6月からTwitterの更新が止まっています。運営を放棄したのだと思われますので、間違えてこちらのトークンを購入したりしないよう注意しましょう。

FractalStudios
公式サイト Twitter

FractalStudiosについては、ほぼローンチパッドとして活動していない印象です。Twitterを見ても、FractalStudiosが運営するGiveaway専用アカウントのツイートのリツイートが大半です。

Giveaway専用の「The Random Fantom」は活発に活動していますので、こちらはフォローしてもよいかと思います。

FTMLaunchはFantom専門の新しいローンチパッドになります。そのため、まだ自身の$FTMLの販売しか実績がないです。2022年1月に入り、ベンチャーキャピタルや、CEX(仮想通貨交換所)、他のプロジェクトとの提携を多数公表しております。今後の動きに少し注目したいと思っています。

$FTMLのチャートはこちら

FTMPadについては、2021年8月からTwitterの更新が止まっています。運営を放棄したのだと思われますので、間違えてこちらのトークンを購入したりしないよう注意しましょう。

LaunchpoolはFantomに限らず、Ethereum・BSCなで複数のチェーンに対応したローンチパッドになります。これまでに30以上のプロジェクトをローンチしておりますが、Fantom上のプロジェクトのローンチは1つのみとなります。これまでFantom上でローンチするプロジェクトの数が少なかったため、取り扱い数が少なかったとも考えられますが、Fantom上のプロジェクトのIDOに参加した場合は、他のローンチパッドを選択するのも一つの手だと感じました

$LPOOLのチャートはこちら

Presale.money
公式サイト Twitter

Presale.moneyは、Fantom専門のローンチパッドになります。サイトをみたところ40以上のプロジェクトのローンチに関わっているのですが、資金調達に失敗したり、中止になっているプロジェクトが多数あり、運営側がローンチするプロジェクトを選別していないように思われます。また、Mediumなども調べた範囲では確認できず、6ページのホワイトペーパーのみ存在しているため、個人的にはかなり運営に不安が残りました。

$SMARTのチャートはこちら

SunFinance
公式サイト(不明) Twitter

SinFinanceについては、詳しく調べられておりませんが、2021年12月ごろにNFTの販売を実施している時にトラブルが生じたようです。それに伴い、運営が返金対応に追われていたようです。テレグラムで運営が返信していたため、プロジェクトが放棄された訳では無いと思いますが、現状、期待できる状態ではないと考えたため詳細は追っていません

$SUNは現在流動性がない状況です

TartarusFinance
公式サイト Twitter

TartarusFinanceは2022年1月現在、自身のIDOを控えている新興ローンチパッドになります。まだ、明らかになっている情報は少ないですが、IDOはGuaranteed Allocation(トークンの購入枠が保証される)を採用したり、ローンチされるプロジェクトをTartarusFinanceが事前審査することが明らかになっています。

TartarusFinanceのローンチパッドの外観(開発中)

なお以下のツイートで紹介しましたが、Gleamタスクをこなすことで誰でもIDOに参加できるチャンスがありますので、ひとまず申し込むのもありかと思います。なお、以下のツイートでは残り1時間とありますが、その後申し込み期間が延長されましたので、2月3日23:00まで申し込みが可能となっています。

TartarusFinanceのIDOについてのお知らせ 2022/01/27

Tosdisはローンチパッドとしての機能のほかに、ステーキングやファーミング機能を兼ね揃えています。また、Fantom以外にもEthereum・BSCのプロジェクトもローンチしています。サイトの作りはそれなりにしっかりしていますが、2021年10月末に$DISが発行され、本格稼働してから2022年1月現在までで5つのプロジェクトのローンチのみと、ローンチ回数がかなり少ない印象です

$DISのチャートはこちら

WingSwapは2021年からDEXとしてサービスを展開しているプロジェクトです。2022年に入り、新たにローンチパッドとしてのサービスを開始することを予定しています。WingSwapでは$WISをステークすることで$xWISを得られる仕組みを用意しており、この$xWISを利用することでIDOに参加することができます。最近こうした$x〇〇トークンが増えてきていますね。

$xWISに関するツイート WingSwap公式Twitter 2022/01/22

$WISのチャートはこちら

個人的注目度ランキング

以下が、個人的なローンチパッドの注目度になります。A〜Eはまだ稼働しているローンチパッド、Gは活動停止しているローンチパッドです。

注目度ローンチパッド名
AFantomMaker
BFantomStarter, Launchpool
Tartarus
CFTMLaunch, fantomPad
FanPad
DDeFiLaunch, fantomGO
Presale.money, Tosdis, WingSwap
EFantomOasis
FractalStudios, SunFinance
GFTMPad
FantomX Launchpad

やはり、Twitterなどでも注目度の高い『FantomMaker』が、Fantom系ローンチパッドの中だと一番押さえておくべきプロジェクトだと思います。1月に1つ目のプロジェクトをローンチしたばかりですし、市況があまり良くないという点もありますので、長期的に見ていきたいですね。

Bには、ローンチパッドとしてある程度のローンチ実績がある2つのローンチパッドを入れました。ただ、Fantomのプロジェクトのローンチはそこまでしていないので、Fantomのプロジェクトを追っていくという観点ではそこまで注目度は高くないかもしれません。また、TartarusFinanceについてはまだ明らかになっている情報が少ないですが、期待を込めてBに入れています。

Cに入れたFTMLaunchは、まだできたばかりのローンチパッドですが、頻繁にTwitterを更新しており、VCなどとの提携の発表が多かったため、これからの進展に期待してます。fantomPadについても同様にできたばかりのローンチパッドですが、VCとの提携など好材料があり、Twitterなどの更新頻度から運営のやる気が窺えることからCにしています。

D・Eについては大きな差はありませんが、運営状況などを考慮して区分しています。正直ここから下のローンチパッドについてはまず注目しなくてよいと思っています。

おわりに

以上Fantomのローンチパッドについての紹介でした。今年はFantomが盛り上がると考えている人が一定数いる印象です。現状はまだまだ安心できるローンチパッドが少なく市況も悪いですが、今後市況が回復するにつれてFantomのローンチパッドも盛り上がるのではないかと思います(いつになるのかは分かりませんが、、)。

という訳で、市場を見守りつつ学習を続けていきたいと思います。

【徹底紹介】Solanaチャートツール5選

こんにちは、薬学生です。みなさんSolanaを利用していて、チャートが確認しにくいなと思ったことはないでしょうか?そうなんです、Ethereum、BSC, Polygonなどに対応したチャートツールは沢山あるのですが、Solanaに対応したチャートツールがあまりないと個人的に感じていました…

更新:2022/05/30

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんSolanaを利用していて、チャートが確認しにくいなと思ったことはないでしょうか?

そうなんです、Ethereum、BSC, Polygonなどに対応したチャートツールは沢山あるのですが、Solanaに対応したチャートツールがあまりないと個人的に感じていました。

今回は、そんなSolanaのチャートツールを探した結果、5つのツールを確認いたしましたので、それぞれの特徴と使い勝手について紹介していきたいと思います。

解説:Solana
Solanaは標準的なビザンチン将軍問題の解決を目指すProof of Stakeブロックチェーンですが、特筆すべきトランザクション処理能力を持っており、およそ200のノードで一秒あたり5万のトランザクションを行えるとしています。これは現CEOのAnatoly Yakovenko氏が2017年に提唱したProof of Historyという、信頼なきノード同士で時間を同期する手法の採用など、8つのイノベーションにより実現したものです。(COINPOSTより引用)

Solanaチャートツールまとめ

ずばり、Solanaのチャートツールとして、以下の5つが見つかりました。

それぞれの特徴をまとめたものが以下になります。

以下で各ツールについて紹介していきますが、IDO(新規プロジェクトのトークン発行)直後の価格を知りたい場合には、現状BirdeyeとRaydiumの2択だと思います。と、言いますのも、Dexlab、SonarWatchではそうした新規で発行されたトークンに対応するのが遅いためです。また、Solviewは開発を停止している可能性があるため、情報の正確性に疑念が残ります。そのため、上場直後の値動きを確認して、投資判断を行いたい場合には、Birdeye・Raydiumのどちらかを利用しましょう。

個別ツール紹介

それでは個別のチャートツールについて簡単に紹介します。

Birdeye

Birdeyeは2022年よりサービスを開始したチャートアプリになります。以下のツイートでも述べていますが、複数のチャートを並べて表示することができるほか、各種オンチェーン情報を確認することもできます。感覚的に、DEX Screenerというチャートツールに使用感が近く、とても使い勝手が良いです(こちらのツールはSolanaに非対応です)。主要15DEXの価格情報に対応しているのもとてもありがたいです。

Birdeyeの外観
Birdeyeに関するツイート 2022/05/25

Dexlab

Dexlabについてですが、こちらは名前の通り、DEX(Decentralized Exchange:分散型仮想通貨交換所)としての機能(要はスワッピング)を備えているほか、IDOを実施することもある総合的なプラットフォームとなっています。

個人的には、対応しているトークンの種類が限定的であるためあまり利用しませんが、取引高を表示してくれるため、そのトークンの盛況具合が分かる点は便利だと思います。また、スワッピングだけではなく、板取引も可能ですので、売買価格を自分で決めたい方には適しています。

Dexlabの外観

SonarWatch

SonarWatchについてですが、こちらのツールのメイン機能はポートフォリオ管理になります。DeBankのように、ウォレットを接続することで自身のウォレット内のトークンや、レンディング・ファーミングしているトークンを含め全体の資産を表示してくれます。

チャート機能については、シンプルな機能となっており、他のツールで搭載されているような、分析線を引く機能はなく、チャートの表示もロウソク足ではなく線での表示のみになります。

SonarWatchの外観

SonarWatchの良い点としましては、ポートフォリオから、所有しているトークンのチャートを簡単に確認できる点だと思います。この機能はDeBankにありませんが、所有しているトークンの価格について大きなトレドをざっくり知りたいと思った時に確認できるので、個人的オススメポイントです。ポートフォリオ管理がメインだと考えると、チャート機能周りがシンプルなのも頷けますね。

ポートフォリオから気になるトークンのチャートを確認

Solview

Solviewですが、Twitterの更新が4月初旬で停止しており、開発を停止した可能性が高いです。現在もチャートを確認することはできますが、内容等正確性に欠けていたり、乗っ取られる可能性もなくはないと思いますので利用しないことをオススメします。(2022/05/30追記)

Solviewにつきましては、チャートの表示がメインのツールになっています。そのため、他の2つのツールと比べて、IDO直後のトークンの対応がとても早いです。このため、SolanaのIDOに参加する方からすると、必須級のツールなのではないかと考えています。

なお、サーバーが少し不安定で、チャートの表示を変更しているとリロードしてしまうことがある点が、少し不便に感じました。2021年12月から始動したばかりのベータ版ですので、今後の改善に期待が寄せられます。また、ステーキングやファーミングなど、まだ実装されていない機能も多くあり、今後の発展が楽しみです。

Solviewの外観

Raydium

Raydiumは、Solanaにおいて一番大手のDEXだと個人的に思っています(BSCのPancakeSwap的な立ち位置)。新しく発行されるトークンの多くは、最初にRaydiumで流動性が提供され、スワッピングができる印象です。

実は最近までチャートを見れることを知らなかったのですが、Raydium自身が多数のトークンに対応しているだけあって、とても多くのトークンのチャートを確認できます。難点としましては、ロウソク足の設定が、「5分・15分・1時間・2時間・4時間・1日」と若干少ない点かと思います。それを除くと、チャートツールとしてもとても使いやい印象です。さすがRaydium。

Raydiumの外観

おわりに

以上Solanaのチャートツールについて紹介しました。個人的に新たに出現したBirdeyeが非常に優秀だと思っています。もし、他にもチャートツールがあるといった情報がありましたら、Twitterで教えてもらえると助かります!

【総勢200超!!】ローンチパッド総まとめ〜2022年1月版〜

こんにちは、薬学生です。ローンチパッド愛好家の皆さん、大変長らくお待たせいたしました(?)。この度、200を超えるローンチパッドを総まとめいたしました…

更新:2022/01/30

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

ローンチパッド愛好家の皆さん、大変長らくお待たせいたしました(?)。この度、200を超えるローンチパッドを総まとめいたしました!

今回は、そもそもローンチパッドとは?という点をおさらいした上で、現在確認されている209のローンチパッドについて紹介していきたいと思います。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

ローンチパッドとは?

それでは、改めてローンチパッドとは何かを解説します。以下の図をご覧ください。

「新しい商品を割安で販売してくれるサイト」と言ったところでしょうか。ただ、注意いただきたいのが、割安で発売とは言いつつも、新規のプロジェクトの魅力がないなどの理由によって、先行発売時の価格を上場後の価格が下回る可能性はもちろんあります。また、多くの場合では自分が購入したトークンの一部しか上場のタイミングで受け取ることができません。元々新規プロジェクトの資金集めの目的で開かれるものですし、TGE(トークン発行)と同時に全額売り抜けてしまわれるとトークンの価格が急落する原因となりますので、「TGEのタイミングで購入量の20%、その後4ヶ月間毎月20%ずつ受け取る」という感じで徐々に受け取れるようになっています。

次によくある先行発売の流れを紹介します。なお、この先行発売は、IDO、IFO、IGO、WHOなど色々なパターンがありますが、内容としてはほぼ同じになります。

よくある流れとしては上の図の通りになります。ただ、ローンチパッドによって参加条件は異なりますので、実際に参加する際には十分に調べた上で参加しましょう

最後に、トークン購入について、大きく2パターンありますのでそちらの紹介です。

少しFCFSを誇張して記載していますが、実際に60秒以内に売り切れになることは日常茶飯事です。また、ローンチパッドによってはトランザクションを通すために、ガス代を普段より高く設定した方がよい場合もあります。トークン購入のパターンもローンチパッドによって様々ですので、必ず自分でチェックしてみてください。

ローンチパッド総まとめ

それでは本題のローンチパッド総まとめを紹介します。私が調べたところ、実に209のローンチパッドを確認いたしました。それらのローンチパッドを対応するブロックチェーンごとにまとめたものが以下になります。

非常に沢山ありますね。もしかしたらローンチパッドが抜けていたり、チェーンが間違っているかもしれません。そうしたことにお気づきの際は、Twitterまでご一報いただけますと幸いです。

また、この209のローンチパッドの中から皆さんが自分に合ったローンチパッドを見つけ出せるように、Twitterのリストを作成して公開しております。

ローンチパッドのリストについてのつぶやき Twitter 2022/01/07

なお、このリストを元にして自分でリストをカスタマイズしたい方もいらっしゃるかと思います。リストのコピーはTwitter公式の機能として搭載されていませんが、外部機能を利用して簡単にコピーをすることができます。以下の記事にやり方をまとめておりますのでよければ参考にしてください。

また、こちらで紹介した情報をエクセルでダウンロードできるようにしていますこちらのリンクから入手できますので、ご自由に使ってください。

各チェーンのローンチパッドまとめ

こちらで紹介していますローンチパッドについて、ブロックチェーンごとに紹介した記事もあります。こちらの記事より個別のローンチパッドについて詳しく紹介していますので、こちらもご活用ください。

おわりに

以上ローンチパッドについての紹介でした。いや〜、本当に沢山のローンチパッドがありますね。おそらくこの記事を書いている間にもどこかで新しいローンチパッドが生まれてきているのだと思います。

この中から人気のローンチパッドを選ぶのもよいし、誰も知らないようなローンチパッドを見つけ出すのもよいし、そもそもローンチパッドを利用せず、他の投資戦略を取るのもよいと思います。

この記事が参考になったら幸いです!それでは今年もコツコツ頑張りましょう〜!

【Polygon】ポリゴンローンチパッドまとめ

こんにちは、薬学生です。みなさんローンチパッドと言えばどのチェーンを思い浮かべるでしょうか?BSCやEthereumを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実はPolygonチェーンにもローンチパッドが多数存在しています..

更新:2022/02/27

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんローンチパッドと言えばどのチェーンを思い浮かべるでしょうか?BSCやEthereumを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実はPolygon(ポリゴン)チェーンにもローンチパッドが多数存在しています

今回は、そんなPolygon上のローンチパッドについて紹介していきたいと思います。

解説:Polygon
イーサリアムのスケーラビリティ問題に取り組み、補助するための開発フレームワークを提供するプロジェクト。イーサリアムと互換性があるサイドチェーンで、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用した「Polygon PoS Chain」などのソリューションを提供している。(COINPOSTより引用)

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

なお、Polygonを含む全てのチェーンのローンチパッドを網羅した記事もあります。そちらもぜひチェックしてみてください。

Polygonローンチパッドまとめ

それではPolygon上にあるローンチパッドについて紹介したいと思います。私が調べたところ、13のローンチパッドを確認いたしました。それらのローンチパッドをまとめたものが以下になります。

なお、他のチェーンのローンチパッドでPolygon上で稼働するプロジェクトのIDOを実施する場合もありますが、今回はそうしたローンチパッドを除いています。ここで紹介するのは、ユーティリティトークンをPolygonネットワーク上で発行している(する予定の)ローンチパッドに限定しています。

個別ローンチパッド紹介

それでは個別のローンチパッドについて簡単にその特徴を見ていきたいと思います。なお、まだリサーチできていないローンチパッドも複数ありますので、随時情報を追加していきます。

Astronautは、PolygonとBSC上に展開しているローンチパッドです。特徴として、比較的少額の資金でIDOに参加しやすいシステムとなっています。Astronautについては、詳しく記事を書いていますのでそちらもご確認ください。

$pNAUTのチャートはこちら

FireStarterは、Polygon上で自身のトークンを発行していますが、Polygonに限らず複数のチェーンのプロジェクトをローンチしています。また、2022年2月に新たにHarmonyチェーンも対応と発表しています。

なお、FireStarterでは$FLAMEをステークしたり、NFTを保有することによってFlamePowerを獲得することができます。Tier制・参加方法についてはこちらから確認できます。また、BoadingBridge日本語訳もありますのでこちらもご参考にしてください。

$FLAMEのチャートはこちら

Kommunitasは、Polygon上で自身のトークンを発行していますが、Polygonに限らず複数のチェーンのプロジェクトをローンチしています。KommunitasではTier制を採用しておらず、総ステーク枚数のうちの、自分がステークしたトークンの割合で、購入できるトークン枚数が決定します。

Kommunitasではドキュメントを公開しておりますので、詳細はそちらをご参考ください。また、BoadingBridge日本語訳もありますのでこちらもご参考にしてください。

$KOMのチャートはこちら

MaticLaunchは、ステーク量に応じてアロケーションが決まる、非常にベーシックな仕組みを採用したローンチパッドです。なお、IDOの実施の是非をコミュニティの投票によって決定する場合もあるとのことですが、サイト右上の「GOVERNANCE」ボタンはクリックしてもトップページにジャンプするようになっており、まだコミュニティによるガバナンスには至っていない状態です(DAOなどを掲げる多くのローンチパッドが同様の状況だと思います)。

なお、MaticLaunchのロードマップを見ると、2021年12月にCEXに上場することを記載していますが、2022年2月末現在達成されていないほか、2022年以降のロードマップが更新されていない状況となっています。

詳しいIDOの参加方法は公式の記事(英語)で確認することができます。

$MTCLのチャートはこちら

MaticLaunchpad
公式サイト Twitter

MaticLaunchpadは、Polygonのほか、Ethereum・BSCのプロジェクトのローンチを行う予定とのことです。2022年2月現在、ユーティリティトークンのプライベートセールを実施していますが、個人的には以下の点を不安材料として受け止めています。

  • Twitterの更新が2021年8月から10月に飛んでいる(9月ツイートなし)
  • サイトの作りにお金がかかっていない印象
  • サイト内のリンクが複数箇所間違っている
  • SNSでの盛り上がりがない

$MATICPADはまだ発行されていません

MoonEdgeについては、コミュニティアカウントを作成しておくと、毎回GleamタスクをこなさなくてもIDOの抽選に参加できるという面白いシステムを採用しています。詳しくは紹介記事を書いておりますのでそちらをご確認ください。

$MOONEDのチャートはこちら

Polygenは他のローンチパッドとはかなり異なったシステムを採用しています。というのも、トークンをダッチオークション形式(設定価格から、時間が経つにつれ価格が下がっていく仕組み)で販売しています。また、Polygen自体はローンチするプロジェクトの審査を実施せず、全てをユーザーに委ねるという形を取っています。『プロジェクトが成功するかどうかも、トークンの適正価格もユーザーが決められる』という仕組みで、とても分散的なシステムだと感じます。

なお、PolygenはDYORハンドブックというDYORのやり方を紹介した記事を投稿しており、内容もしっかりしています。そちらについては和訳記事を作成しておりますので是非チェックしてみてください。

$PGENのチャートはこちら

PolyLauncher
公式サイト Twitter

PolyLauncherは、メタバースにフォーカスしたローンチパッドです。市況の影響もあるかと思いますが、2021年11月以降一度もIDOを開催していない状況です。ただ、最近もTwitterなどの更新を続けており、近々IDOを開催予定ですので今後の動向に注目です。

なお、IDOに参加するためには$ANGELをステークしたりタスクをこなすことによってエンジェルスコアを貯める必要があります。詳しいIDOの参加方法は公式の記事(英語)をチェックしましょう。

$ANGELのチャートはこちら

PolyPadは、この記事を書いている12月時点で、全く機能していないローンチパッドです。Twitterなどの最終更新も8月末となっておりますので、運営を放棄したのだと思います。今後復活することはないかと思いますので、間違えてこちらのトークンを購入したりしないよう注意しましょう。

$MPADのチャートはこちら(購入はご注意ください)

PolystarterはTwitterの更新が1月2日より停止しています。Telegramではモデレーターの存在が直近まで確認できますが、現時点ではほぼ運営が停止している状況と言って良いと思います。

$POLYSはまだ発行されていません

PolyStarterは、2022年1月時点で、全く機能していないローンチパッドです。Twitterなどの最終更新も2021年11月末となっておりますので、運営を放棄したのだと思います。今後復活することはないかと思いますので、間違えてこちらのトークンを購入したりしないよう注意しましょう。

VentはDeFiの中だとCeFi寄りと言いますか、法令遵守の意識が高いローンチパッドです。公式ドキュメントの中で、スペイン(及びEU)の法令に従っていることを明記しているほか、Ventの機能などの説明も丁寧に記載してあり、運営がしっかりしていることが窺えます。IDOに参加するためには$VENTをステーク・ロックして$VENTIを獲得する必要があります。詳しくは公式の説明を確認しましょう。

$VENTのチャートはこちら

YaanLaunchpad
公式サイト Twitter

YaanLaunchpadは、Tier制を採用したシンプルなローンチパッドです。2022年2月現在、トークン価格がかなり下がり、最高Tierを700ドル程度で獲得できるようになっています。市況が悪くIDOを開いていないということもありますが、ローンチした5個のプロジェクトのうち2つは運営放棄しており、プロジェクトの質が低めな印象です。

$YAANのチャートはこちら

個人的注目度ランキング

以下が、個人的なローンチパッドの注目度になります。A〜Eは稼働しているローンチパッド、Gは活動停止しているローンチパッドです。

注目度ローンチパッド名
AFireStarter
BPolygen
CKommunitas, MaticLaunch
MoonEdge
DAstronaut, Polylauncher
YaanLaunchpad
EMaticLaunchpad
GPolyPad, Polystarter, PolyStarter

Aには、『FireStarter』を入れました。ローンチしているプロジェクトの質が一番高い印象です。

Bには、『Polygen』を入れました。まだまだローンチ実績は少ないですが、ローンチパッドのコミュニティベースの姿勢が非常に面白いと感じましたので、こちらにランクインしてます。

C以降は正直決め手にかけています(全体的に水準が低い印象です)。

おわりに

以上Polygonのローンチパッドについての紹介でした。正直Polygonのローンチパッドは他のチェーンに比べると大きな盛り上がりを見せていないと感じています。ただ、Polygonチェーン自体はガス代が安いなどの理由から広く利用されているチェーンですので、これからの展開に期待したいと思います。

ASTRONAUTとは?お手頃ローンチパッドの参加方法ガイド

こんにちは、薬学生です。今回はAstronautを紹介したいと思います。ずばりAstronautはIDOに参加するために必要な資金が少なく、お手頃なローンチパッドになります。また、Astronautは…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

今回はAstronautを紹介したいと思います。ずばりAstronautはIDOに参加するために必要な資金が少なく、お手頃なローンチパッドになります。また、AstronautはBSC・Polygon向けのローンチパッドになります。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

今回はそんなAstronautのシステムや、IDOに参加する方法を調べましたので紹介していきます。

なお、ローンチパッドにつきましてはこれまでいくつも記事を書いておりますので気になる方は合わせてチェックしてみましょう。

Astronautの魅力

Astronautの魅力としては、IDOの参加に必要な資金が比較的少額であることだと思います。具体的に言いますと、Polygon版だと1,000$pNAUT(100ドル程度)で確実にIDOに参加することができます。また、BSC版だと400$NAUT(400ドル程度)でFCFS(早い者勝ち)ラウンドに参加することができます。

Astronautの注意点

個人的に、以下の2点に注意する必要があると思います。

  • BSCとPolygonで参加条件が違う
  • 知的財産権的に怪しいプロジェクトを開催することも

まず、AstronautではBSC版とPolygon版でIDOの参加条件・参加方法が異なっています。後ほど詳しく紹介しますが、公式サイトなどの説明も少なめですので注意が必要です。

2つ目として、知的財産権的にかなりグレーなプロジェクトのIDOを開催しているという点があります。具体的には以下のツイートの通り、Ninja’s worldという、明らかにNARUTOを模倣したプロジェクトのIDOを開催していました。

Ninja’s worldに関するアナウンス Astronaut公式のTwitter 2021/12/02

もちろん、Ninja’s worldがNARUTOと知的財産関係で話を通してある可能性も(まずあり得ないですが)ないとは言い切れず、Astronaut自体が知的財産権を侵害している訳ではありませんが、そうしたプロジェクトのIDOを開催するということは、ローンチパッドとしての品位を下げてしまう行為だと思います。IDOへの参加は十分注意して行うようにしましょう。

$NAUT/$pNAUTの購入方法

では$NAUT/$pNAUTの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事がたくさんあるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

$NAUTの購入方法(BSC)
  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHや$XRPを購入
  2. BINANCEなどのウォレットに仮想通貨を送金
  3. BINANCEで仮想通貨を$BNB(BSCの通貨)にコンバート
  4. BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットに$BNBを送金
  5. MetaMaskをApeSwapと接続
  6. $BNBをApeSwapで$NAUTにスワップ

なお、$NAUTのチャートについてはこちらから確認することができます。また、$NAUTは購入枚数の4%が自動的にバーンされる仕組みとなっておりますので、必要枚数より少し多めに購入する必要があります(例:1,000枚購入する場合は、1,045枚程度を購入)。

Token Ticker: NAUT
Contract Address: 0x05b339b0a346bf01f851dde47a5d485c34fe220c
Chain: Binance Smart Chain(BSC)

$pNAUTの購入方法(Polygon)
  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHや$XRPを購入
  2. BINANCEなどのウォレットに仮想通貨を送金
  3. BINANCEで仮想通貨を$MATIC(Polygonの通貨)にコンバート
  4. BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットに$MATICを送金
  5. MetaMaskをJetSwapと接続
  6. $MATICをJetSwapで$pNAUTにスワップ

なお、$pNAUTのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: pNAUT
Contract Address: 0xca469963a030a3670ed76832a6a181d280af108d
Chain: Polygon Network

IDOの参加方法

それでは、IDOの参加方法について説明していきます。

なお、Astronautでは基本的にKYC(本人確認)は必要ありません。ただ、ローンチするプロジェクトによってはKYCを要求される場合がありますので、常に最新情報をチェックするようにしましょう。

BSCの場合

BSC版のIDOは以下の3つのラウンドに分かれています。

  1. WHITLIST:Gleamの抽選で当選したユーザーのみ参加可
  2. ASTROSHOT:$NAUTホルダーのみ参加可
  3. ASTROCKET:誰でも参加可

WHITLISTラウンドは、Gleamのタスクをこなすことによって参加することができます。個人的に、Astronautはマイナーなため当選しやすい印象です。なお、Gleamはリファを友人に紹介した方がよいかどうか考察した記事もありますのでよければお読みください。

ASTROSHOTラウンドは、$NAUTホルダーのみがFCFS(早い者勝ち)形式で参加することができます。まず、$NAUTを必要枚数購入し、ウォレットに入れておきましょう(Astronautのサイトでプールする必要はありません)。購入の仕方は前の項目で記載した通りです。また、BSC版では以下のTier制度を採用しております。Tierが高いと購入できるトークンの上限が高くなります(例:GALAXYが$800ならMOONは$53)。詳しくはこちらの記事(英語)を参考にしてください。

ASTROCKETラウンドは、誰でもFCFS形式で参加することができます。なお、ASTROCKETラウンドはASTROSHOTラウンドまででトークンが売り切れなかった場合にのみ開催されます。

Polygonの場合

Polygon版は、BSC版と異なりアロケーション(割当て分を確実に購入できる)形式を採用しています。具体的には、以下の2つの方法でアロケーションを獲得できます。

  • Gleamで当選する
  • $pNAUTを購入してステークする

Gleamについては、BSC版でも紹介しましたが、SNSタスクをこなすことによって抽選に参加することができます。

$pNAUTのステークについては、Tier制度を採用しています。MOON・MARS・STAR・GALAXYの4つのTierがあり、一番下のMOONのTierは100ドル程度ですので、比較的お手頃にIDOに参加することができます。

おわりに

いかがだったでしょうか。以上でAstronautについての紹介は終わりになります。Astronautはお手頃に参加しやすい分、大きなリターンは見込めない印象です。ただ、中には面白いプロジェクトもありますので、しっかり調べた上でIDOに参加するとよいのかなと思います。

【MoonEdge(ムーンエッジ)】Polygonローンチパッドの参加方法まとめ

こんにちは、薬学生です。 みなさんMoonEdgeをご存知でしょうか。こちらは、Polygonのローンチパッドになります。 MoonEdgeではコミュニティアカウントを作っておけば、毎回GleamなどのタスクをこなさなくてもIDOの抽選に参加することができます…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんMoonEdgeをご存知でしょうか。こちらは、Polygonのローンチパッドになります。

MoonEdgeではコミュニティアカウントを作っておけば、毎回GleamなどのタスクをこなさなくてもIDOの抽選に参加することができます。一度アカウント登録して放っておけばいいので楽チンですね!

今回はそんなMoonEdgeのコミュニティアカウントを紹介していきたいと思います。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDO/IGOを実施する)時に利用されるプラットフォームのことです。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当します。

なお、Polygon上のローンチパッドをまとめた記事もありますので、合わせて確認してみましょう。

MoonEdgeのコミュニティ参加方法

それでは、コミュニティアカウントの作り方について紹介します。具体的には以下の6ステップになります。なお、公式の英語記事もありますのでそちらも必要に応じてチェックしてください。

  1. MoonEdgeのサイトを開く
  2. ウォレットを接続する
  3. ウォレットのアイコンを選択して「Community Account」を選択する
  4. ウォレットの所有権を証明する(ガス代不要)
  5. Telegram・Twitterアカウントを接続する
  6. MoonEdgeのTelegramグループTelegramアナウンスチャンネルTwitterを登録する

それでは順に見ていきましょう。

1 MoonEdgeのサイトを開く

MoonEdgeのサイトはこちらになります。サイトはこんな感じです。

2 ウォレットを接続する

サイト左上の「Connect Wallet」を選択して、ウォレットを接続します。

3 ウォレットのアイコンを選択して「Community Account」を選択する

まずウォレットのアイコンをクリックします。

以下のようなポップアップが出ますので、「Community Account」を選択します。

4 ウォレットの所有権を証明する

「Verify wallet and Create account」を選択します。

以下のような画面が出ますので「Sign」を選択します。なお、このサインにはガス代など手数料はかかりません。

5 Telegram・Twitterアカウントを接続する

以下のような画面に移りますので、「Log in with Telegram」・「Link Twitter」を選択してTelegram・Twitterを接続させます。

6 MoonEdgeのTwitter・Telegramを登録する

Telegram・Twitterを接続すると「Linked」という表示になり、赤色で囲んだ通りタスクが表示されます。MoonEdgeのTelegramグループTelegramアナウンスチャンネルTwitterを登録しましょう。最後に下部の「Verify」を選択します。

以下の通り、緑色で「Verified」と表示されればタスク完了です。タスクが完了しているかは、抽選の際に最終確認を行うとのことですので、間違えて登録を解除しないように注意しましょう。

また、抽選の際には、当選確率を高める追加タスクが表示されるとのことですので、時間のある方はそちらのタスクもこなしても良いですし、手間だと感じる方は、以上の6ステップを完了させて放置しておくのも手だと思います。

おわりに

以上でMoonEdgeのコミュニティアカウントの作成方法についての説明を終わりたいと思います。今回はさらっと記事にしましたが、実際にIDOが開催される時の流れや、普通にステーキングによりIDOに参加する方法についても、後日追加していき、内容を充実させていきたいと思います。

【完結】魔界系DeFi『PearZap』まとめ

こんにちは、薬学生です。 みなさん、8月の終わりにAPR10,000%超えで盛り上がりを見せていたPearZapを覚えていますでしょうか。 PearZapとはPearZapとは…

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさん、8月の終わりにAPR10,000%超えで盛り上がりを見せていたPearZapを覚えていますでしょうか。

PearZapとは
PearZapとは、2021年8月頃からPolygon・BSC・Fantom上にサービスを展開していたファーミング系プロジェクト。ユーティリティトークンは「PEAR」。2021年11月より新たにDEX(分散型取引所)の機能を実装し、新たにガバナンストークンである「JUIX」を発行予定であったが、コミュニティ離れなどを理由として12月にサービス停止を発表。
PearZapの公式サイトはこちら(BSC版Polygon版Fantom版

このPearZapにつきまして、12月10日に開発中止のアナウンスがありました。今回は、公式の発表の中身を紹介しつつ、どうしてPearZapが開発中止に至ってしまったのかを考察したいと思います。

開発中止のアナウンス PearZap公式Twitter 2021/12/10

開発中止に至った経緯

それでは、まず開発中止に至った経緯をおさらいします。公式の発表は以下の通りです。

■ここ数週間で何が起こったのか
PearZapのコアチームは、ここ数週間、できるだけ多くの注目を集めようと努力してきました。マーケティングチームは、可能な限り多くの注目を集めるために、約4、50万円をマーケティングに費やしました。開発チームは、新しいJUIX DEXをリリースし、$JUIXという全く新しいトークンを開発しました。$PEARが最大供給量60Mに制限されているため、$JUIXは、DEXトークンとして$PEARをバックアップするために必要とされました。

コミュニティは、私たちが考えていたほど、$JUIXに熱狂的ではありませんでした。JUIXのローンチは、ハードキャップの約15%しか調達できず大失敗でした。
ローンチ後、私たちは$PEARのキャップを外し、$PEARをDEXトークンとして使用し、$PEARに完全に集中することを提案しましたが、コミュニティはこの提案に反対票を投じました。
今チームができることは、$PEARの最大供給量の上限を上げ、ブロックごとの$PEARの排出量を減らすことだけです。しかし、これは問題を遅らせるだけで、$PEARの供給量は増え続けるでしょう。

■$PEAR価格はどうなったのか
BSCとFantomの$PEARの価格はPolygonよりも下がりましたが、この2つのチェーンは流動性が非常に低いという事実があります。最近、投資家がPearZapを見限ったため、売りが多くなっているようです。流動性が低いので、それらの売りが価格に大きな影響を与えています。
また、Polygonの価格も下がり続けており、買い圧力がほとんどないことからも、人々の関心が薄れてきていることが分かります

■では、どうするか?
コミュニティのバックアップがなければ、このプロジェクトは死んだも同然です。PearZapのコアチームは、DEXを上げるための打開策を持っていませんし、たとえそれができたとしても、$PEARは値下がりし続けることが予想されます。SNSでは、このプロジェクトを詐欺と呼ぶ人が非常に多く、その数は増え続けているようです。
PearZapチームはPearZapの開発を停止します。我々はこの決断の影響を理解していますが、残念ながら我々は出口の光が見えないトンネルの中でプロジェクトを継続する理由を見つけられません。
チームは常に正直で透明であり、最終的にも正直で透明であり続けます。チームはプールにすべての流動性を残していくので、コミュニティの皆さんには流動性を取り除いていただくようお願いします。
もちろん、これは私たちが望んでいたプロジェクトの進め方ではありませんが、私たちは現実的で公明正大でなければなりません。

(中略)

ここがPearZapの素晴らしい旅の終着地点です。私たちは、この旅に参加してくれたすべての人に感謝します。

PearZap Final Mediumより抜粋

こちらを読むと『コミュニティ離れ』がプロジェクト失敗の大きな原因であることが分かりますね。では、どうしてコミュニティ離れが進んでしまったのかを次の項目で考察したいと思います。

コミュニティが離れた理由

ここではPearZapからコミュニティが離れてしまった理由を大きく2つ挙げてみます。なお、ここで挙げる2つはPearZapに限定した話ではなく、魔界系のプロジェクトに共通して言える話だと思っています。もちろん、これ以外の理由も沢山あると思いますので、みなさんも考えてみてください。

  • ブームが過ぎてしまった
  • 他のプロジェクトとの差別化が難しい

●ブームが過ぎてしまった

こちらについてですが、いわゆる魔界と呼ばれるDeFiのファーミング系プロジェクトに対する興味・関心が全体的に下がったことが原因として挙げられると思います。

私自身もですが、魔界のファーミング系プロジェクトに流動性を提供することによって金利を稼ぐということに、ある種飽きてしまったのだと思います。また、今年の後半からはNFT・GameFi・メタバース・Web3.0といった新しいトレンドが出てきて、そちらに資金が流出していき、ファーミングの影が薄くなってしまった印象です

●他のプロジェクトとの差別化が難しい

この要因もとても大きいと思います。プロジェクトローンチ直後は、その高いAPRによってユーザーが集まり、資金が流入します。しかしDeFiの世界ではプロジェクトの根幹となるスマートコントラクトと呼ばれるシステムの全容がオープン化されている場合が多く、雨後の筍のように次々と同じようなプロジェクトが登場してきます。

そうした多くのプロジェクトが存在している中で、多くの魔界系プロジェクトは資金の流入を保ち続けるだけのインセンティブ(他のプロジェクトとの差別化)を維持できないという現実があります。そして、資金が流入しなくなると、トークンの価値も下がり高APRを維持することができなくなり、さらに資金の流入が減る…といったスパイラルに陥ります。

APRが下がり続けると、PancakeSwapなどの大手サービスとの差別化ができなくなります。そうなってしまうと、当然ユーザーは実績と安心感のある大手サービスを利用しようと考えるため、さらに資金が流出してしまいます。

このように『他の魔界系プロジェクト』『大手サービス』とのユーザーの取り合いに勝たなければ、プロジェクトが存続することが難しいという現状があります。

PearZapのよかった点

PearZapのよかった点としては、最後までコミュニティに対して誠実な対応をとったところが挙げられると思います。コミュニティに対して何も言わずに、アカウントを消して消失するプロジェクトがある中、PearZapは開発停止のアナウンスを実施しており、その点は評価できると思います。

なお、Twitterなどでスキャムだと騒いでいるアカウントもありましたが、PearZapの名誉のために個人の意見を述べておきますと、スキャムと運営がうまくいかないことは明確に分けて扱うべきだと思います。PearZapについて言えば、最終的には運営がうまくいかなくなりましたが、スキャムではありませんでした。

おわりに

以上、PearZapのまとめでした。9月に開始したこのPearZapの紹介記事も、ついに終わりを迎えてしまいました。投資という観点で言うと、プロジェクトに執着をしてはいけないと思います。今後も新興のファーミングプロジェクトは登場してくると思いますが、そうしたプロジェクトを見定めるときに、PearZapの栄枯盛衰を参考にしたいと思っております。

PearZap運営の皆様、長いことありがとうございました〜!

【Solanium】SOLANA最大手ローンチパッドのIDO参加方法まとめ

今回はSolanaの最大手ローンチパッドのSolaniumについて紹介したいと思います…

更新:2022/02/14

目次

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんSolaniumをご存知でしょうか。こちらは、Solanaにおいて最大手のローンチパッドになります。

解説:ローンチパッド
ローンチパッドとは、新しいプロジェクトがトークンを売り出す(IDO/IGOを実施する)時に利用されるプラットフォーム。株式のIPO(新規株式公開)で例えると、証券会社がローンチパッドに相当する。

また、SolaniumはトークンをステークしていないユーザーでもIDOに参加できるチャンスがあります。今回はそんなSolaniumについて、IDOの参加方法を紹介したいと思います。

そのほか、Solana上のローンチパッドについてまとめた記事も書いております。そちらもぜひ読んでみてください。

Solaniumとは

まず、簡単にSolaniumについて紹介します。

Solanium
Solaniumは、2021年12月11日時点でTwitterフォロワー数52万人超のメガローンチパッド。トークンはSLIM。Tier制を導入しており、ステーク枚数×ロック期間でTierが決定する。SNSタスクをこなすことで、Tierを獲得していなくてもIDO参加のチャンスがある。

個人的に、Solanaにある一番メジャーなローンチパッドだと考えています。12月には7個以上のIDOが予定されており、この開催頻度もSolanaのローンチパッドの中だと高い印象です。

SolaniumのIDO参加方法

それでは、IDOの参加方法について紹介します。Solaniumでは、StakingプールとSocialプールの2種類のプールがあり、それぞれ参加方法が異なります。順番に見ていきましょう。

Stakingプール

Stakingプールには、SLIMなどを必要枚数ステークして、Tierを獲得することによって参加できます。

まずTier制度について紹介します。Solaniumには、以下の5つのTierがあります。ギリシャ神話の神々の名前が付けられていますね。

TIERTIER名意味抽選/確定必要xSLIM枚数
1GEBゲブ
大地の神
抽選100
2KHEPRIケプリ
日の出の神
抽選1,000
3RAラー
太陽の神
抽選5,000
4HORUSホルス
天空の神
確定10,000
5KHONSUコンス
月の神
確定50,000
SolaniumのTier表

ここで必要となってくるのがSLIMではなくxSLIMである点にご注目ください。この点が、SolaniumのTier制度の面白い仕組みである、『ステーク枚数×ロック期間』という点に繋がってきています。

どういうことかと言いますと、xSLIMを入手するためにはSLIMかSLIM-SOLのLPトークンをステークする必要があるのですが、受け取れるxSLIMの枚数はロックする期間で変わるシステムになっています。具体的には、以下の計算式に基づいて受け取れるxSLIMの枚数が確定します。

受け取れるxSLIM枚数 = ステークするSLIM枚数 × ロック日数/365日 ×2.5(SLIM-LPの場合)

簡単なシミュレーション例を以下に載せておきます。なお、Solaniumのサイトにおいてシミュレーションを行うことが可能ですので、購入前にそちらで確認してみましょう。Tier制度の詳細についてはこちらの英語記事が分かりやすいかと思います。

  • 1SLIMを365日ステーク→1xSLIM
  • 1SLIM-LPを365日ステーク→2.5xSLIM
  • 365SLIMを30日ステーク→30xSLIM
  • 365SLIM-LPを30日ステーク →75xSLIM

IDOに参加するためには、プロジェクトのページで「Register for Whitelist」を選択します。

もし、Tierを獲得していなかった場合、以下のような表示がでます。「Start Staking」を選択し、SLIMをステークしましょう。

Tierを獲得している場合は、以下のように自身のTierとチケット枚数が表示されます。(こちらの動画より画像をお借りしました)

Socialプール

Socialプールには、SNSのタスクをこなすことで誰でも参加することができます。Stakingと同様に、まずプロジェクトのページで「Register for Whitelist」を選択します。

まず、登録が完了した時点でSocialチケットを1枚獲得することができます。また、SNSタスクをこなしたり、SNSでIDOのリンクをシェアして、知り合いにそのリンクから抽選に参加してもらうことで、追加のSocialチケットを獲得できます。

あとは、抽選結果が出るのを待つのみです。抽選や販売のスケジュールはプロジェクトの画面から確認できます。なお、Solaniumでは世界標準時ではなく、日本時間が表示される仕組みになっていますので、間違わないように注意しましょう

また、SolaniumではFCFSではなく、抽選で当選したら確実にトークンを購入できるシステムとなっていますので、セール開始直後に購入する必要はありません。比較的遅い時間(日本時間で深夜1時)にセールが開始することも多いので、日本人からするとありがたいですね。

なお、BoadingBridgeで参加方法に関する公式記事の日本語訳を公開してますのでこちらもご参考にしてください。

$SLIMの購入方法

では$SLIMの購入方法について説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事があるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

  • 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)でBTCやETHを購入
  • FTXにETH・XRPを送金
  • FTXで仮想通貨をSOL(Solanaの通貨)にコンバート
  • FTXから、PhantomなどのウォレットにSOLを送金
  • PhantomをRaydiumと接続
  • SOLをRaydiumでSLIMにスワップ

なお、SLIMのチャートについてはから確認することができます。

Token Ticker: SLIM
Contract Address: xxxxa1sKNGwFtw2kFn8XauW9xq8hBZ5kVtcSesTT9fW
Chain: Solana

おわりに

以上でSolaniumについての紹介を終わりたいと思います。私自身はコツコツSocialプールに挑戦していますが、正直なかなか当たらないです、、笑。果たしてわずかな確率にかけて抽選に申し込むのが良いのか、それとも当たらないと判断して、別のプロジェクトの調査に時間を割くか、その判断は各自で行ってもらえればと思います。