【PancakeGames(パンケーキゲームズ)】新規GameFiプラットフォームを徹底解説

こんにちは、薬学生です。みなさんPancakeGamesをご存知でしょうか。こちらは2021年9月に始動したブロックチェーンゲームのプラットフォームになります。今回はPancakeGamesの動向についてまとめましたので紹介いたします…

更新:2022/02/03

目次

◯はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさんPancakeGames(パンケーキゲームズ)をご存知でしょうか。こちらは2021年9月に始動したばかりのブロックチェーン上のゲーム専門のプラットフォームになります。

こちらについて最近Twitterにて少し話題になっており、興味を持ちましたのでPancakeGamesについて調べました。今回はそうして分かったことをまとめましたので紹介いたします。

なお、GameFiプラットフォームについて比較した記事もありますのでぜひお読みください。

また、SHANTIについては個別記事も書いておりますのでそちらもご確認ください。

◯PancakeGamesとは

まずPancakeGamesのホワイトペーパーを見てみましょう。PancakeGamesと$GCAKEを混同して利用していると思いましたので、意訳しております。

Pancake Games is a new NFT gaming platform community token that connects various NFT projects and PancakeGames holders with a variety of content.

PancakeGamesは、様々なNFTプロジェクトと$GCAKEホルダーをつなぐ、新しいNFTゲームプラットフォームのコミュニティです。

では、具体的にPancakeGamesはどのようなサービスを展開していくのでしょうか。公式サイトに記載してある内容をまとめるとざっと以下の通りです。

  • NFTゲームのIDO(Initial DEX Offerring)のプラットフォーム
  • NFTゲームに関する総合攻略/レビューサイト
  • NFTゲーム内の新アイテムの先行販売
  • NFTゲームの大会・イベントの開催

要は『NFTゲームのまとめサイト』といったところでしょうか。またこれまでのゲームで存在していた非公式のまとめサイトと異なり、ゲーム運営者と連携し、NFTゲームの新トークンや新アイテムの販売を実施することとしており、より総合的なゲームコミュニティと言えると思います。

また、PancakeGamesでは遊び要素としてガチャ機能の実装を予定しております。具体的な内容は明らかになっていませんが、恐らく$GCAKEトークンを利用することでレアなNFTが当たるガチャを回せるのだと思います。

ほかにも、ユーザーのPancakeGamesの利用頻度(NFTのエアドロップ参加率など)を元にしたランキング制度を設ける予定とのことです。このランキングが高い人限定のキャンペーン・ガチャなどを予定しているとのことです。コミュニティにユーザーが定着しやすいシステムを考えていますね。

ここでは紹介しきれませんが、プロゲーマーの育成、プロゲームチームの結成、YouTuber・eスポーツとの連携なども予定しております。詳しくは公式サイトをご確認ください。

そのほか、PancakeGamesに世界中の14の会社が投資をしております。具体的な会社名などはまだ明らかにされていませんが、こうした情報が明らかになることによってより、$GCAKE価格に大きな影響を与えることが予想されます。どのような会社なのか期待が膨らみますね。

◯PancakeGamesの動向(〜10月)

では、10月の動向について紹介いたします。

●BIGBANGとの連携

まず10月初旬に、株式会社BIGBANGとの提携が発表されました(参考記事)。私自身は詳しく知りませんでしたが、株式会社BIGBANGはスマホゲームやパチンコなどを運営しており、それなりに知名度があるみたいです。

ただ、BIGBANGは直近の決算では赤字となっています参考記事)。必ずしも赤字が悪いという訳ではありませんが、投資の上で一つ判断材料になるかと思います。

●韓国モバゲー協会会長のアドバイザー就任

また10月11日に、韓国ブロックチェーンコンテンツ協会/韓国モバイルゲーム協会会長がアドバイザーとしてPancakeGamesに参画することが発表されました。こうした好材料が10月に入り順次公表されたことによって、注目を集めてきています。

●$GCAKE総発行量の50%バーン

PancakeGamesのガバナンストークンであるGCAKEは、総発行量が10兆枚と決まっているのですが、10月中旬時点で5兆枚(総発行量の50%)がバーン(運営者がトークンを使用不可能にすること)されています。これによって、トークン自体の希少性が高まり、トークン価値が下がりにくくなっています。

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PancakeGames公式のツイートより 2021/10/12

●ロードマップ公開

10月13日にロードマップが公開されました。その中で公表された内容は以下の通りです。

  1. ERC20-BEP20間のブリッジ →11月に実装
  2. CoinMarketCap・Coingeckoへの登録 →11月に実装
  3. キービジュアルの公開 →11月に実施
  4. $5,000のエアドロップ →11月に実施
  5. PancakeGamesホルダー限定のNFT配布キャンペーン →未実施
  6. PancakeGamesのオリジナルNFT販売 →未実施

公式のツイートを見ると、上記の内容は今年中に実施される内容と思われます。12月18日時点で、すでに1~4については達成済みとなっています。(詳しくは11月の動向の項目で紹介しています)

ここでは未実施の5,6についてもう少し詳しく紹介します。

5.NFT配布キャンペーンですが、GCAKEを保有していると『レジェンド級のNFT』を受け取ることができるとのことです。受け取れるNFTについての情報はまだ明らかになっていませんが、今後PancakeGamesの中でレジェンド級NFTを持っているユーザー限定のイベント・エアドロップなどが実施される可能性もあると思います。

6.オリジナルNFT販売についてですが、「our one and only NFT」とのことですので、PancakeGamesとして販売する唯一のNFTということかと思われます。5.で紹介したレジェンド級NFTとの関係がまだ分からないですね。これからのアナウンスに注目です。

●日本コミュニティ発足

続いて日本コミュニティについての紹介です。非公式ではありますが、ぽるんさんが主体となってPancakeGames日本コミュニティを立ち上げてくださっています。この記事を更新している11月18日現在、参加者数が800人近くなっております。かなりの規模のコミュニティですね。コミュニティ内での有益な情報の共有なども行われておりますので、PancakeGamesの最新情報を確認したい方はぜひ参加してみてください

PancakeGames日本コミュニティのアナウンス ぽるんさんのTwitter 2021/10/19

◯PancakeGamesの動向(〜11月)

次に11月の動向について紹介します。

●キービジュアル公開

11月中旬に、以下の2枚の画像が公開されました。1枚目は女性のキャラクターの画像です。杖のようなものを持っていて、魔法が使えそうな雰囲気です(個人的な感想です)。2枚目の画像は、奥に城と城に襲いかかるような巨人らしき岩が写っています。RPG的な世界観でワクワクしますね。なお、すでに日本のBIGBANGというゲーム会社との提携が発表されていますが、こちらは、まだ公表されていないゲーム会社によって開発中のゲームのビジュアルとのことです。要はすでに2つのゲーム作品の開発が進行しているということになると思います。期待が膨らみますね。

●ブリッジ開通

まずそもそもブリッジとは何なのかを解説しようと思います。

現在、PancakeGamesのユーティリティトークンである$GCAKEは、EthereumとBSCの2つのチェーン上に存在しております。ブリッジとは、Ethereum上の$GCAKEとBSC上の$GCAKEを交換できるようになるということです。

ブリッジを実施するとアナウンスされた時点で、Ethereum上の$GCAKEとBSC上の$GCAKEとでは価格差が数倍ありました。そのため、BSCの$GCAKEの価格に釣られてEthereumの$GCAKEの価格も上がるだろうという期待から、ブリッジ開始までEthereumの$GCAKEの価格が上昇しました。私自身も、BSCとEthereumの価格の間で収束するだろうと予測しておりました。

しかし、過度な過熱感と、ブリッジ直後のゲームローンチ延期の発表などの影響により、ブリッジ直後に$GCAKEの価格はブリッジ直前のEthereumの$GCAKE価格よりも下落しました

この時、Twitter上で多くの意見が出ておりましたが、$GCAKEの流動性が低い点、ホルダー数が少ない点などにより、価格変動(ボラティリティ)が非常に大きいという点は、今後も注意が必要になります

なお、ブリッジのやり方を紹介しますと、Multichainを利用して実施することになります(なお、元々はAnySwapという名称でしたが、名称変更を実施したようです)。Multichainの「Router」から$GCAKEを送ることができます。以下、ブリッジの注意点です。

  • ブリッジ手数料は0.1%(最小手数料340,000$GCAKE、最大手数料68,000,000GCAKE)
  • 680,000$GCAKE〜400,000,000,0004GCAKEまでブリッジ可能
  • ブリッジの所要時間の目安は10〜30分
  • 68,000,000,000$GCAKE以上のブリッジの場合、最大12時間までブリッジに時間がかかる
Multichainのアプリ画面

●ゲームのメイキング映像・追加ビジュアル公開

また、ブリッジのタイミングに合わせて、以下の2つの発表がありました。

1つ目は、製作中のゲームのメイキング映像です。これで、ひとまずPancakeGamesがしっかりゲームを製作しようとしていることが分かりますね。なお、ツイートによりますと、日本の巨大アニメスタジオがこの動画製作に関わっているようです

作成中のゲームのメイキング映像 PancakeGames公式のTwitter 2021/11/29

また、BIGBANGが製作中のゲームに登場すると思われるモンスターの原画が公開されました。モチーフは魚×ワニといったところでしょうか。

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●スキャム発生

ブリッジ実施の前後で、テレグラムでスキャムに引っ掛かったとの話を耳に挟みました。テレグラムはPancakeGamesに限らずスキャムだらけですので注意するようにしましょう。よくあるスキャムの事例と対策方法をまとめた記事を書きましたので、まだ慣れていない方は読むことを強くオススメします。

スキャム
スキャムとは「詐欺」のことで、仮想通貨業界では、他人を騙して法定通貨や仮想通貨を不正に入手することを指す。(COINPOSTより引用)

◯PancakeGamesの動向(〜12月)

それでは12月以降の動向を見ていきましょう。

●追加ビジュアル公開・BIGBANG公式発表

追加のビジュアルが2種類公開されました。1枚目のビジュアルはすでに公開されていた女性キャラクターと同じ服装をしていますね。プレイできるキャラクターの見た目を選択できる感じになることが予想されます。

次に、男性キャラクターのビジュアルも公開されました。いかにも勇者といった感じの見た目をしていますね。また、このビジュアルの公開に合わせて、BIGBANGの公式サイトにおいて、正式に「PancakeGamesとの提携のお知らせ」が公表されました。これで、BIGBANGの名前を騙った詐欺といった可能性はほぼ無くなったと言えます。

●2作品目のメイキング映像公開・エアドロップ予告

12月19日に、製作中の2作品目のゲームのメイキング映像が公開されました。映像を見てもらうと分かりますが、11月末に公開されたゲームと同系統のゲームであることが予想されます。なお、これまでも1作品目と2作品目の情報がバラバラに公開されており、11月末に公開されたメイキング映像も2作品目の映像だったのではないかという声も上がっていました。真相は不明ですので、公式の発表を待つしかないですね。

また、この2作品目のゲーム内で利用できるトークンが、$GCAKEホルダーにエアドロップされると発表されました。なお、12月22日に開催されたエアドロップでは、BSC版の$GCAKEホルダーのみがエアドロップの対象でしたが、このエアドロップではEthereum版の$GCAKEホルダーも対象となっています。

2作品目のメイキング映像の公開 PancakeGames公式のTwitter 2021/12/19

●新ゲーム『Sky frontier』の発表・NTF販売

12月22日に、BIGBANGが製作中のゲームのタイトルが公表されました。その名も、

SKY FRONTIER(スカイフロンティア)

どこかファイナルファンタジーを彷彿させるようなタイトルパッケージになっていますね。また、まだ本格運用は始まっていませんが、SkyFrontierの公式アカウントも存在しています。

また、SkyFrontierのアイテム(NFT)を2022年2月に販売するとのアナウンスがありました。このアイテムの購入には$GCAKEが必要です。そして購入に利用した$GCAKEの50%はバーンされます。$GCAKEの希少性が高まるので価格が下落しにくくなると考えられますね。

SkyFrontierのお知らせ PancakeGames公式のTwitter 2021/12/22

◯PancakeGamesの動向(~1月)

2022年1月以降に明らかになった情報を紹介します。

●CEX「MEXC」に上場

1月6日に、PancakeGamesはCEXであるMEXCに上場しました(CEX:Centralized EXchange、従来の中央管理型の仮想通貨取引所のこと)。これにより、これまで以上に$GCAKEを購入しやすい状況となっています。

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●『SKY FRONTIER』トークン発行・公式サイトオープン

SkyFrontierのゲーム内で利用できる$GSKYが2022年1月21日に発行されました。また24日には、SkyFrontierの公式サイトが公開されています。公式サイトではストーリーやゲーム内容など、詳しく紹介されていますので、プレイしたい方はそちらもチェックしましょう。

また、公式サイトオープンに合わせて、株式会社BIGBANGがプレスリリースを出しているほか、ファミ通App4Gamer.netにおいてSkyFrontierの特集記事が公開されています。公開当日には、各サイトの記事ランキングで瞬間1位を獲得するなど、盛り上がりを見せています。

●新プロジェクト『SHANTI』始動

PancakeGamesは新たに『SHANTI』というプロジェクトに出資し、パートナー関係を結びました。SHANTIについての公式の説明は以下の通りです。

SHANTI is a social lending project. Through our platform, you will be able to lend money to anyone, anywhere in the world.
Over 2 billion people in the world are underbanked. These people do not have access to banking services and therefore, they can not save, invest, and even borrow money. This leads to a number of crimes and does not show any significant decline.
SHANTI aims to solve this problem using crypto and blockchain technology.

SHANTIは、ソーシャルレンディングのプロジェクトです。私たちのプラットフォームを通じて、世界中の誰にでも、どこにでもお金を貸すことができるようになります。
世界には20億人以上の銀行口座を持たない人々がいます。これらの人々は銀行サービスを利用できないため、貯蓄や投資、そしてお金を借りることさえできません。そのため、多くの犯罪が発生しており、銀行口座を持たない人口はそれほど減少していない状況です。
SHANTIは、この問題を暗号技術やブロックチェーン技術を使って解決することを目指しています。

SHANTIのMediumより

要はレンディングのプロジェクトですね。レンディングだと、AaveCompoundといったサービスが有名かと思います。すでにSHANTIのトークンは発行されておりますが、まだWebサイトが公開されていないため、サービス開始はまだ先になるかと思われます。

関連リンク:Twitter Medium ホワイトペーパー 個別解説記事

●TTXとパートナー提携

PancakeGamesは新たにTTXとパートナー契約を結びました。TTXは日本発のプロジェクトで明日花キララなどの有名女優×NFTのサービスを展開しているほか、TTX.FINANCEという、ファーミングサービスも展開しています。2月1日現在だと、$TTXとそのLPトークンのみステークすることができますが、$GSKYのステーキングが近日開始する予定です

TTX.FINANCEのサイト

◯PancakeGamesの動向(2月〜)

最後に、2022年2月以降に明らかになった情報を紹介します。

●『Sky Frontier』新着情報

2月1日に、早速SkyFrontierについて新しくクリエイターとキービジュアルが公開されました。公開されたクリエイターは以下の2人になります。

<<アートディレクター>>
前田ヒロユキ氏
アニメとイラストを習っていた学生時代。デザイナーとして社会人となり、ミッキーマウスの商品開発などを手掛ける。松下進師に師事し、キャラクター製作、コーディネイト、世界観設定などで中核となる。主に週刊ファミ通の表紙を18年間担当しており、1000号を期に2008年に独立、現在はフリーとして活動している。

<<シナリオライター>>
沢上水也氏
ライトノベル作家でデビュー、現在はライター、小説家として活動。「シャムロック」シリーズ、「プライベートポリス」は、警察が民営化された設定の学術研究都市を中心とした武市と、隣接する古都・星月夜市を舞台の共通した設定の作品を書いている他、ザクセスヘブンの原案の一部や設定、ソウル・キャリバーⅥなど近年はゲームシナリオやキャラクターシナリオを多数手掛けている。

株式会社BIGBANGのプレスリリースより

また、キービジュアルについても以下の通り、新しく公開されています。個人的に、MonsterHunterのジエン・モーランを彷彿とさせるビジュアルだなぁと感じました(分からない方すみません)。最大4~8人でヌシ討伐を実施することができるようですので、純粋にゲームとして楽しみです。

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PancakeGamesのツイートより

●ゲームのローンチ時期は?

では、結局SkyFrontierはいつからプレイできるのでしょうか。結論から言いますと、2022年第1四半期に予定されています

早くて2月、遅くても3月にはローンチされるということになりますね。2月中にゲーム用のNFTの販売が予定されておりますので、ゲームローンチは3月になるのが順当なのかなと思います。早くゲームがプレイできることを期待して待つしかありませんね!

We’ve been going through lots of discussions with BIGBANG. In order to launch the high quality game, we’ve decided to delay the launch of the game in the year 2022, 1Q. We are proud of the decision that we’ve made and the games that are developed right now are simply amazing✨

BIGBANGと多くの議論を重ねてきました。クオリティの高いゲームをローンチするために、ローンチを2022年の第1四半期に延期することにしました。私たちはこの決定に誇りを持っていますし、開発中のゲームはとにかく素晴らしいです✨

PancakeGames公式のツイート(2021/11/29)

$GCAKE・$GSKY・$SHNの購入方法

では$GCAKE・$GSKY・$SHNの購入方法について説明します。現状、$GCAKEはEthereum上とBSC(バイナンススマートチェーン)上に存在しております。また$GSKYと$SHNはBSCのみです。それぞれの購入の仕方について簡単に説明します。詳しい入金の方法などは、日本語で解説記事がたくさんあるかと思いますので、ここではざっくりとした手順の紹介のみとさせていただきます。なお、こちらで紹介する手順以外の方法でも始めることは可能ですので適宜お調べの上、始めてみてください。

Uniswap/SushiSwapで$GCAKEを購入する場合(Ethereum)

  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHを購入
  2. 仮想通貨取引所から、MetaMaskなどのウォレットに$ETHを送金
  3. MetaMaskをUniswap/SushiSwapと接続
  4. $ETHをUniwap/SushiSwapで$GCAKEにスワップ

※11/26現在、Uniswapで$GCAKEを購入できません。SushiSwapでは購入できます。

なお、Ethereum上の$GCAKEのチャートについてはこちらから確認することができます。

Token Ticker: GCAKE
Contract Address: 0x5f944b0c4315cb7c3a846b025ab4045da44abf6c
Chain: Ethereum Network

Pancakeswapで$GCAKE・$GSKY・$SHNを購入する場合(BSC)

  1. 日本の仮想通貨取引所(bitFlyerやコインチェックなど)で$ETHや$XRPを購入
  2. BINANCEなどの海外の仮想通貨取引所に仮想通貨を送金
  3. BINANCEで仮想通貨を$BNB(BSCの通貨)にコンバート
  4. BINANCEから、MetaMaskなどのウォレットに$BNBを送金
  5. MetaMaskをPancakeSwapと接続
  6. $BNBをPancakeSwapで$GCAKE・$GSKY・$SHNの中から好きなトークンにスワップ

なお、BSC上の$GCAKE・$GSKY・$SHNのチャートについては以下から確認することができます。

チャート:$GCAKE$GSKY$SHN

Token Ticker: GCAKE
Contract Address: 0x61D5822DD7b3Ed495108733e6550d4529480C8F6
Chain: BSC Network

Token Ticker: GSKY
Contract Address: 0x4A69720907de25683Dc649131d70e2a68765c216
Chain: BSC Network

Token Ticker: SHN
Contract Address: 0xd77fef555f2595f60c0B2289E770781A71053457
Chain: BSC Network

おわりに

以上でPancakeGamesについての紹介を終わりたいと思います。まだまだ明らかになっていない情報が多く、サービス自体も開始していないですが、今後PancakeGamesがどのように成長してくのか楽しみですね。もちろん失敗に終わる可能性もあると思いますが、GameFiはこれから波がくる分野だと思いますので、じっくり成長を見守りたいと思います。

【銀メダル獲得】SIGNATE医学論文の自動仕分けチャレンジの振り返り

はじめに 今回、SIGNATEの『医学論文の自動仕分けチャレンジ』に参加いたしました。こちらのコンペは、論文のタイトル・アブストラクトのテキストデータを用いて…

目次

はじめに

今回、SIGNATEの『医学論文の自動仕分けチャレンジ』に参加いたしました。こちらのコンペは、論文のタイトル・アブストラクトのテキストデータを用いて、システマティックレビューの対象となる文献か否か(2値)を判定するアルゴリズムを作成し、その精度を競うコンペでした。詳しいルールや評価方法などは、公式サイトをご確認ください。

コンペ終了に関する SIGNATEの公式Twitter 2021/10/05

こちらのコンペはリーダーボードスコアと最終スコアの乖離が大きく、順位のシャッフルが結構あるコンペでした。私自身は、リーダーボードスコアでは60位くらいでしたが、最終的に638人中40位で銀メダルを獲得することができました。大体上位6%程度ですかね。まずまずの結果を出せたのかと思います。

今回は、このコンペに参加する中で実践したこと、気づいたことを簡単に書き留めておこうと思います。

モデルの作成

今回はpytorchでニューラルネットワークモデルを構築しました。TensorFlow(keras)でも問題ないかと思うのですが、利用できる事前学習済みのBERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)モデルの種類がpytorchの方が多いとの話でしたので、pytorchを利用しました。なお、コードの直感的な理解のしやすさで言うと、圧倒的にkerasがオススメです。レイヤーを積み重ねていく感じがとてもわかりやすいと思います。

なお、実際にモデルを作成するときは、こちらのフォーラムを大変参考にさせていただきました。その他、参考にさせていただいた記事を紹介しておきます。

Kaggle : CommonLit Readability Prizeコンペ
こちらはKaggleで開催された自然言語に関するコンペです。同じように文書の分類問題であり、pytorch・TensorFlowを利用してモデルを作成している方が多く、評価が高いものを中心にモデルを真似させていただきました。KaggleではSIGNATEと比べて多くの方がコードを公開してくれているのでとても参考になりますよね。

BERTのfine-tuningに関する記事
こちらの記事はBERTのfine-tuningに関する記事です。記事の後編が9月初め頃に公開されており、事前学習モデルの精度を向上させるための手法を掲載してくれています。こちらの手法を上から順に真似して利用させていただきました。

以上の記事を参考にしつつ、9月中はGoogle Colaboratoryでひたすらモデルを回し続けました。アーリーストップを何回に設定するかにもよりますが、場合によっては1モデルの学習に7時間以上かかることがあるため作業の合間にモデルを回す感じでした。Colab Proを利用していましたが、場合によってはColab Pro+に課金するのもありですね。

結果として、個別のモデルではリーダーボードのスコアで0.915台が限界でした。なお、最終結果を見るとアンダーサンプリングを実施したモデルなどで0.936台になっていました。ただ、リーダーボードスコアは0.90台でしたのでそのモデルを最終提出用に選ぶのは現実的ではありませんね。難しい。。

アンサンブル

パラメータや、モデルのレイヤーを変更したりして、ある程度モデルを作り終えた後に、アンサンブルを実施しました。実はアンサンブルの効果を甘く見ていたのですが、アンサンブルのおかげで安定して高精度の予測を出力することができました。考えてみるとモデルの数が増えれば増えるほどばらつきは小さくなるため、安定して真値に近い予測を出力できますね

ただ、1回モデルを学習させるにつきGoogleドライブが2GB程度圧迫される状況だったため、何も考えずに生成したモデルの大半を削除してしまっていました、、。とりあえず出力結果は全て保存しておくことが無難ですね。結果として20以上のモデルを生成していたのにも関わらず、最終的には5つのモデルのアンサンブルを提出して終了することとなりました。

また、アンサンブルを甘く見ていたため、アンサンブルに費やす時間を十分に確保していなかったことも失敗でした。今回は、5モデルの多数決で判定を行うこととしましたが、スタッキングなどの手法を試すための時間をとっておくべきでした。

反省点

今回のコンペでは、以下の点が甘かったなとつくづく感じています。

  • 探索的データ分析(EDA)・モデル学習・アンサンブルの時間配分・スケジュール管理
  • アンサンブルの過小評価

1つ目の時間配分・スケジュール管理について、初めてpytorchに触ったということもあり、そこまで時間配分を気にせずに取り組んでしまっていました。今振り返ると、時間配分はもちろんのこと、どのようなプロセスが必要かを念頭に置いて作業していれば、誤ってデータを削除するといったこともなかったなと悔やまれます。また、スケジュール管理はコンペに限った話ではなく、プロジェクトを進めるにあたってとても重要な要素ですので、以後気をつけていきたいと思います。

また、2つ目のアンサンブルを過小評価していた点は、自身の経験不足を痛感させられました。次のコンペから活かしていきたいですね。

おわりに

非常にざっくりですが、SIGNATEの論文チャレンジに関する振り返りをこれで終えようと思います。初めてpytorch・BERTを触ったため急ピッチで臨むこととなりましたが、予想以上の結果となり満足しております。ただ、コンペの進め方などを十分に煮詰められておらず、ベストなモデルを提出できなかったことが悔やまれます。。。

Kaggleにてテーブルデータのコンペがいくつか始まっていますので、今回の経験を活かしつつ上位入賞を目指していきたいと思います。

【Pythonコード紹介】【実体験】OpenSeaでNFTを販売して実感したこと

はじめに

こちらの記事は、以下の記事に関連するPythonのコードの紹介になります。もし、本編の記事を読んでいない場合には、まずそちらをご覧ください…

はじめに

こちらの記事は、以下の記事に関連するPythonのコードの紹介になります。もし、本編の記事を読んでいない場合には、まずそちらをご覧ください。また、本編は仮想通貨とは全く関係のない内容になっております。

実際のコード

では、ざっとコードを紹介します。 Scikit-imageというライブラリが優秀ですね。これによってinput_pathに保存されている写真をモザイクアートに変換することができます。

import glob

from skimage import color
from skimage import io
from skimage import segmentation

input_path = "加工前の写真のフォルダ"
output_path = "加工後の写真の保存フォルダ"

files = glob.glob(input_path +"*")   # 加工する写真のパスを取得

for file in files:
    file_name = file[-10:-5]  #写真の名前を取得
    
    # モザイク化
    img = io.imread(file)
    label = segmentation.slic(img, compactness=30)

    # 保存
    out = color.label2rgb(label, img, kind='avg')
    io.imsave(output_path + file_name + "_re.png", out)

こうして出来上がった作品が以下の通りになります。いや〜プログラミングって便利ですね。最近は加工アプリも出ているのでわざわざプログラムを書かなくても簡単に加工ができますしね。

おわりに

以上、簡単ですがPythonでのコードを紹介しました。需要があるかは分かりませんが、今後はたまにプログラミングについても更新していきたいです。

OpenSeaで販売することも、自分で体験できてよかったと思っています。本腰を入れてNFTを売り出していくつもりはないですが、せっかくなのでモザイクアートのアカウントは残すつもりですし、気が向いたら風景画を足していこうかなと思っています。もし、CryptoMosaicを入手してみたいという方がいらっしゃいましたら差し上げます(もちろん購入いただいても大丈夫です)のでTwitterでご連絡ください。

【実体験】OpenSeaでNFTを販売して実感したこと

はじめに 現在、NFTのブームがきていますね。 私もこの流れを受けて、試しに短期的にNFTの販売を実施しました…

目次

はじめに

現在、NFT(非代替性トークン)のブームがきていますね。インフルエンサーのイケハヤさんが中心となって、ムーブメントを起こしており、イケハヤさんがプロデュースするCryptoNinjaをEXILEの関口メンディーさんが購入したことを受けて、さらにNFTの人気が上昇しそうな予感です。

CryptoNinjaの購入を喜ぶ関口メンディーさんのTwitter 2021/09/30

私もこの流れを受けて、自分が気に入ったNFT作品を購入したりしているのですが、せっかくなので試しに短期的にNFTの販売を実施しました。なお、販売したと言いましたが売れていません笑。正確には売ろうとしてみただけになります。今回はそれを受けて感じたことをお伝えしようと思います。

なお、今回はOpenSeaにてNFTの販売を実施しました。OpenSeaとは、Ethereum(イーサリアム)・Polygon(ポリゴン)上のNFTを作成・販売・購入できるプラットフォームで、現在NFTマーケットのシェアで圧倒的なNo.1を誇ります。

OpenSeaでのNFTの販売

では、実際にOpenSeaでNFTを販売するために実施したことを紹介します。 

  1. コンセプト決定
  2. 各種アカウント作成・OpenSeaでコレクション作成
  3. NFTの作成(ミント)
  4. Twitter上で宣伝

1. コンセプト決定

当然ですがNFTを売る上では作品がないと売れません。また、私自身は美術のスキルがないため、今回は写真をPythonで加工して作品を作ることにしました。コンセプトとしてはズバリ『モザイクアート』。以下のように写真をモザイク状に仕上げる事で作品を作成しました。

なお、こちらは既存のライブラリを利用して作っているだけですが、ご参考までにそちらのコードについては以下の記事で紹介いたします。

また、現状風景画などのアート作品よりも、Twitterなどでアイコンにできる人物画の方が需要があるだろうとの判断から人物画を作成しています。個人的には風景画の方が好きなのですが。。なお、一応OpenSea上で「モザイク」などの単語を調べて、似た作品が出ていないことを確認しました。

また、他の作品との差別化を考えた時に、絵のレベルではもちろん太刀打ちできませんので、作品にその人物や舞台となった場所に関するショートストーリーを添えて、購入者にしか見えないように設定にすることとしました。なお、もちろんプライバシーの観点から架空の設定を織り交ぜています。

以上、マーケット分析もそこそこにOpenSeaに飛び込みました。

2. 各種アカウント作成・OpenSeaでコレクションを作成

次にOpenSea・Twitterのアカウントを作成しました。アカウント名・TwitterIDなどは後で修正もできますので、ひとまず公式に従って作成すれば問題ないかと思います。なお、Instagramについて作成することも考えましたが、InstagramはTwitterと異なりリツイート機能がない(=短期的に作品の認知度を向上させるのが難しい)と判断し今回はパスしました。

また、OpenSeaのコレクションを作成しました。コレクションとは言うなればNFT作品のブランド名になります。有名なイケハヤさんを例に使わせていただくと、アカウント名は「ikehaya_JP」、コレクション名は「CryptoNinja NFT」となります。

なおコレクションを作るときは、「Create」ではなくアカウントの画像にカーソルを合わせると下に表示される「My Collections」を選択し、そこから「Create a collection」を選択しましょう。(下の画像の赤で囲んだ場所です)

また、コレクションを作成するときに、以下のようにロイヤリティ(二次流通時のクリエイター報酬)・ブロックチェーンの選択(Ethereum・Polygon)といった選択があります。今回は、ロイヤリティ7.5%、ブロックチェーンはPolygonに設定しました。

また、OpenSeaとTwitterのアカウントをそれっぽい感じに仕上げました。アカウントを作成するときは、OpenSea上で人気のあるコレクションの説明やTwitterを参考にしました。また、今回は海外にも発信できるようにOpenSeaは英語、Twitterの一言は英語、ツイートは英語と日本語の併用としました。OpenSeaのコレクションはこちらです。

OpenSeaのコレクション

3. NFTの作成(ミント)

次にOpenSeaでNFTをミントしました。ちなみに、この作業も無料で実施する事ができます。(Ethereumを選択した時は確認しておりません)

なお、一度ミントした作品はブロックチェーン上に記録されるため、プロパティを修正することはできません。注意して作成するようにしましょう。ちなみに今回は、「Unlockable Content」を選択し、購入者だけが確認する事ができる情報を追加しました

そうして作成したNFTが以下になります。ご参考までですが、こちらから詳しいプロパティとかを確認することができます。

4. TWitter上での宣伝

最後にTwitterで宣伝をしました。まず、インフルエンサーなどNFT関係のアカウント、NFTのエアドロップ(無料配布)をしているNFTアーティストの方のツイートをリツイートしているアカウントをフォローしました。そしてNFTのエアドロップを実施することをツイートで謳いながら、フォロワーを増加させました。もちろん、こちらも他のNFTアーティストさんや海外のエアドロップ関係のツイートを参考にしながら実行しました。

そして、エアドロップの実施しますというツイートをしたあたりで、この実験を終了しました。せっかく30人程度の方にフォローしていただいたのに申し訳ないです。。

販売して感じたこと

結論から言うと、OpenSeaでNFTを売り出すことは簡単です。ただ、売り出した商品が売れるかどうかはやはり別問題だなと感じました

恐らく、エアードロップをTwitterで呼びかければフォロワーをある程度増やすことは可能だろうと感じました。しかし、無料なら欲しいけどお金を払いたいとは思わないという域を出ないだろうなと思いました

また、投資目的で購入する者が多い中で、いかに自分の作品の希少性を強調したり、コミュニティの形成により市場価値を高めるかが鍵になると考えますが、そうしたプロデュースを片手間で実施するのは(現在の私には)不可能だと感じました

こうして振り返ると、イケハヤさんが9月29日にVoicyで発信していた内容がおっしゃる通りだなぁと実感いたしました。さすが日本を牽引するNFTプロデューサーです、、!

おわりに

売れるかどうかはともかく、自分の作品を気軽に売れるというのは楽しいですね!こうして自分で体験できてよかったと思っています。本腰を入れてNFTを売り出していくつもりはないですが、せっかくなのでモザイクアートのアカウントは残すつもりですし、気が向いたら風景画を足していこうかなと思っています。もし、CryptoMosaicを入手してみたいという方がいらっしゃいましたら差し上げます(もちろん購入いただいても大丈夫です)のでTwitterでご連絡ください。

【計算式紹介】【考察】トークンをステークする判断基準について(インパーマネントロスの観点から考察)

はじめに こちらの記事は、以下の記事に関連する計算式の紹介になります。もし、本編の記事を読んでいない場合には、まずそちらをご覧ください。 回収日数の計算式 LPトークンを2Sステークし、LPトークンの…

はじめに

こちらの記事は、以下の記事に関連する計算式の紹介になります。もし、本編の記事を読んでいない場合には、まずそちらをご覧ください。

回収日数の計算式

LPトークンを2Sステークし、LPトークンのペアのうち、片方の価値がa倍(a < 1)になった場合の、M日後の損益を考えます。なおLPトークンのペアのうち、片方はステーブルコインであり価格変動がないとします。

2S : 元本
k : LPトークンのステークによる1日当たりの利益率

まず、M日後の元本の増減は、以下のようになります。※こちらのサイトを参考にしています。

また、M日後のLPトークンをステークすることで得られる利益は、以下のようになります。

なお、LPトークンをステークして得られる利益は、「ステークしているLPトークンの時価 × 利益率」であり、M日後までの価格の推移によって変化するため、ここではステークと同時に価格がa倍になり、その後ずっと価格変動がないと仮定しています。(価格がa倍以上減少しないと仮定した時に得られる最小の利益を計算しています)

よって、M日後の資産の増減は、以下のようになります。

増減が0となるのは、以下の場合になります。

以上が、回収日数の求め方になります。

なお、トークン単体をステークする場合の考え方についても、上記のLPトークンの場合とほぼ同じになりますので割愛いたします。

この考察の欠点(本編記事の再掲)

注意していただきたいのが、こちらで紹介した考察は理論上の話であり、実際に運用する上では必ずしも成立するとは限りません。また、逆にこれより短い期間で元本が回収できる場合も少なからず起こります

別ページに求め方を掲載していますので、そちらを見てもらうと分かるかと思いますが、以下のような欠点があります。

  • 1日当たりの利益率を一定として計算している
  • トークンの価格がステークと同時に下落したと想定している(利益が少ない想定で試算している)

2つ目の内容について、利益が少ないケースを想定した方がよいと考えたため、そのようにしています。そのため、価格がなだらかに下落した場合には、この式で求まる日数よりも短い日数で元本を回収できます。逆に、価格が一時的に想定よりも下落し、そこから想定していた減少率まで価格が上昇した場合、この式で求まる日数よりも元本の回収に日数がかかる可能性があります

おわりに

この記事は、運用利益を高めることを考えたときの参考になればという考えから考察したものになります。そもそも論として、そのような価格変動が大きいと考えられるものに投資しないというのが正しいのかもしれません。ただ、外的要因(現在の中国恒大の債務不履行問題や各国の仮想通貨規制の動向など)により価格が変動することはありますし、言ってしまえば仮想通貨全般が価格変動が大きい分野ですので、目安として試算することは大事だと思います。

もし計算式が間違っていたり、よりよい考え方をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ともコメントやTwitterなどでご意見を伺わせていただければと思います。

【考察】トークンをステークする判断基準について(インパーマネントロスの観点から考察)

はじめに みなさん、PancakeSwap(パンケーキスワップ)など分散型取引所で、トークンをファーム・プールにステークする時に、インパーマネントロス(変動損失)を考慮することがあるかと思います。 かく言う私も、「このLPトークンのペアだとAPRが高い!でも新興プロジェクトのトークンだから値下がりで損するかもしれないからどうしよう。」と考えることがあります。 そこで…

更新:2022/02/11

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさん、PancakeSwap(パンケーキスワップ)など分散型取引所で、トークンをファーム・プールにステークする時に、インパーマネントロス(変動損失)を考慮することがあるかと思います。

かく言う私も、「このLPトークンのペアだとAPRが高い!でも新興プロジェクトのトークンだから値下がりで損するかもしれないからどうしよう。」と考えることがあります。

そこで、「もしトークンの価値が◆%減少したとしても、APRが⚫︎%だから、▲日でインパーマネントロスと相殺できる」といった計算の仕方について考えましたので、備忘録的にこちらでご紹介いたします。

インパーマネントロスの詳しい計算方法はこちらのサイトを参考にさせていただきました。なお、途中式が一部間違っていましたのでご注意ください(最終的な結果は合っています)。また、インパーマネントロスについてはたくさん解説記事が出ており、自動計算サイトなどもありますので、それらを活用すると良いと思います。

考察結果

結論から伝えますと、価格がa倍に減少したとしても、以下の式で求められる日数で、収支がトントンになると考えました

LPトークンをファームする場合

LPトークンのペアのうち片方はステーブルコインであり、価格変動がない想定です。

a : トークンの価格変化率 (例:半減ならa = 0.5、5%減ならa = 0.95)
k : LPトークンのファームによる1日当たりの利益率

トークン単体をプールする場合

LPトークンの式と似ていますが、LPトークンよりも価格変動による影響を受けやすくなっています

a : トークンの価格変化率 (例:半減ならa = 0.5)
k : トークンのプールによる1日当たりの利益率

これらの式の求め方につきましては、以下のページに掲載しましたのでそちらをご参照ください。

これらの式に基づいて、ためにし以下の2条件で計算してみたところ、BeefyでLPトークンをステークする場合は21日PearZap(Polygon)でトークン単体をステークする場合は125日で元本を回収できるとの結果になりました(2021年9月25日時点)。

LPトークンをステークする場合に比べて、トークン単体をステークする場合の方が元本の回収にかかる日数が6倍ほどになっていますね。もちろん、そもそものAPY(あるいはAPR)に差があることも一つの要因ですが、トークン単体でステークする方が、価格変動に大きく影響されるので、実際に運用する時には注意が必要です。

プロジェクト名BeefyPearZap(Polygon)
トークンPEAR-USDC LPPEAR(Auto)
APY/3652%0.8%
PEARの価格変動50%50%
元本の回収日数21日125日

※なお、こちらで紹介しているPearZapは2021年末でサービスを終了しております。

この考察の欠点

注意していただきたいのが、こちらで紹介した考察は理論上の話であり、実際に運用する上では必ずしも成立するとは限りません。また、逆にこれより短い期間で元本が回収できる場合も少なからず起こります

別ページに求め方を掲載していますので、そちらを見てもらうと分かるかと思いますが、以下のような欠点があります。

  • 1日当たりの利益率を一定として計算している
  • トークンの価格がステークと同時に下落したと想定している(利益が少ない想定で試算している)

2つ目の内容について、利益が少ないケースを想定した方がよいと考えたため、そのようにしています。そのため、価格がなだらかに下落した場合には、この式で求まる日数よりも短い日数で元本を回収できます。逆に、価格が一時的に想定よりも下落し、そこから想定していた減少率まで価格が上昇した場合、この式で求まる日数よりも元本の回収に日数がかかる可能性があります

おわりに

この記事は、運用利益を高めることを考えたときの参考になればという考えから考察したものになります。そもそも論として、そのような価格変動が大きいと考えられるものに投資しないというのが正しいのかもしれません。ただ、外的要因(現在の中国恒大の債務不履行問題や各国の仮想通貨規制の動向など)により価格が変動することはありますし、言ってしまえば仮想通貨全般が価格変動が大きい分野ですので、目安として試算することは大事だと思います。

もし計算式が間違っていたり、よりよい考え方をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ともコメントやTwitterなどでご意見を伺わせていただければと思います。

【番外編】むしろ損するPancakeSwapのHarvestの頻度について

PancakeSwapとは みなさん、PancakeSwapをご存知でしょうか。こちらは、バイナンススマートチェーン(BSC)上で動いているDEXの1つになります。 PancakeSwapに限らず、DEXではファームにステーク(仮想通貨の流動性を提供)することによって、その見返りとしてトークンをもらうことができます。もらえるトークンを…

更新:2022/02/11

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさん、PancakeSwapをご存知でしょうか。こちらは、バイナンススマートチェーン(BSC)上で動いているDEXの1つになります。

PancakeSwapに限らず、DEXではファームにステーク(仮想通貨の流動性を提供)することによって、その見返りとしてトークンをもらうことができます。もらえるトークンを専用のプール(トークン単体をDEXに預ける)することによって、複利を得ることが可能であるため、ある程度トークンが貯まったら、Harvest(ハーベスト・収穫)を選択してトークンを受け取り、そのトークンをプールに(あるいは再度LPトークンとしてファームに)ステークしているかと思います。

先日、Harvestの最も効率のよい頻度について考察しました。そちらの記事は以下になりますので興味のある方はそちらをご覧ください。

上記の最適頻度を考察する中で、これよりも早い頻度で収穫を繰り返すと損をするという収穫頻度の限界を参考までに算出していました。今回はその「損をしない収穫頻度の上限」についてご紹介します。

損をしないHarvestの頻度の上限

結論から伝えますと、以下の式で求められる頻度より短期間でHarvestを繰り返すと損をすると考えました。

頻度の上限 = √2d/Ak

d : 1回当たりのガス代(取引手数料)
A : ファームによる1日当たりの利益
k : プールによる1日当たりの利益率

ちなみに以下の頻度が前の記事で紹介した最適頻度になります。比較してみると、「損をしない収穫頻度の上限の約1.4倍=最適頻度」となっていますね。

最適頻度 = 2×√d/Ak

この式の求め方につきましては、以下の通りになります。

Harvest頻度の上限の求め方

x日ごとに収穫するとし、収穫・プールにかかる手数料と、その期間プールすることで得られる利益の大小を比較します。

A : ファームによる1日当たりの利益
k : プールによる1日当たりの利益率
d : 1回当たりのガス代(取引手数料)

収穫しないで放置している状態より損をしないためには、

プールによって得られる利益 > 支出(ガス代)

となればよいです。利益・支出はそれぞれ、以下の通りとなります。

以上から、以下の通り求めることができます。

考察

こちらの式に基づいて、ためにし以下の2条件で計算してみたところ、PancakeSwapの頻度の上限は約44日PearZapの上限は約3時間となりました(2021年9月14日時点)。この値を1.4倍すると、以前紹介した最適頻度になります。

※なおこちらで紹介しておりますPearZapは2021年末でサービスを終了しています

PancakeSwap
ファーム:CAKE-BNB
プール:CAKE earn for CAKE (manual)
ファームのステーク額:500ドル

PearZap (Polygon)
ファーム:PEAR-USDC
プール:PEAR
ファームのステーク額:500ドル

基本的には、先日の記事で紹介した最適頻度を目安に収穫を行えばよいと思います。もしもそれより早い頻度で収穫したいと考えているのであれば、この記事で紹介した頻度以上で収穫を行わないように注意するとよいと思います。

また、以前もお伝えしましたが、この記事で紹介している頻度は、理論上のものであり、実際のDEXの条件を完全に再現して求めていません。以下の点が、この計算式に欠けている点になります。

  • 1日当たりの利益(率)を一定として計算している
  • 1回当たりのガス代を一定として計算している
  • トークンの価格変動による影響を考慮していない

なお、この記事ではこれ以上の頻度で収穫をしたら損をすると紹介しましたが、厳密に言うと、この頻度でも長期間運用を続ければ収支はプラスになります。それは、プールによって得られる利益は、プールした日からその次にプールする日までではなく、運用している間増え続けるからです。言うのであれば、銀行預金もずっと続けていれば、いつかは何億円にでもなる可能性があるということと同じような理論です

ですので、利益の最大化・効率化を図るのであれば、今回紹介した頻度以上で収穫を行わない方がよいかと思います。(もちろん最終的な判断は投資家各自となります)

以上、2回に分けましてHarvestの最適化について考察してきました。私自身、「どれくらいの頻度で収穫したらよいのだろう?」「有名なこの人は⚫︎日で収穫って言っているけど、別の人は◆日って言っていてどっちがよいのだろう?」と疑問に思っていましたので、そこそこ時間をかけて考えてみました。

私自身、金融数学の専門という訳では全くありませんので、計算式が間違っていたり、よりよい考え方があるかもしれません。そうした知見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ともコメントやTwitterなどでご意見を伺わせていただければと思います

【計算式紹介】【考察】PancakeSwapのHarvestの頻度について

はじめに こちらの記事は、以下の記事に関連する計算式の紹介になります。もし、本編の記事を読んでいない場合には、まずそちらをご覧ください。 最適頻度の計算式 ある日からステークを開始してx日ごとに収穫するとし、M日後の利益を考えます…

はじめに

こちらの記事は、以下の記事に関連する計算式の紹介になります。もし、本編の記事を読んでいない場合には、まずそちらをご覧ください。

最適頻度の計算式

ある日からステークを開始してx日ごとに収穫するとし、M日後の利益を考えます。
なお便宜上、Mはxで割り切れるとして計算します。

A : ファームによる1日当たりの利益
k : プールによる1日当たりの利益率
d : 1回当たりのガス代(取引手数料)

補足:収穫・ステークの2ステップが必要なため、ガス代に2が掛けてあります

{ }の中を考えると、

ここで、相加相乗平均の関係より、

であるため、

となります。このうち、等号が成立するのは、

の時となります。以上が、最適頻度の求め方になります。

最適頻度の欠点(本編記事の再掲)

注意していただきたいのが、こちらで紹介した最適頻度は理論上の話であり、実際に運用する上では必ずしも最適とは限りません

別ページに求め方を掲載していますので、そちらを見てもらうと分かるかと思いますが、ざっと思いつくだけで以下のような欠点があります。

  • プールにステークしたトークンを収穫して再度ステークすることを考慮していない
  • 1日当たりの利益(率)を一定として計算している
  • 1回当たりのガス代を一定として計算している
  • トークンの価格変動による影響を考慮していない

1つ目の再ステークに関しては、頑張れば式に入れて計算を行うことができると思いますが、2つ目以降の内容は、予想ができないため、どうしても理論の域を出ることはないと思います。

この記事は、運用利益を高めることを考えたときの参考になればという考えから考察したものになります。私自身、金融数学の専門という訳では全くありませんので、計算式が間違っていたり、よりよい考え方があるかもしれません。そうした知見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ともコメントやTwitterなどでご意見を伺わせていただければと思います。

【考察】PancakeSwapのHarvest(収穫)の頻度について

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは みなさん、PancakeSwapをご存知でしょうか。こちらは、バイナンススマートチェーン(BSC)上で動いているDEXの1つになります。 PancakeSwapに限らず、DEXではファームにステーク(仮想通貨の流動性を提供)することによって…

更新:2022/02/11

はじめに

こんにちは、薬学生です。

みなさん、PancakeSwapをご存知でしょうか。こちらは、バイナンススマートチェーン(BSC)上で動いているDEXの1つになります。

PancakeSwapに限らず、DEXではファームにステーク(仮想通貨の流動性を提供)することによって、その見返りとしてトークンをもらうことができます。もらえるトークンを専用のプール(トークン単体をDEXに預ける)することによって、複利を得ることが可能であるため、ある程度トークンが貯まったら、Harvest(ハーベスト・収穫)を選択してトークンを受け取り、そのトークンをプールに(あるいは再度LPトークンとしてファームに)ステークしているかと思います。

今回は、このHarvestに関して最も効率のよい頻度を考察しました

もちろん、この話はPancakeSwapに限らず、他のDEXでも同様です。ここでは、知名度の高いPancakeSwapのケースの例を交えて解説したいと思います。

Harvestの最適頻度

結論から伝えますと、以下の式で求められる頻度でHarvestを行うのがよいと考えました。

最適頻度 = 2×√d/Ak

d : 1回当たりのガス代(取引手数料)
A : ファームによる1日当たりの利益
k : プールによる1日当たりの利益率

この式の求め方につきましては、以下のページに掲載しましたのでそちらをご参照ください。

こちらの式に基づいて、ためにし以下の条件で計算してみたところ、PancakeSwapの最適頻度は約62日となりました(2021年9月14日時点)。このように、どのDEXでどの銘柄の組合せを選択するかによって、最適頻度は大きく変わってきますので、実際に運用する時には注意が必要です。

PancakeSwap
ファーム:CAKE-BNB
プール:CAKE earn for CAKE (manual)
ファームのステーク額:500ドル

最適頻度の欠点

注意していただきたいのが、こちらで紹介した最適頻度は理論上の話であり、実際に運用する上では必ずしも最適とは限りません

別ページに求め方を掲載していますので、そちらを見てもらうと分かるかと思いますが、ざっと思いつくだけで以下のような欠点があります。

  • プールにステークしたトークンを収穫して再度ステークすることを考慮していない
  • 1日当たりの利益(率)を一定として計算している
  • 1回当たりのガス代を一定として計算している
  • トークンの価格変動による影響を考慮していない

1つ目の再ステークに関しては、頑張れば式に入れて計算を行うことができると思いますが、2つ目以降の内容は、予想ができないため、どうしても理論の域を出ることはないと思います。

この記事は、運用利益を高めることを考えたときの参考になればという考えから考察したものになります。私自身、金融数学の専門という訳では全くありませんので、計算式が間違っていたり、よりよい考え方があるかもしれません。そうした知見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ともコメントやTwitterなどでご意見を伺わせていただければと思います。

この記事の次のステップ

こちらの記事を踏まえて、ヒヨコロさんより深掘りした記事を書いていただきました!

ヒヨコロさんの記事では、実際に最適なコンパウンドの頻度を求めるための計算シートを公開したりしており、こちらの記事に興味を持たれた方は必読の内容となっておりますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

NFTの市場の将来性について思うこと

NFTとは、非代替性トークン(Non-Fungible Token)のことであり、ブロックチェーンのシステム上にあるデータのことを指します。これは、ビットコインなどと同じで、複製することができません。そのため、存在が唯一無二であることが担保されます…

NFTとは

NFTとは、非代替性トークン(Non-Fungible Token)のことであり、ブロックチェーンのシステム上にあるデータのことを指します。
これは、ビットコインなどと同じで、複製することができません。
そのため、存在が唯一無二であることが担保されます。

データであれば、画像・動画・ゲームのキャラクター・音楽といったすべてのものがNFTになりえます。

また、このNFTは、作ろうと思えば誰でも作ることができます。
実際に作成してみたい方は、ネットで検索すると作り方が見つかるかと思います。
私自身は、BINANCEのNFTのページでNFTが作れるとのポップを見かけました。
その他、個人的にnafterというNFTの販売・購入ができるサイトが近日中に公開されるらしく、そのロゴやページの雰囲気から、今後人気を集める可能性があるのではないかと期待しています。

なぜNFTの価値が上がっているのか

ではなぜこのNFTの価値が上がっているのでしょうか。

その理由の1つとして、投資目的で購入されることが多いと考えます。
みなさんニュースで見かけたかも知れませんが、Twitter社CEOのJack Dorsey氏の最初のツイートに2.9百万ドル(日本円で3億円)超の値段がついたことがありました。

https://www.cnbc.com/2021/03/22/jack-dorsey-sells-his-first-tweet-ever-as-an-nft-for-over-2point9-million.html

このように、NFTに非常に高値がつくことがあるため、投資目的で購入する方が一定数いると考えます。

NFTはこれからも価値が上がっていくのか

NFTの価値は上がっていくのでしょうか。
気になって調べたところ、NFTの市場規模は今年2月以降盛り上がりを見せはじめ、8月に一気に急上昇していることがわかります。

NFTの市場規模の推移(2021年8月28日現在)https://nonfungible.com/market/history

しかし、市場規模は8月6日に最高値をつけて以降、減少トレンドに移行しています。もちろん、NFTの市場はできたばかりであるため、この後も減少するとは限りませんし、私自身もまだ一定の規模で市場は継続するのではないかと考えています。

今後NFTが拡大するかを考える時に、私は以下の2点が鍵を握ってくるかと思います。

  • ユーザー数を増やせるか
  • NFTに価値を見出すか

1つ目の「ユーザー数を増やせるか」についてですが、現在NFTの売買を行っているアクティブユーザー数は3万人程度です。

NFTのアクティブユーザー数(2021年8月28日現在)https://nonfungible.com/market/history

このユーザー数の少なさの理由としては、仮想通貨の参入障壁が大きいという点が挙げられます。
例えば日本で始めようとした場合、bitFlyerコインチェックなどで仮想通貨を購入し、その仮想通貨をBINANCEなどに送金して、NFTを購入する必要があります。
もちろんNFTの買い方を説明するサイトなども登場していますが、仮想通貨=危ないといった感覚を持っている方もいるのが現状かと思います。
今後、仮想通貨が一般的に広がれば、そうした障壁はなくなっていくかと思いますが、日本でそこまで仮想通貨が普及するのには、まだまだ時間がかかると考えます。

2つ目の「NFTに価値を見出すか」について、私自身が疑問に感じていることになります。
「NFTを所有していなくても、パソコン・スマホ上でNFTの画像や音楽を見たり聴いたりすればよいのでは?」「わざわざお金を出して買う価値があるものなのか?」と感じてしまっています。
もちろん投資という観点から言えば、NFT市場が盛り上がりを見せ、価格が上昇する間は購入することで金銭的メリットがあるため、買う価値があると考えます。
ただ、純粋にNFTが欲しいと思うユーザーが一定数いないと、市場が拡大することはないと思います。

こうした中、Louis Vuittonが創業者の生誕200年記念として公表したLOUIS THE GAMEにおいて、NFTアートが登場するとのことで注目を集めました。こうした既存の人気ブランド・著名人×NFTという組み合わせは、収集欲を刺激して、盛り上がりを見せる可能性が高いと思います。
なお、以下にLOUIS THE GAMEのHPで掲載されていた写真を載せていますが、ブランドのイメージを体現した、洗練されたグラフィックに目を奪われます。
(恥ずかしながらまだプレイしていなかったので、この記事を書きながらダウンロードしましたので後ほどプレイしてみます)

まだまだ始まったばかりのNFT、その価値を私自身正確に理解できていないのだと思います。
今後、NFTや仮想通貨が社会にどれだけ浸透するかを見極めていきたいと思います。

少しGameFi(ブロックチェーンのシステム上で動くゲーム。ゲーム内のコインなどがトークンであり、ゲームをプレイしてお金を稼げる。代表例はAxie Infinity)の話になってしまいましたが、こちらの将来性についても自分なりに考えるところがあるため、今度そちらも記事にしたいと思います。

まとめ

以上、まとめると以下の通りです。

  • NFTとはブロックチェーン上にあるデータのことで、唯一無二の存在
  • NFTは今年盛り上がりを見せているものの、一部のユーザーにしか普及していない
  • 今後もNFT市場が拡大するかは、『仮想通貨の普及具合』・『NFTを所有したいという価値観の醸成』が大きく関わっている
WordPress.com で次のようなサイトをデザイン
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